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全学利用ポータル、全開講科目での授業支援システムをデータセンター、クラウド、学術情報ネットワークSINETを利用し構築。災害対策強化と運用の効率化を実現

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学校法人東海大学様 導入事例


湘南キャンパスにシステムを集約してきた東海大学様は、東日本大震災後の計画停電によりシステムを止めなければならず、全国のキャンパスに影響を及ぼす事態となりました。そこで、セキュアーで堅牢性が高く、さらに湘南キャンパスから離れたロケーションにある富士通データセンターを2015年から活用しBCP(事業継続計画)の強化を図っています。富士通データセンターに用意されている学術情報ネットワークSINET(注1)との接続回線やクラウドを利用し、短期間で低コストな構築を実現。SEやCE、サービスマネージャーが一体となった運用体制で、信頼性の高い大学システムを支えています。

[ 2015年12月25日掲載 ]

【導入事例概要】
業種: 文教
導入サービス: データセンターアウトソーシングサービス
FUJITSU Cloud Service Private Hosted LCP
採用のポイント:
  • 富士通データセンターの堅牢性、万全な災害対策やセキュリティに加え、湘南キャンパスから離れたロケーションによるリスクの分散
  • 新学期に向けた準備もあり、データセンター既設のSINET接続回線、クラウドを活用し、短期間に低コストで構築
  • SE、CEやサービスマネージャーが一体となった運用体制

東海大学 総合情報センター 情報システム課 課長
會澤 信 氏

「現在は富士通のデータセンターで安定運用しておりBCP対策の強化も実現しています。24時間365日、ハードウェアだけでなくシステム全体を見ていただくことで、情報システム課の運用負荷は大幅に軽減され、コア業務に集中できる時間を創出できました」

【課題と効果】
災害時であっても学生への連絡や授業の継続を実現したい arrow2-c.gif セキュアーで堅牢性が高く、湘南キャンパスから離れたロケーションにある富士通データセンターを利用。クラウド上に全国均一で利用できるポータルシステムと授業支援システムを構築し、災害時も大学業務を継続可能
安心・安全なICT環境を実現し運用改革を推進したい arrow2-c.gif 同大学をサポートしていたSEやCE、サービスマネージャーが一体となった運用体制により、大きな安心と高い信頼を実現。運用負荷を軽減しコア業務に集中できる時間を創出

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導入の背景

東日本大震災でリスク分散の重要性を痛感

東海大学様は2017年の建学75周年に向けたビジョン「建学の精神を受け継ぎ、変革を続け、成長する東海大学」のもと、第II期中期目標において教育、研究、社会連携、国際連携、管理・支援体制といったテーマで大学改革・教育改革を進めています。

管理・支援体制の強化を図るうえで情報システム改革は重要なテーマです。「本学は組織のスリム化を進めており、その一環として湘南キャンパスにシステムを集約しています。システムの集約はコスト削減だけでなく、全国にあるキャンパスで均一の教育が行えるICT教育基盤の構築を目指したものです。その方向性は今も変わりませんが、リスク分散の重要性を強く抱く出来事がありました」と、同大学のICTインフラを担う総合情報センター 情報システム課の課長 會澤信氏は話します。

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會澤 信
東海大学 総合情報センター
情報システム課 課長

2011年3月11日の東日本大震災後、同大学の湘南キャンパスでは計画停電のためシステムを停止しなければならず、その影響は全キャンパスに及びました。同大学は授業支援システムとポータルシステムのリプレースを機に、富士通のデータセンターとクラウドサービスを利用し災害時も授業の継続や学生とのコミュニケーションが行えるBCP(事業継続計画)を実現させました。會澤氏は導入の背景について次のように振り返ります。

「授業支援システムとポータルシステムは大学における教育の中核となるシステムです。大規模災害による湘南キャンパスが被災する事態を想定し、災害時や計画停電などでも、この2つのシステムが止まることがないようにしたかったというのが今回の重要なテーマでした。また組織のスリム化の一環としてデータセンターサービスとクラウドサービスの活用は積極的に行っていく方針を立てています」。

採用のポイント

同大学を熟知しているSEとサービスマネージャーが一体となった運用体制を評価

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志田 紀子
東海大学 総合情報センター
情報システム課 課長補佐

富士通データセンターとクラウドサービスの導入に至る経緯について、総合情報センター 情報システム課 課長補佐 志田紀子氏は次のように話します。

「富士通データセンターを選択するうえで堅牢性やセキュリティに加え、湘南キャンパスと離れたロケーションは重要な要素となりました。また約3万人の学生が日々利用するシステムをデータセンターで動かすため、本学の業務に対する富士通さんの深い理解は大きな信頼と安心につながっています。データセンターアウトソーシングからクラウドサービス、システムまでトータルな提案力と、東海大学をサポートしていただいているSEやCE、サービスマネージャーが一体となった運用体制は、富士通データセンターを採用する決め手となりました」。

また、SINETにあらかじめ接続されている富士通データセンターを利用することで、低コストかつ短期間で構築できることも採用のポイントとなりました。

「回線敷設は通常2~3か月を要しますが、既設の回線を使うため半月で利用可能となりテストを早期に行うことができました。また学生が学外からシステムを利用する場合、インターネットではなく閉塞網のSINETを利用して接続する安心感も大きいですね」(志田氏)。

さらに富士通のクラウドサービスを利用した実績も採用を後押ししました。「開発環境で富士通のクラウドを利用しテスト運用を行った実績がありました。クラウドに関して『これは使える』と実感したのはそのときでした。富士通データセンター内のクラウド上にシステムを集約することは、本学が進めてきた組織のスリム化の延長線上にあります」(會澤氏)。

サービスの概要

約3万人の学生が利用する授業支援システムをクラウド上に構築し運用

今回、富士通のデータセンターサービスとクラウド「FUJITSU Cloud Service Private Hosted LCP(Private Hosted LCP)」を採用し、その上に授業支援システム「FUJITSU 文教ソリューション CoursePower」とポータルシステム「Campusmate-J」を導入しました。「今回から全学導入となる授業支援システムでは直感的な使いやすさを高く評価し、既存の授業支援システムから切り替えました。またポータルシステムは授業支援システムとの連携に加え、今まで使ってきた実績と豊富な機能により選択しました」(志田氏)。

約3万人の学生と約6,800人の教職員が全開講科目で利用するシステムには高い性能と信頼性が求められます。WebサーバをVMwareベースの「Private Hosted LCP」上で構築し、高い性能が求められるデータベースを物理サーバで構築することで性能と保守性のバランスをとっています。またSINETと専用回線により回線の二重化も図っています。

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導入の効果と将来の展望

計画停電時も止まらないシステム、運用負荷の軽減によりコア業務に集中

導入効果について會澤氏は「湘南キャンパス内にあるシステムは建物の計画的なメンテナンスの際に数日止めなければなりませんでした。富士通データセンターは72時間連続稼働の自家発電装置を完備しており、メンテナンス時にもシステムを止めることはなく安心しています」と話します。

データセンターアウトソーシングサービスにより情報システム課の業務や運用も変わりました。「マシン室にサーバがあったときはどんな様子か常に意識していなければなりませんでした。現在は富士通のデータセンターで安定運用しておりBCP対策の強化も実現しています。また、これまでトラブル時はCEさんやSEさんに連絡し作業現場に立ち会う必要もありましたが、今は私たちだけでなく富士通さん側でも同時にトラブルの発生を把握し、すぐに対応していただけます。24時間365日、ハードウェアだけでなくシステム全体を見ていただくことで、情報システム課の運用負荷は大幅に軽減され、コア業務に集中できる時間を創出できました」(會澤氏)。

志田氏も「東海大学を熟知している富士通さんの担当者とは、私たちが日頃使用している用語で話しができます。その信頼感と安心感は大きいですね」と言葉を添えます。

今後の展開について「今回、クラウドを活用したことで前回のリプレース時と比べて情報化経費を89%に削減できたうえでBCPが実現できました。富士通データセンターは高信頼の様々なクラウドを利用できます。今後もデータの重要度などを考慮しながらデータセンターとクラウドの活用を進めていきたいと考えています。富士通さんにはシステムの安定稼働の支援とともにトータルな提案を期待しています」と會澤氏は話します。

新しい大学の先駆けとして世界標準の大学を目指す東海大学様。富士通は、今後もデータセンターアウトソーシングサービスとクラウドサービスの充実を図るとともに運用の改善に一層努め、同大学のさらなる発展を支えていきます。

【東海大学様 概要】
所在地 湘南キャンパス
〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4-1-1
代表者 東海大学 学長 山田 清志
創立 1942年(大学設置1946年)
学生数 約3万人
教職員数 約6,800人
概要 「若き日に汝の思想を培え 若き日に汝の体軀を養え 若き日に汝の智能を磨け 若き日に汝の希望を星につなげ」建学の精神のもと湘南キャンパスをはじめ全国8キャンパス、18学部77学科・専攻・課程、21研究科・1専門職大学院で約3万人の学生が学ぶ
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【導入事例(PDF版)】

用語解説

注1: 学術情報ネットワークSINET
日本全国の大学、研究機関などの学術情報基盤として、国立情報学研究所(NII)が構築して運用している情報通信ネットワーク。

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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