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導入事例 国家公務員共済組合連合会 浜の町病院様

国家公務員共済組合連合会 浜の町病院外観写真

スマートデバイスを用いた患者認証と入力機能で医療安全と業務効率を向上


国家公務員共済組合連合会浜の町病院は、2013年10月に新病院へと新築移転し、同時に電子カルテシスムHOPE EGMAIN-GXを稼働させました。さらに、2014年1月にスマートデバイスソリューションHOPE PocketChart 看護オプションが稼働し、病棟を中心に患者認証や実施記録に活用することで、医療安全の向上と看護業務の効率化が図られています。

看護支援のためのスマートデバイスソリューションを導入

  浜の町病院は、1951年に開設された聖福病院付属浜の町診療所が、翌年に浜の町病院として独立。以来、“病 める人の身になって心のこもった最良の医療を目指します”を理念とし、地域の急性期医療を担う468床の中核病院として、役割を果たしてきました。同院看護部では“心によりそう看護”を主題に、患者さん中心の全人的看護、看護の質の向上、そして安全で安心できる環境づくりへの努力が、理念として掲げられています。

  同院は、旧病院の老朽化により新築移転を計画し、2013年10月に新病院での診療を開始しました。同時にHOPE EGMAIN-GXを導入して、従来の紙カルテから電子カルテへと移行し、検査画像のフィルムレス化も実現しています。

  さらに、看護部では、理念にもある安全・安心の環境づくりと、看護業務の効率化の2点を主な目的として、HOPE PocketChart 看護オプションを導入し、2014年1月から運用を開始しました。

確実な3点認証により医療安全を担保

  旧病院ではオーダリングシステムが稼働していましたが、カルテは紙で運用されていました。看護業務において3点認証は、患者さんに名乗ってもらったり、ベッドのネームプレートチェックなどによる患者確認、また、輸液などは目視や指さし確認でチェックを行い、実施者は手書きでサインをするといった方法で行われていました。

平野 礼子 看護部長

平野 礼子
看護部長

  一方新病院では、HOPE PocketChart 看護オプションを導入することにより、一連の確認作業をより確実に実施できるようにしました。平野礼子看護部長は、「注射や点滴のオーダ一覧が確認でき、実施では対象患者さんの確認、患者さんと薬剤の一致確認が、端末のカメラ機能を使って患者さんのリストバンドや薬剤のバーコードの読み取りで実施できるようになり、医療安全に寄与する効果が期待できます」と話します。

  仮に薬剤と患者さんの間に不一致があれば、端末に「×」印が表示され、実施者にエラーを知らせます。同院 では、この認証システムと、従来からの人による認証のダブルチェックを行うことで、薬剤投与などの安全性が向上できるものと期待されています。

注射実施などの機能で看護業務を円滑に実施

  HOPE PocketChart 看護オプションを導入するに至った背景には、新病院となって病棟体制が変更されたことに加え、電子カルテ化による看護業務の流れの変化がありました。

東野 康弘 情報企画課長

東野 康弘
情報企画課長

  新病院では病棟の再編が行われ、病棟当たりの病床数が増加し、混合病棟もあることから、病棟への医師の出入りが増えました。加えて、電子カルテ化により、看護業務でも電子カルテ端末を使用するようになり、必然的に看護部で希望するパソコン台数は旧病院より多くなりました。しかし、看護部が求めるだけの台数を病棟に配置することは難しく、そこで提案されたのがHOPE PocketChart 看護オプションでした。東野康弘情報企画課長は、「いくつかの検討課題がありましたが、事務部門としては、採用した最大の理由は端末が低コストであることでした」と述べます。

  移転後は注射や点滴の際には、電子カルテ端末をカートに載せてベッドサイドへ行き、実施記録入力を行う業務の流れとなりましたが、端末の台数に限りがあるため、使用できない場合は、従来通り視認や指さしによる認証での点滴の切り替えや、事後入力となる場面もありました。

  平野看護部長は、「例えば医師がノートパソコンを使っているときでも、HOPE PocketChart 看護オプションの小さな端末を持っていきさえすれば、ノートパソコンが空くまで待つ必要もなく、すぐに注射を実施することができます。開始後1か月の使用状況を見ると、注射実施の割合が約70%を占めており、利便性が高いのだと思います」と述べます。

  HOPE PocketChart 看護オプションには、「オーダ一覧」や「注射実施」「輸血実施」「経過表入力」などの機能があります。患者一覧から対象者を選択し、リストバンドのバーコードを読み取ることで、認証や実施記録を行え、登録されたデータは、自動的に電子カルテに反映されます。時間ごとの測定が必要なバイタルについても、経過表入力の機能を使えば遅滞なく測定・入力が行えるなど、携帯性の高いスマートデバイスは、看護業務において十分に利便性が発揮されています。

携帯性の高い端末が夜間の看護業務に威力を発揮

  主眼であった安全性の向上と業務の効率化のほかに大きなメリットとして挙げられたのが、夜間使用の利便性です。

  看護部では、当初から小さい端末が夜間のベッドサイドで有用ではないかとの期待がありました。HOPE PocketChart 看護オプションは、iOS(6.0.1 以上)およびAndroid(4.0 以上)をサポートしていますが、院内利用に限った導入であったため、通信機能がWi-Fi のみで、画面サイズが4インチのiOS端末iPod touchが選択されました。平野看護部長は、「画面の大きなタブレット端末の方が入力はしやすいですが、それではノートパソコンとあまり変わりません。夜間にノートパソコンを乗せたカートや、大きなタブレット端末を持って病室に入れば、眠っている患者さんを起こしてしまいます。システム による3点認証で医療安全を向上させることと、患者さんにできるだけ静かな環境を提供することを可能にする端末として、最終的に選んだのがこの小さい端末でした」と、理由を説明します。

  端末は、外来の中央処置室と化学療法室への配置と、夜勤の看護師が携帯することを想定し、41台が導入されました。病棟では昼夜問わず使用されており、現場からは小型ならではの機動力の高さが評価されています。

手のひらサイズの HOPE PocketChart使用場面     手のひらサイズの HOPE PocketChart使用場面
手のひらサイズの端末はポケットにも収納でき、夜間の病棟で使用しても患者さんの睡眠を妨げにくい。

運用方法を工夫しさらなる活用を図る

  スマートデバイスは、持ち運びが容易な反面、紛失や置き忘れなどのリスクが伴います。同院では、そのリスクに備えて、5分間操作がなければ端末の画面ロック機能が働き、さらに5分経過すればIDとパスワードの再入力が要求される設定としま した。さらに、2交代制のシフトチェンジ時に端末の所在確認が義務付けられており、所在不明の端末があれば所定のアルゴリズムによって紛失の確認を行い、紛失が確定すればその端末からのアクセスを拒否する運用が決められているなど、セキュリ ティ対策が整えられました。

  今後の活用についてスタッフからは、ミキシング時の確認機能や、カメラ機能を活用しての褥瘡(じょくそう)や発疹の写真記録機能の追加など、実際に使っていることで見えてくる要望が出てきています。東野課長は、「現場から出始めている具体的な要望は富士通へフィードバックしていて、開発に生かしてもらっているようです。今後の機能追加や院内での使用 状況を見て、将来的には拡張なども検討していきたいと思います」と述べます。

  同院では、実際に使用するスタッフが、“どうすればより医療の安全性が高まり、業務負担を軽減できるか”という視点を持って、HOPE PocketChart 看護オプションの活用に取り組んでいます。その取り組みがシステムにも反映され、多くの看護現場で利用が広がることが期待されます。

施設概要

国家公務員共済組合連合会 浜の町病院

  • 所在地: 〒810-8539  福岡県福岡市中央区 長浜 3-3-1
  • Tel: 092-721-0831
  • Fax: 092-714-3262
  • URL: http://www.hamanomachi.jp 新規ウィンドウが開きます

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