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サーバ統合とアプリケーションのスリム化で
運用・保守コストの大幅削減に成功

アプリケーション&ポートフォリオマネジメントサービス(アプリケーションのモダナイゼーション)「小売業F社様導入事例」イメージ画像

小売業F社様 導入事例


小売業のF社様は、店舗ごとに設置されたサーバ上のシステムで仕入れや売上げを管理されていましたが、サーバの老朽化をきっかけにシステムの刷新を決断。運用・保守コストの増大など、サーバの分散により発生していたいくつかの課題を一気に解決するため、サーバ統合とアプリケーションのスリム化、そして画面のWeb化を柱とするアプリケーションのモダナイゼーション技術を活用されました。

[ 2012年3月19日掲載 ]

【導入事例概要】
業種: 小売業(資本金460億円/年商約2,600億円)
ソリューション: アプリケーション&ポートフォリオマネジメントサービス(アプリケーションのモダナイゼーション)
構築期間: 約10ヶ月
【課題と効果】
1 サーバの老朽化。また、サーバが各店舗に分散しているため、保守効率が悪化。 arrow2-c.gif 分散していた130台のサーバを仮想化によって最新のサーバ20台に統合し、データセンターに集約したことで、運用・保守コストが大幅に削減された。
2 使われていなかったり重複したりしているアプリケーションが多数存在し、無駄が多い。 arrow2-c.gif ヒアリングや稼働資産分析などを活用したアプリケーションのスリム化により、約6000本のアプリケーションを約2500本にまで削減し、アプリケーションのカスタマイズや運用にかかる無駄が削減された。
3 店舗ごとにシステムがカスタマイズされているため、運用・保守コストが増大し、拡張性にも乏しい。 arrow2-c.gif アプリケーション基盤 INTARFRM(インターファーム)の採用で、アプリケーションの標準化を実現し、運用・保守コストも低減された。さらに、業務の拡張に合わせたシステム拡張も容易になった。

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導入の背景

各店舗に分散していたサーバの老朽化と運用・保守のコスト増大が課題に

大手小売業のF社様。約130店の店舗にはそれぞれサーバが設置され、仕入れや売上げを管理するシステムを店舗ごとに利用していました。今回、アプリケーション&ポートフォリオマネジメントサービスのモダナイゼーション(注1)の対象になったのは、この店舗システムです。
さまざまな課題の原因となっていたのは、サーバが分散していたことです。サーバが各店舗にバラバラに配置されていたため、トラブルのたびにベンダーが店舗に出向いて修理する必要がありました。また、店舗ごとにシステムに独自のカスタマイズが行われていたため、運用・保守のコストもかさんでいました。さらに、サーバそのものの老朽化も激しく、このままではシステムの安定稼働にも支障をきたす恐れがあったのです。
こうした課題を解決するため、仮想化によるサーバ統合とアプリケーションのスリム化、そして画面をWeb化するモダナイゼーションをご提案しました。

システムの概要

130台のサーバを20台に統合し、ヒアリングと「稼働資産分析」により
アプリケーションの移行対象資産を約58%削減

仮想化によるサーバ統合では、各店舗に分散していた130台のサーバを統合し、データセンターに集約しました。サーバ統合にあたっては、現行サーバのCPUやメモリの使用率、ストレージのデータ量などを調査。店舗ごとのサーバの稼働状況を調べて、どこまで集約できるかが検討された結果、最終的に20台のサーバに集約することに成功しました。
サーバ統合と平行してすすめられたのがアプリケーションのスリム化です。お客様にヒアリングを行って業務や機能の絞り込み、重複排除などを行い、使われていないアプリケーションを徹底的に調査。人手による調査に加えて、プログラムが動作しているかどうかを自動的に調べ、無駄なアプリケーションを発見する「稼働資産分析」も活用し、最終的には約6000本あったアプリケーションを約2500本にまで削減できました。

サーバ統合およびアプリケーション移行フローイメージ図

INTARFRMの適用で画面の9割以上のソースを自動生成し、
以前とまったく同じ画面を持つWebアプリケーションに移行

約2500本のアプリケーションに関しては、クライアント/サーバ型であった従来のアプリケーションをすべてWeb化。アプリケーション基盤INTARFRMを活用することにより、画面ソースの9割以上を自動生成し、従来のアプリケーションとまったく同じ画面を持つWebアプリケーションに移行することに成功しました。
具体的には、COBOL (注2)で定義されていた画面情報を抽出し、INTARFRMのリポジトリに登録。そこからテンプレートを利用して画面のソースを自動生成しました。これにより、お客様からいただいていた「従業員の再教育コストをかけたくないので、以前とまったく同じ画面にしてほしい」という要望にも十分に応えることができました。

導入の効果

サーバ統合とアプリケーション削減の相乗効果による
運用・保守コストの大幅削減に期待

サーバをデータセンターに集約し、約6000本のアプリケーションを約2500本に削減できたことで、システム移行にかかる期間・工数を大幅に削減することに成功。約10ヶ月の短期間でシステムの運用テストまで持って行くことができました。
システムの本稼働はこれからですが、本稼働後は、130台のサーバを20台に集約したサーバ統合の直接的なコスト削減効果が現れるでしょう。サーバの購入コスト、電気代、設置コスト、各店舗のシステム担当者の人的コストなどは、確実に削減できるはずです。
また、サーバ統合とアプリケーション削減の相乗効果により、システムの運用・管理コストの削減も期待されています。一般的に、IT予算の7割はシステムの運用・保守に使われ、新規投資は3割といわれていますが、アプリケーション&ポートフォリオマネジメントサービスを活用すると、この割合を5対5にすることが可能です。F社様においても、運用・保守に使われる費用が削減され、削減されたコストは新たなビジネスへと再投資されることでしょう。

システムのレガシー化を防ぎ、ビジネスの成長に合わせた
最新のITインフラ構築が容易に

新しいシステムにINTARFRMが採用されたことにより、システムが再びレガシー(硬直化・陳腐化)になるのを防ぎ、将来的なITシステムの拡張にも柔軟に対応できると期待されています。
これまでは、個々の店舗システムごとに改修やカスタマイズを行っていたため、時間とともにシステムが肥大化・複雑化し、無駄なアプリケーションが多数生まれていました。しかし、INTARFRMを活用するとシステムの改修時に影響のおよぶ範囲を容易に把握できるため、システムの肥大化・複雑化を防ぎ、無駄なアプリケーションの発生を抑えることができます。
さらに、ハードウェアやOSなどのインフラを入れ替えるときも、アプリケーションへの影響が最小化されるため、業務の拡張に合わせた最新のインフラを導入しやすくなります。つまり、ビジネスの成長に必要なITシステムを、スピーディーかつ低コストで構築することが可能になるのです。

アプリケーション基盤INTARFRM適用によるスリム化のイメージ図

用語解説

注1: モダナイゼーション
長期間使用されてきたレガシーシステムを最適化・近代化すること。
注2: COBOL
1959年に米国で開発されたプログラミング言語。コンピュータを用いた事務処理を容易にする目的で開発された。

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