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Fujitsu

Japan

glovia.comを導入してBPRを推進。プロジェクト型生産の効率アップに成功

このページの情報は、2002年に掲載されたものです。
最新情報は、GLOVIAトップページよりご覧ください。

富士通ジャーナルNo.254 ユーザー最前線に「日立機材株式会社様導入事例」掲載
[2002年7月29日]
glovia.com関連

日立機材 株式会社

日立機材株式会社では、戦略的なビジネス実現のために新生産管理システムを構築。システムの中核に「glovia.com」を採用し、受注から施工まで全業務でシームレスに情報を共有化し、業務精度の向上、戦略の早期立案など数多くの効果を上げています。


生産に関わる情報の一元管理・活用が課題

関東製作所
内装システム部生産管理課

日笠 俊二 課長

日立機材(株)は、フリーアクセスフロア、建築用構造材などの製造メーカー。製品の研究開発から設計、製造、施工、メンテナンスまで一貫した事業を行っています。受注生産のクリーンルーム用のフロア材では短納期と高品質の提供に努め、このノウハウをオフィス用のフロア材に活かし、フリーアクセスフロア業界でシェア第1位を誇ります。
関東製作所内装システム部では、2001年10月に新生産管理システムが稼働。同部門ではこれまで原価管理を目的として設計仕様書作成、注文書発行などのシステムを構築してきました。ほかの業務は人間系のシステムですが、セクショナリズムがないことで高い業務スピードを維持。さらに将来的な展開も視野に、新システムを構築し、業務改革(BPR)を目指しました。同部門生産管理課の日笠俊二課長は「自分の業務に関わる全情報をシステムから自動的に引き出せれば、現状のスピードを維持しつつ、業務精度が高まります。生産関連情報のシームレスな共有と、コストに対するさらなる追求のために、新システムを構築しました」と語ります。

プロジェクト型生産に対応できる点を高く評価し「glovia.com」を採用

関東製作所
管理部(システム)

坂本 恵美さん

新システムには、従来の原価管理的な側面と、生産管理的な側面の融合が要求されました。数社のERPパッケージを比較検討した結果「glovia.com」を導入。その理由を日笠課長は「当社のような業種には、プロジェクト型生産に対応したERPパッケージが適しています。glovia.comはその点を標準でクリアしている上、海外での実績も豊富です。これならいけると考えました」と説明されます。
採用決定後のFIT/GAP分析でも、glovia.comなら大丈夫と評価。富士通の営業の熱意も安心感につながったとのことです。パッケージ製品の特性を活かすため本体への大がかりなカスタマイズはせず、アドオンで対処。「たとえば仕様書作成については、glovia.comの仕様書保守機能を当社向けに手直ししてもらいました。使いやすく、ユーザーインタフェースを改善することができました」と語るのは、実際のシステム構築作業を担当した関東製作所管理部(システム)坂本 恵美さん。日笠課長も「システム変更に伴う現場への影響を考え、帳票のフォーマットなどなるべく変えないように心がけました」と続けます。

必要な情報をスピーディに活用できる環境を実現

現在は新システムの現状を次の飛躍への準備期間と捉え、業務に役立つデータを生成しています。これらのデータは今後のビジネス展開の強力な武器となります。その第一ステップとして、glovia.comに蓄積されている業務データを、現場の担当者に公開するアプリケーションが完成。これにより、Excelの画面上から進行中のプロジェクトに関わる収支などの情報が簡単に見られます。今後は出社して画面を開けば、前日までの状況が即座に把握できるようになります。情報検索も必要な情報がすぐに検索でき、システムを利用するユーザ層も大きく広がりました。将来的には、営業部門の利用も検討しています。

厳しい競争を勝ち抜くべくグローバルレベルでの活用も検討

市場での競争が激しさを増す中、日本の製造業にはさまざまな課題があります。「これまでのスピードを維持しつつ、お客様からのクレームや不良在庫などの損失をゼロにする。これが我々の最大の目標です」と力強く語る日笠課長。海外の関連会社と密接なバリューチェーンを築ければ、ビジネスを優位に進められます。glovia.comは、グローバル展開を支えるツールとしても注目されています。また今後、販売管理や会計も含めて一貫処理するシステム環境を目指しており、この点でもGLOVIAファミリ製品に期待が寄せられています。日笠課長は「ERPパッケージを選んだのは、新しいテクノロジーを的確に捉え、時代の変化に追随していくため。glovia.comと富士通には、今後もしっかりと我々を支えてもらいたいですね」とにこやかに語られました。

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