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Sitecore Experience Platformで新聞購読者向け会員制サイトを構築
乱立するWebサイトを統合して迅速かつ効率的な記事配信を実現

有限会社大分合同新聞社様

Sitecore Experience Platform 導入事例
有限会社大分合同新聞社様


2016年4月に創刊130周年を迎えた有限会社大分合同新聞社(以下、大分合同新聞社)様は、マーケティング機能統合型Web CMS「Sitecore Experience Platform」を導入し、デジタル時代にふさわしい形でユーザーのニーズに最適な情報を迅速に発信する仕組みとして、新聞購読者が無償で利用できる会員制サイト“プレミアムオンラインサービス「Gate(ゲート)(以下、Gate)」”を構築しました。あわせて、乱立していた同社関連サイトを統合し、効率的かつ効果的なコンテンツ発信を実現。ユーザーの利便性と満足度の向上につなげています。

[ 2017年3月17日掲載 ]

【導入事例概要】
業種 新聞社
ソリューション マーケティング機能統合型Web CMS FUJITSU Business Application
Sitecore Experience Platform

「お客様の声」

小山田 啓之 氏 大分合同新聞社 メディア・ソリューション局長 兼 インタラクティブ・メディア・センター長
「いくつものWebサイトが乱立し、部署ごとにバラバラにコンテンツ管理を行っている状態でした。組織体制を変更してコンテンツ管理業務を1部署に集約。Sitecore Experience PlatformにWebサイトを統合していき、コンテンツ管理を行うことで、業務の効率化を図ることができました」

菊池 達哉 氏 大分合同新聞社 メディア・ソリューション局 インタラクティブ・メディア・センター システムマネージャー
「Sitecore Experience Platformの拡張性の高さが採用のポイントです。社内システムや外部システムと連携する仕組みなどを自社開発することで、デジタル時代にふさわしい形で情報提供ができるWebサイトの構築ができました」

平本 耕一 氏 大分合同新聞社 メディア・ソリューション局 システム担当シニアマネージャー
「Sitecore Experience Platformが提供するAPIを利用した補助ツールを自社で開発。それにより、迅速に記事の配信ができるなど、運用の効率化とスピードアップを実現できました」

【課題と効果】
1 デジタル時代にふさわしい情報発信ができていない
新聞紙面からの情報提供が中心で、Webによる情報配信の充実が後手に回っている
arrow2-c Sitecore Experience Platformを導入することにより、新聞紙面だけでは伝えきれないよりきめ細かな情報をリアルタイムで提供。マルチデバイス機能によりスマートフォン等、新しいデバイスへもワンソースで配信が可能に
2 コンテンツの配信・管理に多大な工数がかかっている
複数の部門によるサイト管理、Webサイトの乱立で運用負荷が下がらない
arrow2-c 管理部門を1つに集約し、乱立していたサイトをSitecore Experience Platformで新規サイトに統合。1日約6,500回の多頻度の記事更新が可能になるなど、配信のスピードアップが実現

icon-form 本事例に関するお問い合わせ

導入の背景

Webサイトの乱立によりユーザーが利用しにくいサイトになっていた

大分合同新聞社様は、比較的早い時期から自社CMSを活用しWebサイトで記事配信を実施。当初は新聞社としては先進的な取り組みとして注目を集めましたが、約10年運用してきた間に関連サイトが乱立し、見た目がバラバラで統一感がなく使い勝手が悪いサイトとなっていました。また、スマートフォン(以下スマホ)といった新しいデバイスに対応していない、コンテンツ管理を手動で行わなければならないなど、技術的にも時代遅れの様相を呈していました。

「当時はいろいろな部署が任意にWebサイトを立ち上げており、どこにどのようなコンテンツがあるのかまったく収拾がつかない状態でした。記事発信に関しても、ユーザーのニーズに合致した情報を優先的かつ迅速に提供できていないことが大きな課題となっていました」と、小山田氏は振り返ります。

自社による改修を見据え、拡張性の高いSitecore Experience Platformを採用

大分合同新聞社 メディア・ソリューション局 インタラクティブ・メディア・センター システムマネージャー 菊池 達哉 氏の写真
菊池 達哉
大分合同新聞社
メディア・ソリューション局
インタラクティブ・メディア・センター
システムマネージャー

こういった課題を解決すべく、同社はサイトのリニューアルを検討。新聞購読者へのサービス充実のため、会員制サイト「Gate」を新規に立ち上げるとともに、乱立したサイトの統合を図ることも視野に入れてプロジェクトがスタートしました。その際に新しくCMSとして採用されたのがSitecore Experience Platformです。

菊池氏は、選定の一番のポイントとして拡張性の高さを挙げています。「Webサイトの構築を自社で行うので、機能の追加や改修を行いやすいという点を最も重視しました。Sitecore Experience Platformが提供するAPIを活用することで、Sitecore Experience Platform自体のバージョンアップに伴う変更範囲を最小限に抑えられることも選定理由の1つです」。菊池氏はさらに、「富士通のように実績があり信頼の置けるベンダーのサポートを受けられる安心感」も理由として付け加えています。

導入の経緯

他システムとの連携による記事配信の効率化

2013年10月、導入作業を開始。平本氏は、「以前は手動で記事を選択してサイトに投稿していました。Sitecore Experience Platformが提供するAPIをフル活用し、記事を自社データベースから適切なリソースで投稿できるシステムを開発しました。さらに他社提供記事などを自動で投稿できるシステムを構築したことで運用効率が向上しました」と語ります。新規サイトの会員管理については通信社が提供する認証基盤との連携を富士通が担当し、SSO(シングルサインオン)機能を実装しました。

継続的に改装し、バージョンアップを実施

2014年4月にGateの稼働を開始した後も、様々な改修が適宜行われています。稼働が安定し、2年が経過した2016年6月、同社はSitecore Experience Platformのバージョンアップを実施。「APIの一部が変更されたため、そこに関わる部分は変更が必要でしたが、事前に富士通にレビューをしてもらったこともあり、特に大きな問題もなく実質1か月ほどの作業でバージョンアップが完了しました」と平本氏。菊池氏も、「Sitecore Experience Platformのログイン画面が変わったな、程度の認識で、ユーザーはバージョンが変わったことにはおそらく気づいていないでしょう」と、想定どおりバージョンアップによる影響範囲を最小限に抑えられたことを評価しています。

大分合同新聞社 メディア・ソリューション局 システム担当シニアマネージャー 平本 耕一 氏の写真
平本 耕一
大分合同新聞社
メディア・ソリューション局
システム担当シニアマネージャー

導入の効果

外部サイトへの記事提供の開始

Sitecore Experience Platformの導入により、同社のサイトはGateを含め、乱立していたサイトの大半が統合されています。組織を変更してサイト管理を行う部署を1つに集約するとともに、サイトの統合を進めたことで、コンテンツ配信・管理の効率化が実現したことも、大きなメリットとなりました。また、Sitecore APIを使用してサポートツールを日々開発・改良することで、人員が構築当初から減少しても質・量とも落とさず運用を続けることができています。

さらに、Sitecore Experience Platformの機能を活用することで、外部ニュースサイトへの自社記事の提供が容易になり、現在複数のサイトと連携し、配信が行われています。

自社開発のスマホアプリへ速報記事を配信

Gateは、大分合同新聞を購読していれば無料で会員に登録して、すべてのコンテンツを閲覧可能です。ユーザーからは、お悔やみなど日常生活に密接した情報を新聞だけでなくWebサイトで閲覧できるとの評価を得ています。「Gateでは、災害やイベントなど大分に関わる重要な情報は会員以外でも閲覧が可能です。そのため、Gateを見たユーザーの方が新聞の購読を申し込むということもあります」と、小山田氏は話します。

特に好評を博しているのがスマホへの速報記事の配信です。大分に関わる重要なニュースをGateに投稿すると、プッシュ通知で即座にスマホへ配信されます。会員、非会員に関係なく、同社が開発したスマホアプリをインストールしておけば誰でも閲覧できます。大分県出身のユーザーが遠く離れた地で故郷のニュースを見るために利用するといったケースも多いようです。

同社がSitecore Experience Platformを導入する前は、コンテンツの配信数は、1日あたり100件でしたが、導入後は600件に増えました。サイトのセッション数は5%、ユーザー数は16%の増加です。PVは導入前と比べると導入後は10%減少しましたが、スマホアプリや記事提供を行っている他サイトを含めると導入前の約2倍になっています。

大分合同新聞社 メディア・ソリューション局長 兼 インタラクティブ・メディア・センター長 小山田 啓之 氏の写真
小山田 啓之
大分合同新聞社
メディア・ソリューション局長 兼
インタラクティブ・メディア・センター長

将来の展望

同社は現在、バージョンアップでより強力になったSitecore Experience Platformのデジタルマーケティング機能の活用を検討しています。具体的にはユーザーの嗜好にあった記事を掲示するパーソナライズや、メール送信によるリピーターの確保などが挙げられます。こういった機能を駆使し、ユーザー一人ひとりのニーズに対応し、満足度をより向上していくことがその狙いです。

小山田氏は、いずれはSitecore Experience Platformが新聞製作システムと連携し、デジタルと紙のコンテンツをより効率的に活用できる将来像を見据えています。その一方で、Gateの認知度を上げることが喫緊の課題と語ります。「新聞を購読していても、Gateの存在そのものや、Gateを無料で利用できることを知らない方がいます。逆に、新聞を購読していなければGateを利用できないと勘違いしている方もいます。Gateについて知ってもらい、ユーザーを増やすことが、大分の情報を発信するメディアの役割の1つだと考えています」。

富士通は、今後も大分合同新聞社様が存分にSitecore Experience Platformを活用していけるように、継続的にサポートしていきます。

【有限会社大分合同新聞社様 概要】
所在地 〒870-8605 大分市府内町3-9-15
代表者 代表取締役社長 長野 景一
創業
1886年4月3日
資本金 1,000万円
従業員数 355名
事業内容

新聞、雑誌発行、出版、各種事業

有限会社大分合同新聞社様のロゴマーク

ホームページ 有限会社大分合同新聞社様 ホームページOpen a new window

【導入事例(PDF版)】

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は取材日(2017年1月)時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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