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デジタルマーケティング/Webマーケティング基礎用語集
目的通りの結果になっているか効果検証 <CHECK>

Webサイト運営担当者やマーケティング担当者が知っておくべき、デジタルマーケティングやWebマーケティングに関する今さら聞けない基礎用語のうち、「効果検証」についての用語を、富士通総研 田中 秀樹がわかりやすく解説します。

Webサイトのコンテンツを掲載したら、それが目的通りの結果を生んでいるかをチェックすることが重要です。アクセスログを解析し、直帰率やコンバージョン率などの評価指標の推移を確認していきます。自社サイトで分かる効果だけでなく、エンゲージメントやO2O効果などを検証している企業も増えています。


アクセスログ(Access log)

Webサーバへのアクセス状況を記録したもので、アクセスした対象、日付や時間、アクセス元の閲覧端末情報やIPアドレスなどが含まれます。アクセスログを運営担当者が直接見ることは少なく、アクセス解析ツールを使ってページビュー(PV)、訪問者数(UU)、滞在時間など必要な観点で集計・分析したものをチェックします。


直帰率(bounce rate)

直帰率とは、Webサイトのアクセスのうち、最初のページだけを見て、サイト内の他のページに移動することなくサイトから離脱する割合のことです。一般的に直帰率が高いということは、アクセスしてきた人の期待を満足させられなかった可能性があるので、直帰率はコンテンツやデザインを見直す基準に使うことができます。


コンバージョン率(conversion rate)

コンバージョンとは転換のことで、Webサイトのアクセスのうち、商品の購入や会員登録など、目標としている行動に結びついた割合をコンバージョン率と言います。時系列での比較や他社と比較することでWebサイトやキャンペーンの効果検証が容易になります。


エンゲージメント(engagement)

商品やブランドに対し、顧客が積極的に関与することをエンゲージメントと呼びます。特定の商品やブランドに対して好感や愛着を抱き、さらには商品やブランドなどの浸透を自ら進んで周囲に働きかけるなどの行動を指します。昨今では顧客とのエンゲージメントを深める目的で、Webサイトと並行してソーシャルメディアに取り組む企業も増えていますが、このソーシャルメディアにおける「繋がり」の効果を示す言葉としても使われ、コメントやフォロー数などを評価指標として使う企業もあります。


O2O(Online to Offline)

Webサイトなどのオンライン上での活動が実店舗などオフラインの購買に効果を及ぼすことを示した言葉です。価格比較サイトで商品評価や販売価格を調べてから実店舗で購入するなど、O2Oを示す行動は以前からありましたが、インターネットの一般化とスマートフォンの普及などでO2Oの影響が顕在化したため、2010年頃から言われるようになりました。ECなどWebサイト上で完結するビジネスであっても、オフラインへの影響を意識して企画すると、Webサイトの価値をより引き出すことができます。

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株式会社富士通総研 ビジネス調査室 田中 秀樹
マーケティング戦略支援コンサルティング業務に従事。ネットビジネス領域では、ビジネストレンドと生活者動向を踏まえた上で、ECビジネスや企業のWebサイト活用を支援。
著書に『インターネット広告実践法』(共著)の他、『インターネット白書』等、寄稿も多数。

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