人気の「ETERNUS NR1000 series」にあらたに4モデルが登場

新機能「Fast Drive Zeroing」で構成変更も即時に完了【新登場】ETERNUS NR1000 series

掲載日: 2018年6月19日

データを制すものが、ビジネスを制す―。 IoTの普及により、業種・業務にかかわらず人や物の多様な情報を各種センサーなどから収集し、2020年にかけて約10倍にデータが増え続けていくと予測されています。すべてがネットワークでつながる中、価値あるデータ保管と利活用の要となるのが、ストレージ装置です。ますますファイル共有の利用が拡大し、データを有効活用していく時代のストレージ選定において、容量や性能、信頼性・利便性はもちろん、セキュリティ、品質、保守・サポート体制にも注力していく必要があります。

多様な情報が価値を生むデータとして蓄積・活用される

いつ、いかなるときでも「データを堅固に守る」「データを活用できる性能・機能」といった命題に応えていくのがストレージです。さらにビジネススピードが加速し人材不足が叫ばれる中、システム構築の手間や運用管理の複雑さは、運用方法やサイジングの改善といったコストに直結する課題になっています。
「運用に影響のないようバックアップを簡単に実施したい」「データの改ざん防止やウイルス対策を徹底したい」「ハード故障が発生してもシステム停止せず運用を継続したい」「格納されるデータの増加を手間無く抑制したい」といった様々な課題に確実に応えていくことが求められます。
ETERNUS NR1000 seriesは、多様な機種ラインナップと豊富な実績で、お客様の様々な課題や要求事項に柔軟に対応しています。

ストレージ導入のポイント

［セキュリティ］ウィルス対策 / ファイルサーバのパッチ適用など / メンテナンスの容易性 / 適切なアクセス権設定

［コスト最適化］増え続けるデータ量を抑制 / 構成変更時の容易性 / 不要ファイルを一瞬で削除 / 新たに割り当て

［リスク対策］バックアップ要件（世代数増、時間短縮、簡単） / 遠隔地へのレプリケーション

高速バックアップリカバリー（Snapshot機能）

［利便性］利用者からのアクセス性維持 / 性能、信頼性要件

ページの先頭へ

自治体・教育機関を含め、企業規模問わず、採用・導入実績が豊富な富士通のNAS製品より、オールフラッシュからは2モデル「NR1000 A220/A800」、ハイブリッドからは2モデル「NR1000 F2720/F2750」が新たに追加されました。デジタル革新が進む市場の変化を受け、スピードアップに高い適応力、安定したレスポンス、複雑なネットワーク上で業務処理に必要とされる柔軟性を併せ持つ最新モデルです。

Flash Cacheの容量2倍で、さらに高速・性能アップ！

ETERNUS NR1000F seriesは、従来から、内部バス（Flash Cache～CPU間）にNVMe（Non-Volatile Memory Express）を採用し、高速化を追求してきました。今回発表の新モデルでは、Flashメモリにキャッシュして高速化を図るFlash Cacheの容量が2倍になったことで、高速なNVMe規格がさらに活かされ、処理速度が飛躍的に向上しています。高頻度にデータが読み込まれる、ファイルアクセス、仮想デスクトップのOSイメージなどの高速化に最適です。

さらに、OSも最新の「ONTAP 9.4」にバージョンアップ。豊富な機能や安定性に加え、新規搭載CPUへの最適化により性能向上が図られています。

新機能「Fast Drive Zeroing」で、構成変更も即時に完了！

最新バージョンのONTAP9.4で実装された機能の中で、最も注目を集めているのは「Fast Drive Zeroing」です。 RAIDグループの構成変更時（データの初期化）に膨大な時間がかかっていたZeroingを、一瞬で完了させることができる新機能です。
実際の処理時間で見ると、SATA 10TBの場合で10時間以上かかっていたものが、実に36,000分の1（約1秒）、まさに劇的に短縮されたといえるでしょう。例えば、オンプレミスで構築されるストレージ装置でありながら、クラウドストレージであるかのように気軽に構成変更を行うことができるため、開発環境で使用していた構成を新サービス向けに「すぐに活用したい」というニーズに応える「Fast Drive Zeroing」が真価を発揮します。