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Fujitsu

Japan

新しい思想の高齢者住宅サービスを支援する
高齢者住宅システム「SeniorMate」

GLOVIA smart ファミリー商品 提供元インタビュー
富士テレコム株式会社


富士テレコム株式会社 ソリューション営業部 畑部長

「SeniorMate」(シニアメイト)は、従来、介護システムの延長として構築されていた有料老人ホームシステムに「ホテルコスト」管理の考えを取り入れて健全な経営を目指す事業者の方のための高齢者住宅向けソリューションです。予約管理、入居者管理、居室管理、来館者管理、欠食管理などの機能があり、サービススタッフの作業を支援するとともに入居者に最大限の満足を与えるための情報サービスを提供します。
商品の概要について、富士テレコム株式会社 畑部長に聞きました。

対象業種 高齢者住宅事業
導入実績 15社
標準導入期間 2ヶ月

この商品が登場した背景は?

従来の有料老人ホームは介護施設の延長でした。富裕者の方など対象が限られた施設でした。また、国が運営する特別養護老人ホームや老人保険施設は、キャンセル待ちの状態で入居が困難になっていました。このような状況のなかで、住宅型の高齢者向け施設が新しくできてきており、こういった施設に対応したシステムが必要となっていました。

これまでのシステムとどこが違うのでしょうか?

これまでの製品は、介護支援を中心に考えたシステムでした。しかし、新しい施設の収益構造は介護保険依存型からホテルコストを収益の柱とする形に変化しております。「SeniorMate」は、施設管理や有料サービスの様な、いわゆる「ホテルコスト」の部分を効率化するためのシステムです。

そのためにどんな機能がありますか?

居室管理、欠食管理やメイドサービス(部屋の掃除、買い物代行)管理、入居金償却、月次請求などスタッフの事務効率化のための仕組みを提供しています。

他の特長としてはどんな点がありますか?

1つは、会計システムとのシームレスな連携です。GLOVIAsmart会計のような民間企業向け会計システムと連携させることができます。従来の介護パッケージでは社会福祉法人会計としか連携できませんでした。2つ目は、お客様へのサービス向上機能です。お客様の個々の状況(例えば、髪を切ったとか、来訪者の訪問予定とか)をスタッフが共有して対応できるようにします。

GLOVIA smart商品とはどのような連携をしていますか?

SSO(シングルサインオン)連携を実現し、GLOVIA smartの会計、人事、給与などと同時に使用する場合にIDパスワードは一度の入力で各システムを使えるようになります。

内部統制対応も考えられているとのことですが。

内部統制対応としては、会計との連携をシームレスにし、日次決算も可能にしています。また、標準的なIDパスワードの管理の他、担当者により操作できる機能範囲を設定できますし、操作ログを細かく採れるようにして、SOX法のIT統制に対応しています。

お客様ごとの細かな要求にも対応できますか?

お客様ごとのカスタマイズが可能です。例えば、入居金管理では、施設ごとの条件やお客様の部屋の移動などに対応した償却処理ができるようになっていますが、さらに追加の条件があればカスタマイズで対応できます。

Webサービス型になることのメリットは?

サーバの現地での管理の問題が解消できます。また、本部管理機能を充実し、個々の施設だけでなく、地域全体、さらには事業全体として見ることができるようになります。

高齢者住宅システム「SeniorMate」関連情報

「SeniorMate」導入事例

オリックス・リビング株式会社様

高齢の時代に、理想の住宅を。独自のサービス展開を支えるシステム「SeniorMate」を導入。

製品情報

高齢者住宅システム「SeniorMate」(富士テレコム株式会社)

高齢者住宅(自立・介護付)の施設運営を最適にサポートするパッケージです。入居者・精算・居室管理等幅広い業務に対応。複数施設・本部機能もネットワークで一元化します。

[取材日: 2008年3月14日]
本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は取材日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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