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クラウド(SaaS型)で利用する人事給与システムと勤怠管理システムを連携し、システム運用負荷の軽減とバックアップ体制の強化を実現

株式会社フクイン様 印刷設備の写真

株式会社フクイン様 導入事例


中堅中小企業の中には、企業の成長に伴って増加したシステムの運用管理に、担当者の負荷が大きくなっているケースも少なくない。また、東日本大震災後は、バックアップ体制の強化という急務も課せられている。株式会社フクイン様は、SaaS型人事給与システム「GLOVIA smart きらら 人事給与」とSaaS型勤怠管理システム「ちゃっかり勤太くん」 注1を採用、システム運用管理の負荷軽減とバックアップ体制の強化を同時に成功させた。

[ 2012年3月30日掲載 ]

【導入事例概要】
業種: 印刷業
ソリューション: 人事給与、勤怠管理
製品: FUJITSU Enterprise Application GLOVIA smart きらら 人事給与、ちゃっかり勤太くん

同社では、既存の給与・勤怠システムの保守期間終了を機に、これ以上システムの運用管理作業を増やさないことや、給与・勤怠の重要なデータのバックアップ体制強化のため、新システムの導入を検討。SaaS型人事給与システム「GLOVIA smart きらら 人事給与」とSaaS型勤怠管理システム「ちゃっかり勤太くん」を採用し、システム運用負荷の軽減とバックアップ体制の強化を、従来のシステムを使い続けた場合と比較して約半分のコストで実現できた。

【課題と効果】
1 頻繁に発生するバージョンアップ対応など、システム運用管理に関する担当者の作業負荷が増加していた。 
				クラウドサービスの利用により、システム担当者の作業負荷が軽減できた。
2 給与・勤怠の重要なデータの保管を含め、バックアップ体制の強化に迫られていた。 
				信頼性・継続性の高いデータセンターに各種データを預けることで、災害時などの不安を解消できた。
3 子会社を含めた異動をはじめ、社員数の変動が激しく、既存システムのライセンス体系では無駄な費用が発生していた。 
				月額ライセンスとなり、社員数の増減に応じて、随時必要なライセンス数だけ契約できるようになった。

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導入の背景

常に最新の印刷技術と設備を導入し、進化を続けてきた総合印刷企業

1949年の設立から60年以上、総合印刷企業として情報産業の一翼を担ってきた株式会社フクイン様。時代の変化に合わせて最新の印刷技術と設備を導入し、常に進化を遂げながら、顧客からの要望にいち早く応えられる体制を作ってきた。現在では、グループ会社などとの協力体制により、印刷物作成の全工程はもちろん、企画・制作・印刷・製本のどの工程からでも対応できる環境を整備。近年は、電子書籍やデジタルサイネージなどの分野にも注力している。

株式会社フクイン様の印刷設備の写真

増加していたシステム管理の作業負荷

株式会社フクイン 管理担当執行役員 生産統括部部長 吉川晋氏の写真
吉川 晋
株式会社フクイン 管理担当執行役員 生産統括部部長

時代の流れや顧客の要望に合わせて、進化を続けながら事業の幅を広げてきた同社。それに伴い社内で使用するシステムの数が増え、保有するサーバ台数も増加。管理・保守の面でシステム担当者の作業負荷が大きくなっていた。同社管理担当執行役員 生産統括部部長の吉川晋氏は次のように語る。「サーバのOSがバージョンアップするたびにハードウェアを見直す必要があるなど、システムの保守・メンテナンス・更新には結構な手間がかかっていたのです。この社内における目に見えないコストを、減らしたいと考えていました。東日本大震災という大きな災害を経験したことをきっかけに、バックアップ体制の強化という意味でも、今後はリスクを避けられるクラウドサービスのような方法も視野に入れていくことにしたのです」。

システム導入のポイント

既存システムの保守期間終了を機に、新システムの検討を開始

既存の給与・勤怠システムの保守期間終了を機に、新たなシステムの検討を開始。システム全体の方針である、作業負荷の軽減やバックアップ体制強化の実現に向けたパートナー候補として、既存システムのベンダーと著名なパッケージソフトのベンダー、それと富士通マーケティングをピックアップした。吉川氏は新しい給与・勤怠システムを導入するにあたり、パートナーに次のようなことを求めていたと述懐する。「以前使っていた給与・勤怠システムはパッケージソフトだったせいか、売ったら終わりではないですが、どうしてもサポート面で十分ではないと感じていました。そのため、今回はより安心できるサポート体制を組んでいただけるシステムベンダーを探したいと考えていました」。

ベンダーやサービス継続性への信頼から、クラウドサービスの利用を決断

システムの検討開始から程なく、同社は富士通マーケティングが提案したSaaS型「GLOVIA smart きらら 人事給与」とSaaS型「ちゃっかり勤太くん」を採用した。同社では2011年9月のシステム検討当初、セキュリティの観点から「クラウドはあまり信用していなかった」(吉川氏)という。しかし、富士通マーケティングからの提案を検討したことで、震災などに備えたリスク管理・バックアップ体制強化という観点からクラウドのメリットに改めて着眼。企業としての信頼性やクラウドサービスの継続性が高いことも後押しし、富士通のデータセンターに大切なデータを預けることを決めた。データセンターが国内にあることも、安心感につながったという。

業務の担当者が操作感を確認した上で、本稼働を決定

株式会社フクイン 総務部システム管理課SE 中村均氏の写真
中村 均
株式会社フクイン 総務部システム管理課SE

また、同社の給与担当者は、この業務を始めてわずか1年少々。そんな経験が少ない社員でも、簡単に操作できることも、「GLOVIA smart きらら 人事給与」と「ちゃっかり勤太くん」を採用する上での決め手になったと、同社総務部システム管理課SEの中村氏は話す。「給与と勤怠の業務担当者を参加させ、富士通マーケティングにデモンストレーションを実施してもらいました。また、2011年秋から3カ月は実際の業務データを入力して操作感を確認する試用期間としてもらいました。そして操作を実際に体験した社員たちからの『画面が見やすい』、『使いやすい』という意見が決め手となり、2011年12月から本稼働させることにしました」。

導入の効果

複雑な就業規則にも対応し、給与システムと勤怠システムの連携を実現

同社の就業規則や給与規定は、雇用形態や勤務形態の異なる社員では残業時間の計算方法が異なるなど、複雑で特徴的だ。そのため、給与システムと勤怠システムを連携して同社に合った運用を実現するにはベンダー側の協力が不可欠だった。システム導入にあたっての富士通マーケティングの協力体制について、「給与システムと勤怠システムの連携について、当社固有のルールの実現に向けて細かい部分まで試行錯誤してくれました。もし、他ベンダーへお願いをしていたら、導入作業の中で、イレギュラールール設定の考え方など、些細な相談にのってもらうというところで融通が利かず、問題解決できないまま自分たちで手計算して金額を入力するなどの手間が残っていたかもしれません。給与・勤怠業務といった広い範囲にわたっての業務ノウハウと技術スキルを持つSEさんに助けられました。」と、吉川氏は振り返る。

システム担当者のサーバ管理作業負荷を軽減

今回のシステム入れ替え後は、以前から入退室に使用していたFelicaカードに加え、グループウェア、携帯電話によって社員に出退勤を入力させている。そのため、本社の勤怠担当者は、どの拠点に属している社員の出退勤も、リアルタイムで把握することが可能になった。また、給与システムと勤怠システムの連携も、CSVファイルを使ってスムーズに行うことができるようになった。システム担当者としても、「以前は頻繁にバージョンアップのCDが送られてきて、それをインストールするという対応が面倒でした。現在はその手間がなくなり、とても楽になりました」(中村氏)という。

サーバを管理している写真

今回の導入についての試算で、費用は従来の約半額に

コスト面でも大きな効果が見込める。子会社を含めた異動が多く、社員数の変動が激しい同社では、既存システムのライセンス体系では無駄な費用が発生していた。しかし、今回から月額ライセンスとなり、社員数の増減に応じて、随時必要なライセンス数を調整することが可能になった。取材時点ではまだ本稼働から間もないため、実数によって効果をはかることはできていない。しかし、導入後に試算した効果について、吉川氏は次のように説明します。「保守が切れたサーバの買い替えが必要だったことなども含めると、従来のシステムを使い続けた場合と今回のクラウドサービスを比較したとき、コスト的にも従来の半分になるという試算です。そこにサーバの電気代などを加算すると、コスト削減効果はさらに大きいものになります」。

今後の課題

取得したデータをもとに、経営に役立つ分析を行いたい

同社では今後、販売管理システムなどの新しいシステムも検討しており、今回導入したシステムと結びつけ、細かく分析していくことを計画していると吉川氏は話す。「実際にこの作業に利益が出ているのかなどの経営指標として活用していきたい。そのために、いかにデータを吸い上げて、分析をしていくかが重要になると考えています」。また、同社では「GLOVIA smart きらら 人事給与」の人事システムの部分についても、今後は積極的に利用していく方針だ。「GLOVIAにはシリーズ製品がたくさん揃っていますので、今後は給与・勤怠だけではなくさまざまな業務システムとの連携をご提案いただけるのではないかと、期待しています」(中村氏)。

今回のシステム刷新で、同社の"次のステージ"に向けて大きく前進したことになる。

【フクイン様 システム概要図】
システム概要図

担当営業メッセージ

株式会社富士通マーケティング ビジネスパートナー本部 東京ビジネスパートナー統括営業部 第三営業部 葛原大輔の写真株式会社富士通マーケティング

ビジネスパートナー本部
東京ビジネスパートナー統括営業部 第三営業部
葛原大輔

この度は株式会社フクイン様の皆様と共に勤怠・給与の仕組みを構築させて頂き、心から喜びを感じています。お客様がとても心温かい方々であり、そのお陰で今無事に本稼働を迎えられています。クラウド同士のシステム連携というお客様にとって新しいシステム形態、かつ短期間での導入ということで最初はお客様にご心配をお掛けすることもありました。そんな状況の中、両社で密な打合せを重ねながら、今の良好な関係が築けたと感じております。
今後もお客様に魅力のある提案を行いながら、私自身も共に成長をしていければと考えています。

担当SEメッセージ

株式会社富士通マーケティング ソリューション事業本部 GLOVIA smart きらら事業部 きらら共通業務ソリューション部 山崎康博の写真株式会社富士通マーケティング

ソリューション事業本部
GLOVIA smart きらら事業部 きらら共通業務ソリューション部
山崎 康博

株式会社フクイン様の「GLOVIA smart きらら 人事給与」導入プロジェクトに参画させて頂けたことを大変嬉しく思います。吉川執行役員様はじめ社員の皆様に多大なるご協力を頂いたことで、「GLOVIA smart きらら 人事給与」の導入、及び勤怠管理システム「ちゃっかり勤太くん」との連携ソリューションを短期間で実現することができました。
今後もお客様のご要望に沿ったサービスの提供やサポート対応に努めていきたいと考えております。

【導入事例(PDF版)】

【株式会社フクイン様 会社概要】
所在地 〒141-0022 東京都文京区千石4-17-10
代表者 名村 眞人 氏
設立 1949年12月15日
資本金 7,200万円
従業員数 60名(平成24年1月1日現在)
事業内容 商業印刷、書籍出版印刷、マニュアル印刷、製本、DTP、企画・デザイン、組版・制作。
ホームページ 株式会社フクイン ホームページ 新規ウィンドウが開きます

注1: ちゃっかり勤太くん

「ちゃっかり勤太くん」は、株式会社エイ・アイ・エスの勤怠管理システム(ASP/SaaS)です。
http://www.a-i-s.co.jp/kinta/ 新規ウィンドウが開きます

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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