ETERNUS トピックス
2015年7月1日
高い信頼性を必要とする企業の基幹システムや社会システムから、柔軟性が求められるイノベーションに向けた新システムまで様々な用途に対応し、処理性能を大幅に向上させた「ETERNUS DX8000 S3 series」を2015年7月1日に発表しました。
今回提供する「ETERNUS DX8100 S3/DX8700 S3/DX8900 S3」の3機種は、従来の基幹システムの維持・高度化から、イノベーションに向けた新システムの構築まで、あらゆる用途に対応したETERNUS DXの最上位機種です。
これまで培った高信頼技術に加え、入出力スピードが従来機種と比べて約8倍性能向上(注1)し、世界最高クラスの約4百万IOPS(注2)を実現することで、企業の基幹システムや社会システムの安定稼働を支えます。
ETERNUS DX8100 S3
ドライブ数:最大96
コントローラー数:2
メインフレーム・
基幹IA/UNIX/ PCサーバ対応
ETERNUS DX8700 S3
ドライブ数:最大1,536
コントローラー数:2~8
メインフレーム・
基幹IA/UNIX/ PCサーバ対応
ETERNUS DX8900 S3
ドライブ数:最大4,608
コントローラー数:2~24(注)
基幹IA/UNIX/ PCサーバ対応
(注)10~24台のコントローラー搭載は2015年11月30日より対応
新フラッシュ技術を採用したコントローラー内蔵型SSDキャッシュ「Extreme Cache(注3)」を新規にサポートすることで、データ読み込み時のキャッシュヒット率を大幅に向上させ、当社比4倍の性能向上(注4)を実現。また、大容量な「Extreme Cache」により、アクセス集中時の負荷上昇を抑え、予測困難な環境変化にも、柔軟に対応できます。
アクセス頻度に応じてデータをディスクからSSDに変更するなど、最適な格納先にデータを再配置するストレージ自動階層制御機能と、目標性能に応じてストレージ内部のリソース配分を自動調整するQoS機能とを新たに連携(注5)させ、レスポンス性能の向上を実現します。
仮想化プラットフォーム「VMware vSphere」のサーバ仮想化環境において、ストレージ運用を効率化する「VMware vSphere Virtual Volumes」を新規にサポート(注6)。仮想マシンの管理GUI「vSphere Web Client」上で、バックアップやQoSなどの運用ポリシーを容易に設定でき、仮想マシンごとの要件に応じた最適なストレージ運用を実現します。
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ETERNUS DX8100 S3 / DX8700 S3 / DX8900 S3
(注1)従来機種比8倍に向上:「ETERNUS DX8900 S3」のランダムアクセス性能が「ETERNUS DX8700 S2」の当社従来機種比で8倍の向上を実現。
(注2)IOPS:Input Output per Secondの略。1秒間に処理できる読み込み・書き込み回数。
(注3)Extreme Cache:「ETERNUS DX8700 S3/DX8900 S3」のオプションとなるSSDキャッシュ。「ETERNUS DX8000 series」として新規にサポート。
(注4)当社比4倍の性能向上:「ETERNUS DX8700 S3」ディスク100台の構成に、「Extreme Cache」4台を追加した場合と比較。
(注5)QoS機能を新たに連携:ソフトウェア「ETERNUS SF Storage Cruiser」連携機能として、「ETERNUS DX8000 series」で新規にサポート。
(注6)VMware vSphere Virtual Volumes」を新規にサポート:ソフトウェア「ETERNUS SF Storage Cruiser」連携機能として、「ETERNUS DX8000 series」で新規にサポート。