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小さく導入し大きく育てる会計システムで、急成長するアジア市場における競争力を強化

オーミインダストリー株式会社様 鋼材の写真

オーミインダストリー株式会社様 導入事例


鉄鋼(薄鋼材、厚鋼板、建設用鋼材全般)の輸出を手がけるオーミインダストリー株式会社様は、近年、インドおよびその周辺国への家電製品・自動車用内板、外板の供給により、めざましい業績を上げている。同社は会社の成長に伴う会計業務の処理件数急増に対応するため、会計システムのグレードアップが緊急の課題となっていた。社員数30名弱で、システム専門の要員を持たない同社は、一般的なExcelのスキルさえあれば、自在に帳票を出力でき、柔軟な拡張性を備えたGLOVIA smart 会計を導入。さらなる会社の成長フェーズに対応できる会計業務環境を整えた。

[ 2012年9月12日掲載 ]

【導入事例概要】
業種: 商社
ソリューション: 会計システム
製品: GLOVIA smart 会計
【課題と効果】
1 売上げが100億円を超え200億円に近づき、会社の取引量が約2倍に。経理業務の処理件数も2倍になり、処理スピードをアップする必要があった。 スタンドアロンの旧会計システムからGLOVIA smart 会計に切り替え、仕訳と入力を手分けして処理。紙ベースのチェックをシステムで行うことで、ルーチンの経理業務処理が20日から10日に短縮した。
2 財務会計から管理会計へシフトし、経営層のみならず営業部門マネージャーも、きめの細かい経営指標データを把握する必要が出てきた。 GLOVIA関数を活用し、プログラミングスキルが無くても帳票データを抽出し、加工できる環境が実現。より精度の高い経営指標データを得られるようになった。
3 まず年商数百億円ベースの会計基盤を強化した後、先の3年、5年の会社の成長に合わせ柔軟にシステム拡張が可能な会計システムが必要だった。 第1ステージとして拡張性に優れたGLOVIA smart 会計を導入。その後3年間で、各営業グループ長がコストをしっかり把握。販売管理システムと連携し、営業の強み・弱みを分析し、売上げ増を図る第2ステージが見えてきた。

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導入の背景

急成長するアジア市場に対応する少数精鋭企業

オーミインダストリー株式会社 大阪営業所 所長 管理グループ ゼネラルマネージャー 課長 山口弘祐氏の写真

山口 弘祐
オーミインダストリー株式会社
大阪営業所 所長 管理グループ
ゼネラルマネージャー

オーミインダストリー株式会社様は、1977年に近江産業株式会社の貿易部門が分離独立するかたちで設立。JFEスチール、住友金属工業など大手鉄鋼メーカーを主要仕入れ先とし、アフリカ、インド、西南アジアを中心に、薄鋼材、厚鋼板などの製品を建築分野や各種製造業向けに輸出している。とくにここ数年、経済成長著しいインドにおける家電製品や自動車用、ICT関連機器の筐体用鋼板などを安定的に供給することで、急速に業績を伸ばしつつある。売上高は右肩上がりに伸長、リーマンショックで一時100億円を切ったが、その後は178億円と盛り返し、2011年には200億円台に乗せている。会社の急速な成長に伴い、同社は会計業務面で課題に直面した。同社大阪営業所所長で管理グループゼネラルマネージャーの山口弘祐氏はこのように語る。

「インドを中心とするアジア各国の鋼材市場では、国内需要の増大に伴い、現地ユーザーが鋼材の圧延やその他加工設備を導入するなど技術的に発展しています。そのため求められる鋼材の種類も、めまぐるしく変化している。その状況は、インドおよびその周辺国、アフリカ各国においてそれぞれ進化のスピードが異なるため、きめの細かい指標を基にした経営が求められるようになって来たのです」。

小さく入れて大きく育てる会計システムを

成長を続ける同社にとって、取引量の急増に、フレキシブルに対応する会計システムの導入が緊急の課題だった。それまでの中小企業向けスタンドアロンの会計システムでは、取引先企業の増加、会計書類の件数増大に対応しきれなくなっていたのである。同社管理グループ 経理・総務チーム チームリーダーの矢部雅啓氏は、こう述べる。「今後、市場が急速に成長することを考えると、ERPシステム導入も選択肢の一つでした。しかし社員25名、高いICTスキルを持つシステム要員のいない当社の場合、それには躊躇がありました。一気に数千万円のシステムを導入しても、運用していけるだろうかとの不安がありました」。そこで同社は、一般的なICTスキルの経理担当者でも無理なく運用でき、販売管理システムと連携させるなど、将来にわたって段階的に拡張できるシステムを求めた。

システム採用のポイント

Excelの心得があれば自在に帳票を出力できる機能を高く評価

オーミインダストリー株式会社 管理グループ 経理・総務チーム チームリーダー 矢部雅啓氏の写真

矢部 雅啓
オーミインダストリー株式会社
管理グループ 経理・総務チーム
チームリーダー

システムに求められる要件は数多くあった。専任2人、兼任2人の経理担当者で、延べ月間約2,000件の伝票入力を無理なくこなすこと。従来の財務会計ベースから、管理会計ベースへシフトしたいとのニーズに応える機能を備えていること。また営業組織を、インドとその周辺国およびアフリカに対応する3グループに再編成、各グループが常に粗利益を把握できる環境を構築していこうとの業務改革も考慮された。同社管理グループ経理・総務チームの宮瀬慎平氏は、こう語る。「市場は成長し、刻々と変化しているので、今の営業体制がずっと通用することはあり得ません。また同時に、社員の増加も見込まれるため、将来的に経理担当者以外でも利用できるシステムが求められました」。

候補に挙がった4つのシステムの中から、GLOVIA smart 会計が選定された理由について、宮瀬氏はこう述べる。「操作画面を一見したところ、使いやすそうなシステムは他にもありました。しかし、Excelに少し慣れた程度の知識で、データベースからリアルタイムでデータをピックアップして、売上げ動向、前年同月比、同期比をはじめとする帳票を出力できるGLOVIA関数を見て、これだと思いました。システムに精通したスタッフがいない当社のような中小企業でも、常に精度の高い経営指標を、自在にそして容易にアウトプットできるからです」。また同氏は、こうも語っている。「将来を見据えた導入方法について、富士通マーケティングの営業担当者と相談を重ねました。『これからの成長フェーズを考え、まずは経理の基本業務について、しっかりと足固めをするべきです。GLOVIA smart 会計は、高い拡張性を備えていますから、基本業務をきっちりやった上で見えてくる課題を踏まえ、段階的にシステムを拡充していきましょう』とのアドバイスが背中を押してくれました」。

導入の効果

ルーチン業務の負荷が半減し経営企画データの取りまとめに専念

オーミインダストリー株式会社 管理グループ 経理・総務チーム 宮瀬慎平氏の写真

宮瀬 慎平
オーミインダストリー株式会社
管理グループ 経理・総務チーム

新システム導入後約1年で、同社の経理業務は大きく改善された。従来、スタンドアロンの端末が1台のみで、仕分けされた伝票を入力する作業がボトルネックとなっていたが、新システムでは複数のクライアント端末で処理が可能となり、処理スピードが向上。約20日を要していた月次の経理処理は10日に短縮。「その余裕を、本来の経理業務に向けられるようになりました。以前は、翌月の25日に試算表を作成するだけで精一杯でしたが、15日頃に早まりました。また、営業グループごとの損益も正確に算出可能になったので、役員クラスに各営業グループのリーダーを加え、毎月第3週の木曜日に月次決算報告会を開催しています」(矢部氏)。

宮瀬氏はGLOVIA関数について、こう評価する。「以前のシステムでは、標準以外の帳票が必要になった場合、ベンダーに依頼し、1、2週間かけて作成していただくしかありませんでした。新システムではGLOVIA関数で簡単に作業できるので、各種の帳票作成時間が短縮化されました。とりわけ、一度帳票を作成すれば、ボタン一つで再計算できるので、経営指標データの算出も簡単です。経営層から求められれば、すぐに信頼性の高いデータを提示できる環境が整い、企画に関わる業務に注力できるようになりました」。

今後の展開

システムの可能性を見極める力がさらなる競争力を生む

同社は、経理業務の基盤強化を第1フェーズとし、会計システムの操作に習熟し安定運用までの1年、課題の顕在化に要する1年、第2フェーズに向けた準備期間の1年の、計3年を見込んでいる。GLOVIA smart 会計は、Web照会機能によって経理担当者以外でも容易に操作できるが、1年目を過ぎた現段階では、経理部が照会要求に応じて管理会計データを加工、紙の報告書で提供している。「第1フェーズでは、ひとつひとつのデータの意義を認識してもらうことを重視しています。その過程をしっかりと踏まえることで、将来的に各営業グループのリーダーから、例えば『デイリーな情報を見たい』というニーズが出てくるでしょう。その時点ではじめてWeb照会機能が根付くのだろうと考えています。また具体的なニーズが出ることで、求められるデータの表現方法や手段をどのような形にするべきかも分かってくるはずです」(宮瀬氏)。

倉庫の写真

そして、第2フェーズ以降の運用イメージも見えてきたという。「当社は商社なので、人件費、交通費などの変動費がかかります。競争が激しさを増し、変化する市場に対応するためには、必要なところに人的資源を振り向け、投入する必要があります。場合によっては一時的に採算性を度外視して突き進むべきシーンなどもあり、精度の高い変動費管理システムとの連携などが課題となってくると考えています。外部システムとの高い連携性、拡張性を備えたGLOVIA smart 会計に期待しています」(山口氏)。

会計基盤の強化を図り、精度の高い経営データを指標に、グローバル市場でさらなる成長ステージへと踏み出し始めた同社。その強みを最大限に活かすため、システムの可能性を見極めようとする姿勢が、競争力を強化していく。

担当営業メッセージ

富士通株式会社 産業ビジネス本部 エンジニアリング統括営業部 神戸産業営業部 副島史広の写真

株式会社富士通マーケティング
関西営業本部 流通・サービス統括営業部 流通営業部
山本 善久

GLOVIA smart 会計のご採用により、オーミインダストリー株式会社様の経理業務負荷軽減が実現できた事を大変嬉しく思います。
大きなトラブルも無く本稼働を迎えられたのも経理・総務チーム様を中心に社内一丸となって、プロジェクトを推進していただいた結果であると感じております。
今後もお客さまの成長に貢献できるビジネスパートナーとして共に歩んでいけるよう努力をする所存でございます。

担当SEメッセージ

株式会社富士通関西システムズ 第二産業システム本部 PRONES事業部 片山修の写真

株式会社富士通マーケティング
SIサービス本部 西日本システム統括部 関西第二システム部 プロジェクト課長
岡田 雄一郎

あらためまして、オーミインダストリー株式会社様より、このような評価をいただきまして大変喜ばしく、光栄に思っております。
今回、3ヶ月という短期導入プロジェクトにもかかわらず、メンバーの皆様のご協力のもと、新システムへの切替えに向けて導入作業を実施することができました。
商談当初より、会計基盤構築を明確に打ち出されておられ、そのためのルーチン業務の見直しとそのソリューション(素材)としてGLOVIA smart 会計を活用していただいた結果が今回の導入効果に繋がったと感じております。
今後も次のステップへ向けて、良きソリューションを提案していけるよう誠心誠意ご支援させていただきます。

【オーミインダストリー株式会社様 会社概要】
所在地 〒542-0081 大阪市中央区南船場3-11-10
代表者 代表取締役社長 小八木 克彦 氏
設立 1977年10月1日
資本金 2億円
従業員数 28名
事業内容 商社(薄鋼材、厚鋼板、建設用鋼材全般)
ホームページ オーミインダストリー株式会社様 ホームページOpen a new window

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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