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Fujitsu

Japan

 

CASE
三越伊勢丹様
服のシェアリングサービス

三越伊勢丹様は、昨今の百貨店離れが進む中、若年層に利用頂けるネットと実店舗を組み合わせた新サービスとしてシェアリングエコノミーに注目しながらも、デジタル技術は本業ではなくノウハウが無く課題を抱えていらっしゃいました。一方富士通は、デジタル化の波が小売業にも及んできたことに注目し、強みのデジタル技術でお客様と新サービスを共創したいと考えていました。そんな両社がオープンイノベーションの場で出会い、お互いのビジョンに共感し合い共創がスタートしました。そして、CARITEという新サービスを共創し、リアル店舗で期間限定の実証実験を行い、大きな反響を得て、本サービス化に向けたプロジェクトの継続が決定しました。

デジタルの利便性とリアル店舗のおもてなしを共に実現
ドレスレンタルサービス「CARITE(カリテ)」とは?

CARITEとは、ミレニアル世代の女性を主に対象とした、結婚式の二次会やパーティ、同窓会などのシーンに合わせてドレスや洋服を借りることができるサービスです。アプリをダウンロードしてレンタルの手続きが簡単にできます。

アプリでQRコードを読み込んでいる様子

従来型のレンタルサービスと違い、来店して気に入った商品を試着することができるのも大きな特徴で、店員とチャットをしながら直接相談を受けたり、キャッシュレスで決済することができます。また、店員がタブレットを活用することで、ユーザ行動データを活用した、ひとりひとりに最適な接客をすることができます。

左:チャットでコーディネート相談 右:スタッフが店頭で使用するタブレット用アプリ

キャッシュレス決済の様子

アパレル×デジタルの大企業同士のオープンイノベーション

今回のプロジェクトで大きな反響を頂いた背景には、三越伊勢丹様のアパレル業界における長い経験と豊富な知識と、富士通が持つデジタル技術とデザイン思考(HXD)を掛け合わせたオープンイノベーションである事が、要因であると考えています。 新しい事への挑戦は、いくつもの越えなければならない課題が存在しますが、富士通からは以下3つを提供し、三越伊勢丹様と共に課題を乗り越えました。

・デジタル技術:AIやビックデータを活用する CARITEの実装環境。
・デザイン思考(HXD):徹底的なお客様、販売員の視点に立ったユーザ体験のデザイン。
・オープンネットワーク:新サービスの構築ノウハウを持つパートナーとのマッチング。

この実証実験の様子は、約30社のメディアで取り上げて頂きました。また、そのメディアをご覧頂いた多くのお客様が店舗にご来店頂きました。結果、期間中の売上、レンタル客数は目標通りの数値、アプリのダウンロード数は想定を上回る数でした。また利用者は想定通り、30代以下がほとんどで、ハウスカードのMIカード利用者も4割ほどと、新たな顧客の取組につながっています。今後CARITEは、女性向けの服だけではなく、対象を子ども服に広げたり、オケージョン以外のニーズの取り込みにも挑戦していきます。

また、富士通は流通・小売業様向けに 本サービス、アプリを展開し、お客様との共創で新しい体験を拡大していきます。

 

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