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広域災害対策を大学向けデータセンターアウトソーシングサービスにより実現

~学内重要データをSINET注1に接続された堅牢なデータセンターへ、学内同等の安全性を確保しバックアップ~

学校法人聖泉学園 聖泉大学様 外観写真

学校法人聖泉学園 聖泉大学様 導入事例


東日本大震災以降、今後発生が想定される大規模地震などの広域災害に備えて学外の施設やサービスを積極的に利用する大学様が増加しています。
聖泉大学様では学内重要データを遠隔地の堅牢なデータセンターへ預けることで、事業継続対策を実現させました。

[ 2013年10月21日掲載 ]

【導入事例概要】
お客様の業種: 学校法人
導入サービス: データセンターアウトソーシングサービス
採用のポイント:
  • 回線/データセンター設備等の共有化により低価格サービスを実現
  • SINET接続回線を利用することで、機能、品質、コスト面で最適なサービスを提案
【課題と効果】
遠隔地にデータのバックアップができておらず、広域災害時のデータ保全に不安 arrow2-c.gif SINETに接続された共用サービス(回線/データセンター設備等)を利用することにより低価格で、かつ信頼性の高いBC対策を実現
システム運用管理が多岐にわたるため業務負荷が高く、学生向けサービスなど新たな取り組みが困難 arrow2-c.gif 専用ファイルサーバを活用したバックアップシステムを構築することにより効率的なシステム環境を実現し、担当者様の運用負荷を軽減

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導入の背景

震災を教訓にバックアップの強化を検討

聖泉大学様は1985年に設立された聖隷学園聖泉短期大学に起源を持ち、2003年に人間学部、また2011年には看護学部を新たに設立。教育理念である、人間に対する理解を深め、広く社会と地域に貢献できる人材の育成を目指しています。かねてから同大学では南海トラフ巨大地震をはじめとした広域災害に対するリスクを想定しており、その対策として2013年6月、他大学に先駆けて富士通データセンターとSINET接続を組み合わせたアウトソーシングサービスを採用、低コストで効果的なバックアップシステムを導入しました。

学内の情報システムを担当する情報センター課長の上西 恵史氏はその理由についてこう述べています。
「今回、教職員用ファイルサーバとしてストレージ『ETERNUS NR1000F series』を新規に導入しました。
本機器はファイルサーバとしての用途に加え、他システムサーバのバックアップ先としても利用しており、重要な役割を担っています。
震災を教訓にして、ハードウェアやソフトウェアはどうにでもなるが、データは失ったらもう取り戻せないことから、本機器にあるデータをいかにして遠隔地に安全にバックアップするかということは、当大学にとって早急に解決すべき命題でした。

学校法人聖泉学園 聖泉大学 上西 恵史氏の写真
上西 恵史
学校法人聖泉学園 聖泉大学
情報センター課長

当大学では従来、バックアップシステムをテープ媒体からディスクストレージへと運用を切り替えましたが、自動化で運用負担が軽減された反面、バックアップデータが同じ建屋にあるため相変わらず災害リスクが残ったままでした。一方、外部へのバックアップとなるとネットワーク費用が新たに発生することや、セキュリティ確保の面で不安を拭えない部分もあり、採用には踏み切れませんでした。」

採用の理由

同時被災しにくい遠隔地へ重要なデータをバックアップ

今回、富士通データセンターとSINET接続を組み合わせたアウトソーシングサービス採用に至るまでの経緯を、同氏は次のように述べています。

「もともとバックアップの必要性は認識しており、以前からテープ媒体やディスクストレージでの運用は行っていましたが広域災害への対策ができていませんでした。

今回、SINET接続のためデータセンターをキャンパスの一部として使用できること、また先行で他大学でのデータセンター利用実績があったことなどから、本サービスの採用に踏み切りました。
データセンター側にも『ETERNUS NR1000F series』を導入して、大学とデータセンター間でSINETを経由してSnapMirror機能により同期を取り、1日1回夜間にバックアップしています。

≪データセンターを活用したシステムの利用イメージ≫

学校法人聖泉学園 聖泉大学様 システム概要図

当大学は関西エリアにあるため、同時被災を受けにくい関東エリアにデータセンターがあるというのも採用の決め手の一つでした。併せて、遠隔地バックアップで課題となるネットワーク費用についても、もともと当大学で接続しているSINETを利用することで、ランニングコストを抑えながらも安全にバックアップシステムを構築することができました。

サービス導入にあたっては、当大学システムを熟知している日本ソフト開発株式会社(富士通パートナー)の全面的な導入支援も大きなポイントです。当大学の悩みに対し親身になってバックアップ方法を比較検討頂き、機能、品質、コスト面で最適なサービスを、タイミングよくご提案頂きました。おかげさまで良いサービスに巡り合えました。」

導入効果と今後の展望

大学向けデータセンターアウトソーシングサービスで、事業継続強化と運用負荷軽減を実現

「今回のサービス導入を契機にバックアップ運用の負担が軽減され、情報センター本来の役目である学生向け新サービスの企画や、教員の教育研究に対するサポートをより充実させることが可能になりました。

なによりも、事業継続対策として決められた予算の中でバックアップを実現できたことで、安心感が得られたことが大きいと思っています。
また今までは大規模災害が実際に起こった際に対応する方法がありませんでした。
今回、重要業務を遠隔地へバックアップできたことで、頭を悩ませることがなくなりました。

今後はWebサーバやメール、教材配布レポート提出システムなど学内に置いているサーバ群を順次、データセンターに持っていき、さらなる事業継続対策の強化につなげていきたいと思っています。
また今回、データセンターの活用をきっかけに、富士通のクラウドサービス(Private Hosted(注2)、Trusted Public S5(注3))なども検討していきたいと考えています。クラウドを利用することでインフラ環境を柔軟に活用することができ、またインフラ更新を考慮する必要もなくなります。全体のICTコスト抑制を図りたいと思っています。」

【学校法人聖泉学園 聖泉大学様 概要】
所在地 滋賀県彦根市肥田町720番地
学長 筒井 裕子
創立 1985(昭和60)年
学部 人間学部、看護学部
学生数 516名(2013年5月1日現在)
ホームページ 聖泉大学 ホームページOpen a new window
学校法人聖泉学園 聖泉大学様 ロゴマーク

【ご紹介したサービス】

  • データセンターアウトソーシングサービス
    最先端のセキュリティと堅牢な設備を備えたセンターにて、24時間365日体制でお客様システムを運用。クラウドを含めた豊富なメニューよりお客様に最適なサービスを組み合わせてご提供します。
    SINETと堅牢なデータセンター間に敷設した回線を複数大学で利用することにより、低コストであたかも学内ネットワークのようにご利用いただける大学向けソリューションサービスを提供しています。

【導入事例(PDF版)】

用語解説

注1: SINET
日本全国の大学・研究機関等の学術情報基盤として、国立情報学研究所(NII)が構築、管理している情報通信ネットワーク。
注2: FUJITSU Cloud IaaS Private Hosted
富士通データセンター内のクラウド仮想化プールからお客様が必要なリソースを物理マシン/仮想マシン単位にご提供するプライベートクラウドサービスです。
豊富な導入実績のある仮想化ソフトVMWare、Hyper-Vを搭載した基盤をご提供します。
注3: FUJITSU Cloud IaaS Trusted Public S5
富士通データセンター内にあらかじめ設置した仮想リソース群を、必要な時に必要な分だけご提供するパブリッククラウドサービスです。
お客様のビジネスに対応したアプリケーション開発、運用する環境をタイムリーに低コストで構築することができます。

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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