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導入事例 社会医療法人 製鉄記念広畑病院様

社会医療法人 製鉄記念広畑病院外観写真

これまでの実績を評価してベンダーを変えずにオーダリングから電子カルテへバージョンアップ


看護支援システム、eXChart(エクスチャート)、救急初療記録システムなどで診療の効率化と質の向上を実現

兵庫県姫路市の南西部にある製鉄記念広畑病院は、2011年に社会医療法人の認定を受け、2013年に地域の救急医療を担う救急救命センターを含む新病棟をオープンしました。同院では、これにあわせて富士通のHOPE EGMAIN-FXのオーダリングシステムから、HOPE EGMAIN-GXによる電子カルテシステムへのシステム更新を行いました。同じベンダーによるデータ移行の容易さだけでなく、運用実績やシステ ム開発、サポートが総合的に評価されてのことです。HOPE EGMAIN-GXでは、テンプレート機能eXChartを有効活用して、入力の負荷も大幅に軽減されています。

地域での役割とIT化の経緯システム導入の経緯と採用のポイント | 導入メリットと更新へのアドバイス

 地域での役割とIT化の経緯


地域の基幹病院として新病棟開設、電子カルテ化などで診療機能を強化

救命救急センターの開設で24時間救急医療体制を確立

Q:貴院の概要を教えてください。

橘 史朗 病院長

橘 史朗 病院長

橘氏:中播磨医療圏の基幹総合病院の1つで、この地区において急性期医療を提供しています。1940年に日本製鐵株式会社広畑製鐵所の企業立の病院として開設され、戦後の1949年に一般診療を開始しました。1998年に医療法人社団新日鐵広畑病院として分社化され、社会医療法人として認定を受けた2011年に製鉄記念広畑病院と改称しました。2013年3月には新病棟・救命救急センターが竣工し、内視鏡センター、ICU・産婦人科病棟など高度で質の高い医療を提供する体制を整えました。また、同時に本館のリニューアルを行い、バリアフリーの徹底など療養環境の向上を図っています。

  救命救急センターは、24時間体制で三次救急まで対応するER型のセンターで、専用64列CT、10床のICU、20床のHCUなど、兵庫県南西部地域の救急医療の中核となる設備と体制を整えました。

オーダリング導入時に看護支援システムを先行構築

Q:電子化の経緯をお聞かせください。

平松氏:1998年からオーダリングシステム(他社製)を導入し、2004年に富士通のHOPE EGMAIN-FXのオーダリング適用にリプレースしました。当初から電子カルテシステムへのバージョンアップを想定しており、この時も電子カルテへの移行を前提とした機種選定を行い、HOPE EGMAIN-FXが採用されました。

平松 晋介 産婦人科部長

平松 晋介
産婦人科部長

山口 豊子 看護師長

山口 豊子
看護師長

山口氏:看護部では、HOPE EGMAIN-FXの導入時に一足早く看護支援システムを構築し、看護記録などの電子化を実現しました。当時、入院患者の増加と在院日数の短縮、クリティカルパスの導入などで看護師の作業量が急増し、日勤帯の看護師の残業時間が5時間を超えることもあるなど、作業の効率化が必要になっていました。そこで、帳票や看護記録の作成などを電子化して、看護師の負担軽減をめざして、先行して電子化に取り組んだ経緯があります。

新病棟建設を機会に電子カルテシステムを導入

Q:電子カルテ化の検討はいつ頃からですか。

伏野 誠一郎 情報システム企画室室長

伏野 誠一郎
情報システム企画室室長

伏野氏:HOPE EGMAIN-FXの導入当初から、電子カルテへの移行は継続的に検討していましたが、診療の質の向上につながるのかを総合的に判断して導入は見送っていました。今回、システムが更新の時期を迎えていたことと、新病棟建設が具体化したことを受けて、2010年のころから電子カルテシステム導入に向けた本格的な検討をスタートしました。ひとつ問題になったのは、新システムの導入を新病棟竣工前か、同時か、それともオープン後かというタイミングです。情報システム企画室としては、新病棟と同時の導入はさまざまな作業量や現場の負担も考えると避けてほしいと考えていました。紙カルテのまま新病棟に移るのは無駄が多いということで、オープンの半年前に電子カルテを稼働させ、慣れてから引っ越す計画を立てました。

 システム導入の経緯と採用のポイント

運用の実績とマスタ移行の容易さなどを評価し HOPE EGMAIN-GX を採用

HOPE EGMAIN-FXでの実績を評価して更新

Q:HOPE EGMAIN-GX 採用の経緯をお聞かせください。

伏野氏:導入では、富士通を含めた3社による選定を行いました。ポイントは、システム更新の際の作業量をどう考えるかでした。データコンバートやマスタ変換、また、すでに構築されている看護支援システムの引き継ぎなどが必要で、ベンダーを変える場合には、それに値するだけのメリットがあるのかどうか。それを各ベンダーに投げかけたところ、結局富士通以外の2社は院内デモを待たずに、データ移行のリスクを超えるメリットを提案できないということで、自ら降りていきました。

平松氏:われわれとしても、HOPE EGMAIN-FX時代から富士通の製品やサポートに不満はありませんでした。もちろんシステムへの要望はたくさんあって提案はしましたが、主担当のSEをはじめ誠実かつ的確に対応していただきました。

山口氏:看護師サイドとしては、すでに富士通と看護支援システムを構築していましたので、それ以外の選択肢はありませんでした。看護支援システムの構築には膨大な時間と労力がかかっており、これをもう一度繰り返すことは考えられませんでした。

廣田 朝司 情報システム企画室、診療放射線技師

廣田 朝司
情報システム企画室、
診療放射線技師

伏野氏:2011年の春にコアとなる電子カルテシステムが決定し、その後PACSなど周辺システムを固めていきました。2012年1月から構築を開始し、7月に電子カルテシステムが稼働しました。

廣田氏:オーダリングの導入の時には、各部門でマスタづくりが必要だったため導入への実感があったのですが、今回は特に作業がなかったため、突然紙がなくなり運用だけが変わるという不安が、院内には多少あったようです。そこで、稼働の3か月前に部門を横断したリハーサルを実施し、受付や外来など動線を確認することで不安を解消しました。

救命救急センター開設に向けて初療記録システムを開発

Q:電子カルテシステムの特徴をお聞かせください。

平松氏:当院では、基幹の病院情報システムとは別に、ファイルメーカーで現場で開発したサブシステムを以前から構築し活用してきました。電子カルテシステムは、三原則に則った診療記録としての信頼性が求められますが、現場で必要な小回りの利く対応は難しいところです。そこで、入力の部分や診療科独自のデータベースの部分をファイルメーカーで構築し、がん登録や入院患者台帳、病歴記録などを提供し各診療科で利用されています。HOPE EGMAIN-FXでは、紙カルテでしたので、ファイルメーカーから出力した情報を紙カルテに貼り付けていましたが、今回、電子カルテとファイルメーカーで双方向にデータのやり取りができるようになりましたので、ずいぶん便利になりました。

山口氏:救命救急センターのオープンと同時に、初療記録システムを稼働させました。救急患者への初療記録は大きな課題でした。救急患者への処置は時間との戦いですから、一般病棟のようにノートパソコンで入力するわけにはいきません。そこで富士通にタッチパネルを利用したシステムを依頼し、1年かけて開発していただきました。救急医療での初療はほぼパターン化されています。重症、外傷、CPAからカルテを選んで、ボタンのタッチだけで記録ができ、時間も同時に記録されるなど、紙よりもスピーディに処理できます。

兵庫県南西部地域の救急医療を担う救命救急センターを2013年3月に開設 救命救急センターの初療記録システム。画面の項目をタッチすることで入力が可能
兵庫県南西部地域の救急医療を担う救命救急センターを2013年3月に開設
救命救急センターの初療記録システム。画面の項目をタッチすることで入力が可能

 導入メリットと更新へのアドバイス

eXChart(エクスチャート)で電子カルテ の入力の効率化とデータ活用を実現

eXChartの活用で診療の効率化と質の向上を実現

Q:電子カルテ化のメリットをお聞かせください。

平松氏:電子カルテになったことでカルテの搬送や転記がなくなり、効率的な診療が可能になりましたが、中でもHOPE EGMAIN-GXに搭載されているeXChartのメリットが大きいですね。eXChartでは、従来のテンプレートとは違って柔軟性を持たせながら、電子カルテに登録されたデータを利用することが可能です。診察時においても、eXChartを活用することでキーボードで入力することが少なくなり、記載のためにカルテを見る時間は短くなり、じっくり話すことができるようになりました。

伏野氏:当院では、専任のSEを2名常駐させて、現場の医師とともにeXChartのテンプレート作成を進めました。eXChartは、使い勝手を大幅に向上でき、HOPE EGMAIN-GXのキーとなる機能ではないかと思います。

  また、電子カルテでは、情報の共有化も大きなメリットです。チーム医療の中で、患者を中心としたスタッフ間の情報共有と業務の連携がスムーズに行えるようになりました。聞き間違いなど、ヒューマンエラーをなくすこともできます。

活用風景(診察室) 活用風景(病棟) 活用風景(ICUのナースステーション)
HOPE EGMAIN-GXの活用風景。診察室(写真左)、病棟(写真中)、ICUのナースステーション(写真右)

スムーズなマスタ移行で確実なバージョンアップが可能

Q:システム更新を検討中の病院へのアドバイスをお願いします。

廣田氏:HOPE EGMAIN-FXからHOPE EGMAIN-GXへの更新にはまったく不安がありませんでした。システムの更新ではマスタ移行が課題ですが、変更点を指示するだけで、何の問題もなくすんなりと移行できました。富士通はそれだけのノウハウを持っており、任せて安心でした。

伏野氏:マスタ移行は本当にスムーズでした。アドバイスとしては、HOPE EGMAIN-FXの時代にマスタを最適化しておくことです。更新の際にまとめて作業しようと考えがちですが、あらかじめ変更した方が、作業が煩雑化することなく、そのままHOPE EGMAIN-GXに移行ができます。



製鉄記念広畑病院のHOPE EGMAIN-GXシステム構成図
製鉄記念広畑病院のHOPE EGMAIN-GXシステム構成図
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施設概要

社会医療法人 製鉄記念広畑病院

  • 所在地: 〒671-1122  兵庫県姫路市広畑区夢前町3-1
  • Tel: 079-236-1038
  • Fax: 079-236-8570
  • URL: http://www.hirohata-hp.or.jp/Open a new window

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