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会計システムを短期間でクラウド環境へ移行
コスト削減や業務継続性の向上を実現

株式会社サイバーエージェント様 受付の写真

株式会社サイバーエージェント様 導入事例


メディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業を中心に事業展開するサイバーエージェント様は、2000年から会計システムに富士通の「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA smart 会計」を活用。今回、「1つの事実を1度の入力で完結させる(ワンファクト・ワンタイム)」、「インフラをすべてクラウド化してデータセンターを持たない」というICT戦略のもと、オンプレミスで利用していたGLOVIA smart会計をクラウドコンピューティングサービスへ移行。実質1カ月半という短期間の移行で、運用コストや工数の削減、業務継続性の向上などを実現、経営基盤のさらなる強化を果たした。

[ 2016年4月14日掲載 ]

【導入事例概要】
業種: サービス業
ソリューション: 会計システムのコスト削減と運用最適化、業務継続性向上
製品: FUJITSU Enterprise Application GLOVIA 会計 クラウドサービス
【課題と効果】
1 会計システムのクラウド化でコスト削減と業務継続性の向上を図りたい。 クラウド環境への移行で年額約1000万円のコストを削減、さらにリソースの柔軟な活用や業務継続性向上などを実現した。
2 現場の業務スタイルを変えることなくシステムの運用管理負荷を低減させたい。 オンプレミスで利用していたGLOVIA smart 会計をクラウド環境へ移行してもユーザーインターフェースはそのままに、現場は利用環境の移行を意識することなく業務を継続することができた。またパッケージのバージョンを意識する必要がなくなり運用負荷を軽減することができた。
3 半期決算開始までに、会計システムのクラウド環境移行を完了させたい。 約2週間をかけた綿密な要件定義で課題をクリアにしたことで、約1カ月半という短期間でオンプレミスからクラウド環境へスムーズに移行。

【お客様の声】

「GLOVIA smart 会計」は堅牢さと使いやすさを兼ね備えており、15年以上安心して使い続けています。クラウド環境への移行は富士通のエンジニアの的確で手厚いサポートもあり、約1カ月半で完了できました。

導入の背景

インターネットビジネスのパイオニア。近年はエンターテインメント事業にも注力

「Ameba」で知られるメディア、インターネット広告、スマートフォンゲーム、などの事業を展開するサイバーエージェント様は、日本のインターネットビジネスを黎明期からけん引してきたパイオニアである。近年はスマートフォン向けの事業に軸足を移しており、エンターテインメント領域にも裾野を広げている。音楽配信サービス「AWA」やインターネットテレビ局「AbemaTV」をはじめ、注目度の高いコンテンツやサービスを続々とリリースしている。

同社はボタン1つで決算が締まる「大統領ボタン構想」、すべてのデータを見える化する「大統領コックピット構想」のもと、「ワンファクト・ワンタイム」をICT戦略に掲げ、経営の可視化やスピードアップ、業務効率化を目指している。同社 経営本部 経営システム室 シニアマネージャー 西村 壮礼氏は「ワンファクト・ワンタイムは『1つの事実を1度の入力で完結する』ことです。同じ事実を複数のシステムで入力・照合することがないよう、経理だけではなく、法務、人事も含めシステム間のデータ連携を強化しています。GLOVIA smart 会計は自動でデータを取得できるので、他システムとのデータ連携も柔軟に行うことができます」と語る。

ビジネス規模の急速な変化に柔軟に対応するために基幹システムをクラウド環境に移行

株式会社サイバーエージェント 経営本部  経営システム室 シニアマネージャー 西村 壮礼氏の写真西村 壮礼
株式会社サイバーエージェント
経営本部
経営システム室
シニアマネージャー

ビジネスの急速な成長に柔軟に対応するために、同社の基幹システムは、近年、オンプレミスからクラウドへと大きく舵を切っている。

「どの事業がどんなスピードで拡大するか予測することが難しい業界なので、リソースの追加・変更への柔軟な対応が求められます。また、運用監視のしやすさなどから総合的に判断し、基幹システムをクラウド環境へ移行することを決めました」(西村氏)

クラウドサービスにはAWSを採用し、販売管理をはじめ基幹システムを順次移行。その一環で2014年末、会計システム移行の検討を開始した。そこで掲げた方針を、同社 経営本部 経営システム室 迫田 隆樹氏は次のように話す。

「会計の現場担当者が業務を止めることなく、スムーズに移行できることが前提でした。そのうえで、会計システムにおける運用効率の向上も目指しました」

今回の移行で掲げたもう1つのポイントが短期間での移行だ。「実際の移行作業の開始は2015年2月になる見込みでした。一方、半期決算開始までに会計システムをクラウド環境に移行したいという要望が社内にあり、3月末までに移行を完了することが目標となりました」と迫田氏は振り返る。

導入のポイントと本格運用までの経緯

15年以上利用してきた「GLOVIA smart 会計」の高い信頼性とユーザビリティを評価、クラウド環境への移行後も継続採用

サイバーエージェント様では、2000年から、会計システムに富士通の「GLOVIA smart 会計」を導入している。クラウド環境への移行に合わせ、同製品をクラウド環境対応のv4にバージョンアップしたうえで継続して採用することにした。

採用の理由を西村氏は、「『GLOVIA smart 会計』は当社で15年以上にわたり利用してきました。大きなトラブルはなく、導入実績に裏打ちされた堅牢さには全面的な信頼を寄せています。ユーザビリティについても、これまでと同様に、誰でもすぐに使いこなせる平易な操作性はもちろん、現場担当者が使い慣れていることも考慮して、継続採用に踏み切りました。さらにv4はクライアントモジュールレスである点も継続利用のポイントとなりました」と話す。

他にも、あらゆる想定事象にスピーディーに対応可能なデータ分析ツール「Data Viewer」、取引発生から支払/出金管理までカバーできる債務管理の機能なども高く評価している。

パッケージはノンカスタマイズで導入し、運用でカバー

株式会社サイバーエージェント 経営本部  経営システム室 迫田 隆樹氏の写真迫田 隆樹
株式会社サイバーエージェント
経営本部
経営システム室

「GLOVIA smart 会計」のクラウド環境への移行作業は2015年2月から開始した。同社ではパッケージソフトは原則ノンカスタマイズで導入するというポリシーを定めており、今回の移行でも踏襲している。

「導入に要するコストや時間、労力などを考慮すると、カスタマイズは行わない方が適切と考えています。標準機能では対応できない業務は運用でカバーし、内製でツールを作って対応しています。」(西村氏)

移行作業は富士通の支援のもとに実施された。「わからないことやトラブルがあれば、富士通のエンジニアが駆けつけてくれました。電話やメールなどではなく、現場で直接対応していただけたので、非常に心強かったです」と迫田氏は語る。

約1カ月半という短期期間での移行を実施

また、今回の移行は半期決算前の3月中の移行完了が必須だったため、約1カ月半という短期間での移行となった。西村氏は「作業期間が約1カ月半という非常に短期間での移行については、以前行った他システムのクラウド環境移行で知見が蓄積されていたこと、『GLOVIA smart 会計』をノンカスタマイズで導入したことに加えて、富士通のサポートによるところが大きかったです」と話す。

また、短期移行によって旧会計システムとの並行稼働期間は1カ月のみに抑えられ、そのためのコストや工数も必要最小限で済んだという。

導入効果

運用コスト・工数の削減、スムーズな移行を実現

移行はテストも含めて2015年3月末までに終え、「GLOVIA smart 会計」がクラウド環境上で稼働開始した。このクラウド化によって、同社はさまざまなメリットが得られている。

「従来は国内2カ所のデータセンターを利用していましたが、クラウド環境に移行した結果、運用コストを年額約1000万円削減できました。さらにはバックアップ体制の刷新によって業務継続性のレベルが向上、リソース増減の柔軟性の向上も果たせました」(西村氏)

業務の現場にとってのスムーズな移行、および運用管理の効率化といった目標も狙い通り達成できている。

「『GLOVIA smart 会計』をクラウド環境に移行した後も、今までと同じユーザーインターフェースであるため、現場担当者は使い慣れた環境のまま違和感なく業務を続けられました。再教育や研修を行う必要もありませんでした」と成果を語る迫田氏。さらに西村氏は業務継続性の観点でも成果が出ていると語る。「以前は東京と北陸2カ所のデータセンターを運用しており、北陸側に仮想クラウド環境をたてていました。ソフトウェアアップデート時にはクライアントPCにインストールするほか仮想クラウド環境でもバージョン管理をする必要がありましたが、クラウド環境への移行でそれもなくなりました。業務を効率化できただけでなく業務継続性のレベルが格段に上がったと言えます」と続ける。

今後の展開

他システムとの連携などで、得られた効果をグループ内に波及

「GLOVIA smart 会計」の今後の活用について迫田氏は、「GLOVIA smart 会計の中で持っているデータを出力して社内の他システムとデータ連携させたり、仕訳データやマスタデータをグループ企業のシステムで2次利用したいと考えています。並行して仕訳テーブル作成の自動化など、さらなる効率化にも取り組みたいと思います。富士通にはサポートを期待しています」と述べる。

そして、西村氏は会計システムを含めた同社のICTへの取り組みとして、「当社のビジネス領域はスマートフォンの急速な普及に代表されるように、変化のスピードが速いと言えます。そういった変化により素早く柔軟に対応できるよう、システムの最適化をさらに加速させていきます」とビジョンを語る。

サイバーエージェント様はこれからもICTの活用で、インターネットビジネスにおいて飛躍し続けていく。

株式会社サイバーエージェント 迫田 隆樹氏、西村 壮礼氏、富士通株式会社馮 羚(フォン リン)、株式会社富士通システムズ・イースト 三戸 正晴の写真
(右から)株式会社サイバーエージェント 迫田 隆樹氏、西村 壮礼
富士通株式会社馮 羚(フォン リン)
株式会社富士通システムズ・イースト 三戸 正晴

担当営業メッセージ

富士通株式会社 流通ビジネス本部 情報・コンテンツ統括営業部 第一営業部 馮 羚(フォン リン)の写真

富士通株式会社
流通ビジネス本部
情報・コンテンツ統括営業部
第一営業部
馮 羚(フォン リン)

ネット広告業界屈指のサイバーエージェント様から、経営方針の実現を支援する機会をいただきまして、大変光栄に感じております。

今回は、富士通において「GLOVIA smart 会計」を初めてクラウド環境に移行したプロジェクトです。

過去に実績が無かったため、サイバーエージェント様向け特別体制を確立するところからスタートしました。

構築の過程で課題も発生いたしましたが、会計システム担当SE、製品事業部、クラウド環境の特性を熟知したSE、営業が密に連携を取り、それぞれ持っているノウハウをまとめ、クラウド環境移行における課題を一つ一つ解決して参りました。さらにサイバーエージェント様の多大なるご支援もあり、1ヵ月半という短納期ではありましたが、無事予定どおり移行することができました。

今後も引き続き、サイバーエージェント様のご要望・ご期待に迅速かつ的確にこたえられるよう努めていく所存です。

SEメッセージ

株式会社富士通システムズ・イースト ソリューション開発本部 スマートソリューション事業部 第一スマートソリューション部 三戸 正晴の写真

株式会社富士通システムズ・イースト
ソリューション開発本部
スマートソリューション事業部
第一スマートソリューション部
三戸 正晴

今回の移行はGLOVIA smart 会計としては初めてのクラウド環境への移行でした。その最大の目標は、お客様の現場が違和感なく、GLOVIA smart会計の強みである堅牢さ、長年お使いいただいているユーザビリティの継承を行うことにありました。この点は、お客様および富士通グループ関連部門の協力により、実現することができました。

また、短期間/低コストで移行が実現できた要因は、お客様のご協力のもと、インフラ関連の要件分析/方式設計を迅速/確実に行い、リソースから見た性能面への配慮とBCP環境を確立できたことにあったと考えます。

今後も、お客様の業務運用の効率化に向け、SEサポートの強化と会計ソリューションの強化を遂行していきたいと考えています。

【株式会社サイバーエージェント様 会社概要】
所在地 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号
代表者 代表取締役社長 藤田 晋
設立 1998年(平成10年3月)
資本金 7203百万円
従業員数 3,432人(2015年9月)
事業内容 メディア事業・インターネット広告事業・ゲーム事業・投資育成事業
株式会社サイバーエージェント様ロゴ
ホームページ 株式会社サイバーエージェント様ホームページOpen a new window

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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