FUJITSU Software
Interstage Big Data Parallel Processing Server
V1 強化ポイント

V1.2 における強化ポイント

新OSへの対応 【V1.2.2の新機能】

以下のOSに対応します。

• Red Hat Enterprise Linux 7（for Intel64）
  （OSのディストリビューション7.2、7.3に対応）

Apache Spark によるリアルタイム分析強化 【V1.2.1の新機能】

リアルタイム分析オープンソースソフトウェア「Apache Spark」との連携に対応します。これにより、よりインタラクティブな分析ニーズにお応えします。

Impalaによる高速なSQLアクセス 【V1.2.0の新機能】

Hadoop上のデータに対してインメモリ型の分散処理による高速なSQLアクセスを実現するオープンソースソフトウェアである「Impala」を取り込みました。SAS等のImpalaに対応しているBI/BA製品と本商品とを組み合わせることで、より高速に大量データを分析するシステムの構築ができます。

※ 性能を確保するため、Impalaを導入するスレーブサーバはMapReduceを導入するサーバと分けて運用する事を強く推奨します

V1.1 における強化ポイント

Javaアプリ並列実行機能 【V1.1.0の新機能】

従来の開発手法で開発したアプリケーションを、Hadoop上で並列実行可能にします。
一般の開発手法で作成したJavaアプリケーションを、Hadoopアプリケーションとして呼び出し動作させる機能を提供します。これにより生産性向上やHadoop適用の容易性向上が図れます。

蓄積データ圧縮 【V1.1.0の新機能】

分散ファイルシステムの圧縮機能を提供します。
ファイルシステム上で圧縮がサポートされており、この利用にあたってアプリケーションは圧縮処理を意識する必要がなく、また、圧縮データのまま効率的に分散処理を行うことができます。 これにより、ストレージの導入コストを削減するとともに、さらなる処理の高速化も実現します。

機械学習ライブラリMahoutのサポート 【V1.1.0の新機能】

レコメンデーションや予測などの分析向けHadoopアプリケーション開発に利用可能な機械学習ライブラリMahoutを製品提供コンポーネントに追加し、サポートします。

V1.0 における強化ポイント

最新Hadoopへの対応 【V1.0.1の新機能】

Apache Hadoop 1.0.3に対応しました。

NetCOBOL連携 【V1.0.1の新機能】

NetCOBOLと連携し、Hadoopによる分散並列処理上でCOBOLアプリケーションを動作できるようになりました。新たなアプリケーションを開発することなく、バッチ処理などの豊富に蓄積された既存資産を有効活用できます。

スマートセットアップ強化 【V1.0.1の新機能】

スマートセットアップによるスレーブサーバの自動配備を強化しました。従来のHadoopでは環境に依存しスレーブサーバごとに個別に入力が必要なHadoopパラメータを、配備時に富士通の推奨値で入力操作を行うことなく自動的に設定できるようになりました。これにより、スマートセットアップで多数のスレーブサーバを一括自動配備・自動設定後、即運用が可能になります。

仮想環境への対応 【V1.0.1の新機能】

ハイパーバイザー（VMware、KVM) に対応しました。マスターサーバ、スレーブサーバを仮想マシン上で動作することができます。また、スマートセットアップにも対応し、仮想マシン上へもスレーブサーバを自動配備・自動設定し、配備後即運用することができます。仮想環境に対応したことで、最小限の物理マシンのリソースを効率的に使用したスケールアウト構成を実現します。