長年の経営努力の蓄積が一瞬にして瓦解する現代。
予見力を上げることこそが、経営リスクを極小化する条件です。
経営リスクを極小化するためには、月次予測を踏まえたRF(ローリング・フォーキャスト)が最も有効です。現実の正しい実態の数字を把握することが、全ての出発点となるのです。
本コラムは企業の経理部門での業務改善を数多くてがけた実績を持つ俵氏が、経理現場における業務改善の視点で「経営リスクとコスト」について解説します。
俵 一雄 氏
富士通株式会社に入社以来、経理部門に30年在籍し、本社・工場・事業本部経理で原価管理・事業管理に従事。社内原価計算システム構築、上場関連会社の経営支援、事業構造改善を実現。また同社北米統括会社CFOとして事業再編に従事。2002年に俵コンサルティング株式会社設立。現場実践経験のある数少ない企業経営システムの指導専門家。