機能説明
機能別索引
ICTリソースの管理
ディスカバリ
業務サーバのハードウェア・仮想環境・ソフトウェア構成情報(注1)を採取し、CMDB(Configuration Management DataBase)に登録します。スケジュールに従った定期ディスカバリ、コマンドによる手動ディスカバリができます。
注1 Systemwalker Software Configuration Manager Expressでは、対象はハードウェア・仮想環境の構成情報のみ。
構成管理
ディスカバリにより収集されたシャーシ/サーバ/仮想環境/OS/ソフトウェアなどの構成情報を一覧表示します。サーバでトラブルが発生した場合、正常動作時の構成ベースライン(注2)と現在の構成ベースラインを比較し、正常動作時から新たに適用されたパッチを確認できます。
注2 構成ベースラインとは、正常時動作していた時点での構成情報で、変更のベースとなる構成情報。
構成ベースラインを比較する機能はソフトウェアの構成情報に対してのみ使用可能。
インフラ構成管理(対象:V15.3.0以降)
マップ表示により、ハードウェア(シャーシ/物理サーバ)、仮想OS 、業務、テナントの依存関係を可視化し、トラブルシューティングを迅速化します。最新の構成情報をすぐに表示、レポート作成に活用できます。
パッチ管理
OSのパッチ管理
Microsoft Windows Server Update Services(WSUS)と連携し、WindowsのOSパッチ情報とパッチ適用状況を管理できます。
Yellowdog Updater Modified(yum)と連携し、LinuxのOSパッチ情報とパッチ適用状況を管理できます。
Oracle Solaris 11のパッチ適用状況を管理できます。
ソフトウェアのパッチ管理
ソフトウェア情報とパッチ情報を事前に定義として登録することで、ソフトウェアのパッチ情報とパッチ適用状況を管理できます。富士通製ミドルウェアの場合は、UpdateSite / UpdateAdvisorと連携して、パッチ情報と パッチ適用状況管理できます。シングルユーザモードで適用が必要なパッチもリモートで適用できます。
ICTシステムの短期構築
ソフトウェアのパラメーター管理
ソフトウェアのパラメーター定義により、パラメーターの設定と収集が可能です。収集したパラメーター情報を確認して、変更したいパラメーターを設定できます。主要な富士通ミドルウェアのパラメーター定義は、本商品に登録済みです。
ソフトウェアの自動インストール(対象:V15.4.0以降)
業務サーバに対してソフトウェアを自動でインストールすることが可能です。また、テンプレートによりソフトウェアのインストールに必要な処理を標準化することができます。