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ストレージ活用のキーワードは“オールフラッシュ”+“大容量アーカイブ”

2017年11月30日、都内にて「NetApp Innovation 2018 Tokyo」が開催されました。本稿では、富士通の講演「ストレージ活用のキーワードは“オールフラッシュ”+“大容量アーカイブ”」の内容とともに、オールフラッシュ/ハイブリッドストレージ製品(「ETERNUS NR1000」シリーズ)と、それを利用した大容量アーカイブソリューションとOSS(オープンソースソフトウェア)データベース「FUJITSU Software Enterprise Postgres」についてご紹介します。

更新日:2018年2月14日
掲載日:2017年12月22日


第3回 データの利活用が求められる今、アーカイブソリューションの重要性

いわゆる“ビッグデータ時代”とも呼ばれる現代において、ビジネスや教育、研究などで扱うデータは増加の一途を辿っている。モバイルデバイスやIoTの普及、クラウド環境の整備などによって、構造定義を持たないテキスト、音声、画像、数値などの非構造データがリアルタイムで生成される世の中となり、企業や公共機関はこれら膨大なデータの取り扱いに悩んでいるのが現状だ。

このような背景もあり、データを保存しておく“ストレージ”の性能とコスト、保存したデータをビジネスに活用するためのソリューションに対する注目度はきわめて高くなっている(第1回第2回参照)。単体では明確な意味を持たないデータも、AIや機械学習を使った分析を行うことで、顧客ニーズの予測や設備の予知保全をはじめ、さまざまなビジネスシーンで利活用することが可能。ビッグデータ時代に合わせたビジネス変革を実践する企業のほとんどは、情報(データ)の重要性を熟知しているはずだ。

ビジネスの拡大・効率化はもちろん、各種研究から社会問題の解決まで、大容量データの利活用がもたらす恩恵は計り知れない。このため、蓄積されていくデータを安全に保存し活用できる環境を構築することが、企業や公共機関における重要なミッションとなる。リアルタイムで生成されていく構造・非構造データのすべてが、長期間にわたって利活用するものというわけではなく、その大半は90日間経過後にほとんどアクセスされなくなるコールドデータだ。とはいえ、コールドデータだからといって破棄してしまっては、効果的なデータ分析・活用は行えない。そこで必要となってくるのが、データを安全に保管し、必要なときにアクセスできる“アーカイブ”だ。

【特別連載】ストレージ活用のキーワードは“オールフラッシュ”+“大容量アーカイブ”

第1回 デジタル変革を支えるビジネスプラットフォームとは?

IoTやAIといった先進技術をビジネスで有効利用するために必要なデジタルプラットフォームを解説する。 記事はこちら

信頼性を担保したデータを安全に保管しておくことの重要性

企業内に蓄積されたデータを安全かつ継続的に活用したい場合、必要となるのはバックアップとアーカイブだ。この2つをほとんど同一のものとして考えている方もいるかもしれないが、両者は目的も仕組みも異なっている。簡単に言ってしまうと、バックアップとはシステムの障害によってデータが失われるのを防ぐために最新のデータを別の場所に複製すること。それに対してアーカイブとは、蓄積されたデータを長期間にわたり安全に保管し、必要なときにアクセスできるようにすることを目的としている。バックアップでは、定期的に最新状態のデータに上書きされるため、変更前のデータを取り出すことができないが、データが蓄積されるアーカイブならばすべてのデータにアクセスが可能。さらに、現行システムに障害が発生したときに利用するバックアップに対し、データにアクセスしたい場合に随時利用するアーカイブと、「データの保全」という大きな役割は同じでも、その利用目的はかなり違うものとなっているのがわかるはずだ。

バックアップはある時点のオリジナルデータに対するコピーデータであるのに対し、
アーカイブはオリジナルデータそのもの

大容量データを扱う企業や公共機関にとっては、どちらも導入すべき重要なものだが、近年の状況からアーカイブのニーズが急速に高まっている。たとえば、現在のビジネスで必須といえるコンプライアンス対策を考えると“信頼できるデータ”の保管体制が不可欠。社内データや研究データの改ざんが社会問題となっていることもあり、データの上書きが不可能なアーカイブはこうした問題を解決するための手段として注目を集めているわけだ。さらに、前述したとおり企業で扱うデータは爆発的に増加しており、企業の情報システムのストレージに保存しておく余裕がないという問題も発生している。これもまた、アーカイブの導入によって解決できる。たとえば、本連載で紹介してきた富士通の大容量アーカイブソリューションならば、アクセス頻度の高いデータをオールフラッシュなどの高速なストレージに、そうでない大量のコールドデータは光ディスクやテープなどのメディアに保管するアーカイブ環境を構築可能。情報システムのストレージ容量を増やすという対応策に比べると、効率的かつ低コストで問題を解決することができる。

事例から見えてくる理想のアーカイブシステムとは?

このように、ITを活用するあらゆる業種においてアーカイブの重要性は増してきており、実際に富士通の提供するアーカイブソリューションを導入している企業や学校は増えてきている。安全かつ確実なデータ保存が行える研究データマネジメント基盤を構築している国立大学法人京都大学(以降、京都大学)もそのひとつだ。

研究活動における不正行為が後を絶たないことから、文部科学省は2014年に新たな「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」を策定した。京都大学では、このガイドラインを踏まえて「京都大学における公正な研究活動の推進等に関する規定」を策定し、そのなかで「研究データの10年以上の保存」をルール化。その実現のために、富士通の光ディスクライブラリ「ETERNUS DA700」を採用したアーカイブシステムを構築したという。日々の研究データは高速なハイブリッドストレージ「ETERNUS NR1000F」を採用した文書管理システムに保管。研究が終了した長期保存データは長期間のデータ保存が可能で、改ざん防止や暗号化にも対応する「DA700」に保管するという構成だ。アクセス速度に優れた「NR1000F」と、データ保護機能と容量単価に優れた「DA700」を組み合わせることで、きわめて効率的で拡張性も高いアーカイブシステムが実現している。大学や研究機関のみならず、一般企業にとっても大いに参考にしたい事例といえよう。

京都大学のシステム構成図

京都大学の事例からも見てとれるように、企業や学校のニーズに合わせたアーカイブシステムを構築することは、ITを活用してビジネスを推進するうえで必須のタスクといえる。「長期間にわたってデータを安全に保管したい」「コストを抑えて大容量のデータを保管したい」「将来的な保管データ量の増大にも容易に対応できるシステムを構築したい」など、理想のアーカイブシステムは企業によって異なるが、富士通の提供するアーカイブソリューションならば、自由度の高いアーカイブシステムを構築できるはずだ。たとえば、一次ストレージに高速性を極めたオールフラッシュストレージ「ETERNUS NR1000A」、二次ストレージに容量単価や運用コストに優れたテープシステム「ETERNUS LT series」を選択することで、アクセス性の向上とコストの削減を両立させることも可能だ。

今後もITの進化が止まることはなく、膨大なデータを有効活用するためのビジネス変革は継続していく必要がある。その根幹を成すアーカイブソリューションの重要性をいま一度確認し、これからの時代に対応するシステムの構築を考えてみてはいかがだろうか。

【特別連載】ストレージ活用のキーワードは“オールフラッシュ”+“大容量アーカイブ”

第2回 オールフラッシュを利用した最新ソリューションの実力

新時代のデジタルプラットフォームを構築するうえでカギを握る“高速なストレージ製品”と“柔軟な運用が可能なデータベースシステム”に注目。 記事はこちら

(マイナビニュース広告企画:提供 富士通)


「株式会社 マイナビ」2018年2月14日 掲載記事より転載。
本ページで掲載されている内容は、掲載日時点のものです。

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第2回 オールフラッシュを利用した最新ソリューションの実力

急速に進化するITを積極的に取り入れることで、これからのビジネスを勝ち抜きたいという企業にとって、IoTやクラウドからもたらされる膨大なデータを効果的に活用するためのシステム構築は重要な課題となる。そこで本連載の第1回では、IoTやAIといった先進技術をビジネスで有効利用するために必要なデジタルプラットフォームについて確認した。第2回となる本稿では、新時代のデジタルプラットフォームを構築するうえでカギを握る“高速なストレージ製品”と“柔軟な運用が可能なデータベースシステム”に注目。11月30日に開催されたイベント「NetApp Innovation 2018 Tokyo」の富士通ブースで展示されていたオールフラッシュ/ハイブリッドストレージ製品と、それを利用した大容量アーカイブソリューションとOSS(オープンソースソフトウェア)データベースをチェックする。

「ETERNUS NR1000」を軸にしたアーカイブモデルでコストも削減

NetApp Innovation 2018 Tokyoの富士通ブース中央には、進化を続けるデジタルテクノロジーを活用してビジネスを展開していくうえで必要な特性を網羅した「ETERNUS NR1000」シリーズが展示されていた。NetApp製NASのOEM製品であるETERNUS NR1000は、オールフラッシュストレージの「NR1000A」とハイブリッドストレージの「NR1000F」を用意し、どちらも高速な処理を実現して大容量データの効率的な活用をサポート。高い処理性能だけでなく拡張性や運用性にも優れており、柔軟に容量を拡張できるほか、重複排除・圧縮機能によるディスクスペースの効率的な活用にも対応する。さらに、「RAID-TEC」や「Snapshot」「SnapManager」「SyncMirror」「SnapMirror」といったデータ保護機能も多数搭載し、現代の企業に必須のタスクであるビジネスの継続性も高めることが可能だ。

ETERNUS NR1000


富士通株式会社 グローバルビジネス戦略本部 システムプラットフォームビジネス統括部 ストレージビジネス推進部 秋岡 恭介 氏

今回のブースでは、ETERNUS NR1000の持つ特徴を十二分に活かした2つのソリューションを展示していた。そのひとつは、企業に蓄積された大容量データを、アクセス性を犠牲にすることなく効率的に保管しておくことが可能な大容量アーカイブソリューションだ。ブースでは、富士通 グローバルビジネス戦略本部の秋岡 恭介 氏が、製品化の準備を進めるこの最新アーカイブソリューションについて解説してくれた。

【特別連載】ストレージ活用のキーワードは“オールフラッシュ”+“大容量アーカイブ”

第1回 デジタル変革を支えるビジネスプラットフォームとは?

IoTやAIといった先進技術をビジネスで有効利用するために必要なデジタルプラットフォームを解説する。 記事はこちら

ビッグデータ時代における企業の多くは、数々の業務システムを構築して、それぞれのサーバー上で膨大なデータを蓄積・活用している。トラブル時の業務継続性を考えると、こうしたデータはアーカイブしておくのが基本だが、業務サーバーそれぞれにアーカイブの仕組みを構築するのはコスト的な負担も大きく、単に全データをアーカイブするだけでは、あとからデータにアクセスする際に時間がかかってしまうこともある。こうした保管コストの最適化やアクセス性の担保といった要求に対応するのが、今回展示されていた大容量アーカイブソリューションとなる。ETERNUS NR1000の持つ機能を利用して理想的なアーカイブ環境を実現していると秋岡 氏は語る。基本的な構成は、各種業務サーバーからのデータをETERNUS NR1000(一次ストレージ)にアーカイブ。階層制御サーバーで設定したポリシーによって、重要度(アクセス性)の低いデータをテープや光メディアを使った二次ストレージにアーカイブするというもの。一次ストレージにETERNUS NR1000を採用することにより、さまざまな業務サーバーのデータをスムーズにアーカイブできる導入・運用性の高さが活かされる。もちろん、オールフラッシュ/ハイブリッドストレージの特長である処理速度の速さも有効利用される。また、アクセス性の低いデータを保存する二次ストレージにテープや光メディアなどの低価格の媒体を利用することでコストの削減にも対応。階層制御サーバーで運用の自動化を実現していることもあり、コスト面の負担と管理者の負担を大幅に軽減するアーカイブリファレンスモデルに仕上がっているという。

「PostgreSQL」の弱点である大容量データの運用を強化


富士通株式会社 ミドルウェア事業本部 データマネジメント・ミドルウェア事業部 プロダクト技術部 森 世紀 氏

ETERNUS NR1000を活用したソリューションとしてもう1つ展示されていたのは、OSSベースのデータベース「FUJITSU Software Enterprise Postgres」(以降、Enterprise Postgres)の高信頼ソリューションだ。Enterprise Postgresは、前回紹介したセッションにおける講演でも解説されていたオープンソースの「PostgreSQL」をベースに信頼性・性能・セキュリティを強化したデータベースで、各種リレーショナルデータベースとのスムーズな連携を実現するなど、ビッグデータ時代のデータベースとして理想的な特徴を備えている。ブース内でEnterprise Postgresを解説してくれた富士通 ミドルウェア事業本部の森 世紀 氏は、PostgreSQLは、近年、IoTやビッグデータ活用に向け、従来のRDBの機能範囲に留まらない進化を遂げている一方で、大容量化したデータのバックアップなど運用が追いついていない部分がある。富士通はこれをEnterprise Postgresのみで解決するのではなく、ETERNUS NR1000の機能を活用した独自のサービスとして提供すると話す。

富士通では10年以上にわたりPostgreSQLに携わってきた。開発コミュニティに参加し、PostgreSQLの機能強化に努めるとともに、データベースの二重化や透過的データ暗号化などを搭載したEnterprise Postgresを提供し、PostgreSQLをビジネスで、より安全・快適に活用することを目指してきた。また、ビジネス活用での安心は、ソフトウェアの機能に留まらない。Enterprise Postgresでは、PostgreSQLを含めたトラブル時の迅速なサポートや、リリースから5年でEnd of LifeになるPostgreSQLの長期保証にも対応し、PostgreSQLの安心活用をワンストップで支援している。

PostgreSQLは、近年、IoTやビッグデータ活用に向け大容量データの処理性能を向上させてきた。その一方で、大容量データを扱う際にバックアップに時間がかかるという課題があった。そこでETERNUS NR1000のSnapShot機能を利用した高速差分バックアップのソリューション、さらに同機能を活用した災害対策ソリューションの提供を開始した。富士通では、このバックアップや災害対策を含むPostgreSQLのインフラ構築からデータの移行までをトータルにサポートしてくれるため、OSSのメリットを活かした柔軟なデータベースをセキュアに運用したいという企業にとっては見逃せないソリューションといえる。実際、今回のブースにおける展示では、各企業担当者の注目が集まっていた。富士通では、今後もストレージとの連携を強化し、データ流通の利便性を向上していくという。

ここまで解説してきたように、オールフラッシュ/ハイブリッドストレージETERNUS NR1000は、企業のビジネスを変革できるデジタルプラットフォーム構築を強力にサポートしてくれる。次回は、ETERNUS NR1000を利用したソリューションを実際のビジネスに取り入れている実例をもとに、これからのビジネスに必要なデジタル変革の実態を追っていきたい。

【特別連載】ストレージ活用のキーワードは“オールフラッシュ”+“大容量アーカイブ”

第1回 デジタル変革を支えるビジネスプラットフォームとは?

IoTやAIといった先進技術をビジネスで有効利用するために必要なデジタルプラットフォームを解説する。 記事はこちら

(マイナビニュース広告企画:提供 富士通)


「株式会社 マイナビ」2017年12月19日 掲載記事より転載。
本ページで掲載されている内容は、掲載日時点のものです。

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第1回 デジタル変革を支えるビジネスプラットフォームとは?

ITの急速な進歩に伴い、あらゆる業界のビジネスは大きな変化を余儀なくされている。このため、現代の企業のほとんどは、デジタル技術を活用したビジネスモデルの変革を喫緊の課題としている。IoT(Internet of Things=モノのインターネット)の普及やクラウドの進化などにより、企業がビジネスを推進する流れの中で蓄積されるデータは加速度的に増大しており、企業にとって有益なデジタル変革を実現するためには、膨大なデータを使いこなすための効率的な仕組みが必要となる。

また、近年では製品やサービスに対するユーザーのニーズが変化しており、品質、コストだけでなく顧客体験(ユーザーエクスペリエンス)の提供が不可欠となってきている。単にモノを販売するのではなく、ユーザーそれぞれのニーズに合わせた製品を提供するマス・カスタマイゼーションが必要となり、それを実現するためにもデジタル技術が大きな役割を持ってくる。

製造現場や店舗、顧客対応、マーケティング、各種公共機関など、ビジネスに関わるあらゆるフィールドから取得される膨大なデータを、業務効率化やコスト削減だけでなくユーザーエクスペリエンスの実現による商品価値向上につなげたいという場合には、収集したデータをどのように処理・分析・活用するのかが重要となる。IoTによって、さまざまな種類のリアルタイムデータが収集できるようになった現在では、多種多様なデータを分析して効果的な活用を実現するためにAI技術が利用される。IoTやAIといった先進のデジタル技術を効果的に活用するためには、企業の持つデジタルプラットフォームの整備が不可欠だ。

それでは、これからの時代のビジネスに必要となるデジタルプラットフォームとはどのようなものなのか。その答えのひとつとして注目したいのが、11月30日に開催されたネットアップ主催による年次イベント「NetApp Innovation 2018 Tokyo」におけるセッションのひとつとして行われた、富士通 プラットフォーム技術本部 軸丸 洋行 氏、ミドルウェア事業本部 佐野 哲也 氏による講演だ。

IoTやAIを有効活用するためは高速処理が行えるストレージが必要


富士通株式会社 プラットフォーム技術本部 プロダクトソリューション技術統括部 軸丸 洋行 氏

今回の講演では、「デジタル変革を支えるストレージソリューション」をテーマに、ビッグデータの最適な処理・活用によるデジタルイノベーションを実現するための取り組みが語られた。軸丸 氏は、これからの時代のデジタルビジネスプラットフォームには、高速処理を実現するオールフラッシュ/ハイブリッドストレージ、拡張性や容量効率化、安定稼働を実現するクラウドインフラ、膨大なデータを安全・効率的に保存するための大容量アーカイブソリューションが必要になると話し、デジタル変革をスムーズに実現するための製品として、同社が提供しているNAS (Network Attached Storage)製品「ETERNUS NR1000」を挙げた。データ処理量が激増したことで、従来のHDDを使ったシステムでは処理時間が増大し業務が停滞してしまう可能性が高くなるが、ETERNUS NR1000のオールフラッシュストレージ(NR1000A)、またはSSD&HDDのハイブリッドストレージ(NR1000F)製品を適用することで、膨大なデータを高速に処理することが可能となる。講演ではETERNUS NR1000を一次ストレージ、テープ/光メディアを二次ストレージにして高速性とコスト軽減を両立させた大容量アーカイブリファレンスモデルも提示されていた(詳細は次回に解説)。

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第2回 オールフラッシュを利用した最新ソリューションの実力

新時代のデジタルプラットフォームを構築するうえでカギを握る“高速なストレージ製品”と“柔軟な運用が可能なデータベースシステム”に注目。 記事はこちら

OSSデータベースの柔軟性がビジネスの形を進化させる


富士通株式会社 ミドルウェア事業本部 データマネジメント・ミドルウェア事業部 佐野 哲也 氏

続いて登壇した富士通 ミドルウェア事業本部の佐野 氏によるセッション後半では、デジタル技術を使ったビジネスモデル変革を強力にサポートするオープンソースソフトウェア(OSS)の重要性が解説された。先に述べたとおり、現代のビジネスで蓄積されるデータは膨大にして多種多様なものとなってきている。会計、販売、購買、生産管理、在庫管理といった従来からの企業システムで蓄積されるデータと、IoTのセンサーなどから絶え間なく収集されるリアルタイムデータ、さらにクラウド上に保存されている各種公共機関提供のデータなどをシームレスに繋げることが、効果的なデータ分析・活用を実現するためのカギを握ると佐野 氏は語る。そのために重要なのが「データのオープン化」であり、それを実現するために、同社はOSSのデータベース管理システム「PostgreSQL」を自社のデータベース製品に採用しているという。

従来、ビジネスにOSSを利用するメリットはICTのコスト削減がほとんどだったが、現在ではビジネスイノベーションへの適用を考えてOSSを採用する企業が増えてきている。さまざまな分野で多種多様なOSSが使われており、そこで処理されるデータをシームレスに活用するためには、OSSデータベースであるPostgreSQLが最適であると佐野 氏は話す。1997年に最初のバーション(6.0)が公開されたPostgreSQLは、開発コミュニティが活発で毎年バージョンアップを重ね、運用性の向上から信頼性、性能、データベース連携の対応と着実に進化を続けている。外部コミュニティの活動も盛んで、さまざまな周辺OSSツールが開発されている。中でも、ベンダー製のRDBだけでなくNoSQLなど、さまざまな外部データベースとの連携を実現するForeign Data Wrapper(外部データラッパ)が豊富に揃っており、異なるフォーマットのデータをPostgreSQL形式に変換して効果的に活用できるという。

PostgreSQLはオープンソースのため、サービスのプロト開発の際にはスピーディに導入できる利点があるが、いざ本稼働となると運用面を考慮した業務継続性やセキュリティの確保、開発コミュニティと連携した保守体制の維持などの懸念が出てくる。それに対し、富士通が提供する「FUJITSU Software Enterprise Postgres」は、ミッションクリティカルシステムを支えてきた同社のデータベース技術を活用して信頼性、性能、セキュリティを強化している。さらに、ビッグデータ活用など大容量データの運用性・安全性を向上させるため、ETERNUS NR1000と組み合わせた高信頼ソリューションも提供している。富士通のPostgreSQLはトラブル時のサポート体制も含め、安定した運用が行えるというメリットがある。また、さまざまな外部データベースと連携できるPostgreSQLを導入すれば、これまで特定のベンダー製のソフトウェアに縛られていたものを、OSSに置き換えることが可能。Foreign Data Wrapperを活用すれば運用中のサービスを維持しながら段階的に社内システムを移行させることもでき、将来に向けたICT投資を効率的に行えるようになる。

ここまで述べてきたように、これからの時代に対応するデジタルビジネスプラットフォームを構築するためには、高速なオールフラッシュ/ハイブリッドストレージ、拡張性が高く安定したクラウドインフラ、さらに重要なデータを安全に保存するための大容量アーカイブといったキーワードが重要な要素となる。企業のシステム基盤の刷新となるため実行するまでのハードルは非常に高く感じられるが、ETERNUS NR1000やFUJITSU Software Enterprise Postgres、さらに各種OSSなどの製品・サービスを活用することで、スムーズな移行が可能になるはずだ。

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新時代のデジタルプラットフォームを構築するうえでカギを握る“高速なストレージ製品”と“柔軟な運用が可能なデータベースシステム”に注目。 記事はこちら

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「株式会社 マイナビ」2017年12月19日 掲載記事より転載。
本ページで掲載されている内容は、掲載日時点のものです。

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