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デジタルマーケティング/Webマーケティング基礎用語集
コンテンツの制作・掲載 <DO>

Webサイト運営担当者やマーケティング担当者が知っておくべき、デジタルマーケティングやWebマーケティングに関する今さら聞けない基礎用語のうち、「コンテンツの制作・掲載」についての用語を、富士通総研 田中 秀樹がわかりやすく解説します。

Webサイトのコンテンツ制作・掲載は、ルーティン業務を仕組み化すると効率的になり、ミスも大幅に削減することが出来ます。企業サイトにおいては、手順やルールをまとめたガイドラインを作成し、CMSで運用していくのが一般的です。また、コンテンツ制作ではユーザビリティへの配慮も必要です。


ガイドライン(guide)

Webサイトを運営していく上で必要なルールや考え方を記載したものをガイドラインと呼びます。ガイドラインがあると、運用関係者とのコミュニケーションが円滑になり、無駄を省き、時間とコストを効率化することができます。また、商品や企業のブランディングにもつながるデザインなどの標準化も守られるようになります。企業によっては多くのガイドラインを設定しているところもありますが、「デザイン」、「運用」、そして個人情報の取り扱いなど「セキュリティ」の3つは必須カテゴリーでしょう。


CMS(Contents Management System)

CMSとはコンテンツ・マネジメント・システムの略称で、文字通りWebサイトのコンテンツを管理するシステムのことです。Webサイトのコンテンツは、テキストや画像情報を組み合わせ、レイアウトや装飾が出来るようになっています。CMSを使うと、専門的な知識が無くても誰でも簡単に更新や管理が出来るようになります。また、企業サイトでは複数の担当者や部署がコンテンツを制作することが多いので、デザインをテンプレートで統一する、禁止機能を使わせない、更新承認をプロセス化する、といった統制の目的でも使われます。また、近年急増するスマートデバイスに対応したコンテンツも形成でき、工数を大幅に削減できます。


ユーザビリティ(usability)

ユーザビリティは、元々は「使用できること」という意味ですが、Web制作においてはWebサイトの使いやすさのことを指します。具体的には、利用者が目的を達成するときの効果や効率、満足感のことで、Webサイトを制作する上では常に配慮しておく必要があります。ユーザビリティと似た言葉に「アクセシビリティ(accessibility)」があります。共に使いやすさを示す言葉ですが、ユーザビリティは、想定ユーザーが使いやすいかどうかを意識するのに対し、アクセシビリティは、高齢の方や障害を持つ方などを含めて出来る限り多くの人々が使えるようにする、という違いがあります。

株式会社富士通総研 ビジネス調査室 田中 秀樹
マーケティング戦略支援コンサルティング業務に従事。ネットビジネス領域では、ビジネストレンドと生活者動向を踏まえた上で、ECビジネスや企業のWebサイト活用を支援。
著書に『インターネット広告実践法』(共著)の他、『インターネット白書』等、寄稿も多数。

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