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株式会社東邦銀行様

共同化基盤(FSPS)の採用:既存資産を活用しながら災対強化とコスト削減を実現

東邦銀行 本店

東邦銀行 本店

東邦銀行は、「とうほう“サミット”プラン~裾野を広く・山を高く」をメインテーマに、2015年4月から3か年の中期経営計画を推進しています。その基本方針は、「ふくしまの“復興から成長”へ」、「お客さまから選ばれる銀行づくり」、「持続可能な企業体質の確立」です。その実現に向けて、システムの安定稼働を続けながら災対を強化するため、富士通のメインフレームクラウドサービス「FUJITSU Financial Services Solution FSPS」を採用しました。

基盤の共同利用によりコストを抑制しながら勘定系システムの独立性を保つことで、既存資産を活かし柔軟なサービス拡張も可能なFSPSは、富士通の東西データセンターを活用しており、災害時も迅速にシステムの復旧が可能です。

FSPSの導入背景や導入時の工夫、効果などについて、執行役員 事務本部 副本部長 兼 システム部長 斎藤様、担当部長 土屋様、副部長 兼 システム管理課長 柳沼様、システム企画課長 長谷川様にお話を伺いました。

(インタビュー日:2017年10月17日)

継続した安定稼動と災対の高度化を目指す

執行役員 事務本部 副本部長 兼 システム部長 斎藤様

執行役員 事務本部 副本部長
兼 システム部長 斎藤様

金融機関にとって勘定系システムの安定稼働は、ITガバナンスを高め、お客さまへ安心安全なサービスを提供するうえで最重要ファクターです。その意味で、当行の勘定系システムは1987年から富士通にお願いしていますが、長年にわたって安定稼働を続けてきました。当初は独自開発でしたが、2003年から富士通の勘定系アウトソーシングサービス「PROBANK」の利用を始め、2011年に一度勘定系システムの更改をしております。2014年ごろから次期更改に向けて勘定系システムの検討を開始しましたが、勘定系システムの安定稼動の継続と既存資産の有効活用を最優先に考えていました。

一方で、東日本大震災の経験から災害対策の重要性が身に染みており、災対機能の強化の必要性を強く感じていました。震災時は、事務センターのサーバルームを免震床にしていたこともあり、システムは無事でしたが、地面の隆起や陥没のため、ネットワークが切れそうになっていたことが後から分かり、場合によってはシステムが使えなくなっていた可能性もありました。2011年のシステム更改時にも災対機能を強化していますが、対象店舗は母店や基幹店舗に絞り、サービスもお客さまにとって重要度の高いものを優先していました。

しかしながら、東日本大震災の経験から災対機能を強化できないかと検討していたところ、富士通から提案されたのが、効率的に災対強化を実現できるメインフレームクラウド「FSPS」です。

既存資産を有効活用しながら、コスト削減と災対強化を実現

事務本部 システム部 担当部長 土屋様

事務本部 システム部 担当部長 土屋様

FSPSは、共同化といってもアプリケーションを共同利用するものとは異なり、システム基盤を共有するサービスです。したがって、今まで利用してきたPROBANKをそのまま利用可能です。しかも、東日本と西日本のデータセンターにそれぞれ勘定系システムを構築して運用し、ほぼリアルタイムに同期をとることで災対の高度化ができます。

さらにFSPSは、利用金融機関のアプリケーションごとに独立した環境が用意されているので、非常に自由度が高く、セキュリティも担保されており安心です。そのうえで、共同化によりコストを削減できるという非常に魅力的な提案でした。いわば、“高級マンション”のようなもので、機能性の高い堅牢な建物を共用しつつ、各住戸は独立しているイメージです。

これらの理由から、元々利用していたPROBANKをそのまま利用でき、災対機能を強化しながらコストダウンできるFSPSを採用することに決定しました。

勘定系システムは、東西のデータセンターでそれぞれPROBANKを構築。さらに自社の事務センターにあるその他のシステムとも接続し、これら3拠点を相互連携しながらデータを保全することにしました。

東邦銀行様ご利用イメージ

東邦銀行様ご利用イメージ

先行導入銀行のアドバイスによりスムーズな構築を実現

事務本部 システム部 副部長 兼 システム管理課長 柳沼様

事務本部 システム部 副部長
兼 システム管理課長 柳沼様

基盤構築にあたっては、長く続いてきた信頼関係のもと、富士通とはオープンかつフランクに意見交換をしながらシステム構築ができました。富士通には、常に我々の立場に立って迅速な対応してもらえたおかげで、いいシステムができたと思っています。

また、富士通から紹介された先行導入行の滋賀銀行様に、いろいろとご助言をいただき、当行だけではなかなか解決できなかったであろう課題もスムーズに解決できました。おかげさまで、滋賀銀行様に続く2行目として2017年10月10日、無事稼働できました。

ランニングコストを約1~2割減、RTOも6分の1に短縮

事務本部 システム部 システム企画課長 長谷川様

事務本部 システム部 システム企画課長 長谷川様

今回システム基盤をFSPSに移行したことで、勘定系システムの年間ランニングコストを、約1~2割削減することができました。これにより、さらなる戦略分野への投資が可能となります。

また、24時間バックアップが可能となり、業務再開までの時間も24時間以内と想定していましたが、リハーサルで検証したところ、2時間程度に短縮できました。

また、月に1回程度休日に、東西データセンターの勘定系システムを切り替えて運用することを予定しています。こうした日々の運用により、平時から切り替えに慣れておくことで、万一の場合速やか且つ確実に勘定系システムの切り替えが可能になります。

今回、基本的に業務は変えていませんが、FSPSが備える金融ビジネス・バスを利用できるようになったことで、システムの拡張性が大幅に高まり、多種多様な金融システムおよびサービスと既存システムを柔軟に接続することが可能となりました。今後必要となる全銀システムのXML電文への移行に対応できる体制が整っただけでなく、ブロックチェーンなどFinTechの新しいサービスとも柔軟に連携できるようになります。また、富士通からはPROBANKでも利用可能なオープンAPI基盤の実装検証を行っていただいております。

富士通には、当行に続くユーザーを獲得していただき、さらに仲間を増やしていただきたいです。その導入の際には、滋賀銀行さまにご支援いただいたように、当行もできる限り協力させていただきます。

今回のシステム更改によって、より強固で、新サービスに柔軟に対応できる勘定系システム基盤を獲得できました。これを活用し、これからもお客さまによりよいサービスを提供してまいります。

お客さまプロフィール

名称 株式会社東邦銀行様
所在地 福島県福島市大町3番25号
設立年月日 昭和16年11月4日
預金 5兆5,330億円
貸出金 3兆2,343億円
ホームページ http://www.tohobank.co.jp/Open a new window
東邦銀行様

(平成29年9月30日現在)

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本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等はインタビュー日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。