ソーシャルメディアを活用することは、企業の顧客接点力の強化に効果的です。企業のソーシャルメディア活用法について、富士通総研 田中 秀樹が解説します。
Webサイトで顧客接点力を強化できるメディアとして、今一番注目されているのが、twitterやFacebookに代表されるソーシャルメディアです。トリプルメディアの中では、企業やブランドの”評判を得る”という意味で「アーンドメディア」と呼ばれています。
ソーシャルメディアの特長は、この”評判を得られる”ところです。企業が商品やブランドの情報を上手に発信すれば、テレビコマーシャルなどの広告メディアを使わなくても、ソーシャルメディア上でクチコミが広がり、認知向上や売上拡大といった成果を得ることができます。
このような特長があるのに、Facebook内にファンページ(企業公式ページ)を開設したが、単に話題になっただけで、期待していたような成果が得られなかったというケースが多くあります。当り前の話ですが、目的を明確にしないで取り組んでも成果を得ることはできません。
目的としては、ソーシャルメディアを理解するために取り組む、商品や企業に対する認知を広げる、売上など自社のビジネスに貢献する、といったことが挙げられます。目的を明確にした上で、メディアの特長に合わせたコミュニケーションプランを設計し、実施後も反応をウォッチし続ける、このようにPDCAを回すことがソーシャルメディア活用の必要条件です。
また、企業がソーシャルメディアに取り組むにあたっては運用体制も課題となります。メディアの特長と自社の考え方を理解した人を育てる体制を確立していくことが運営のポイントです。
(株式会社富士通総研 田中 秀樹)
株式会社富士通総研(FRI)
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