本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

Fujitsu Storage
ETERNUS DX8900 S4 ハイブリッドストレージシステム

メインフレーム接続および基幹IA/UNIX/PCサーバー接続共用のストレージシステム。世界最高クラスの性能で、多様なビジネス要件に応える柔軟性と、データ保護を実現する抜群の信頼性を提供

2024年4月1日よりストレージ製品の情報につきましては、エフサステクノロジーズ株式会社よりご提供させていただきます。
なお、メインフレーム向けストレージ製品につきましては、引き続き富士通よりご提供させていただきます。

ご参考: メインフレーム向けストレージ製品の取り扱いについて

ETERNUS DX8900 S4 概要

膨大な業務をこなし、業務を止めない

  • 最先端のインテル® Xeon®プロセッサーを搭載し、基幹IA/UNIX/PCサーバ接続用途においては従来比約1.3倍注1の大幅な性能向上を実現し、世界最高クラスの性能で迅速なデータアクセスが可能。さらに、コントローラーの増設により、業務を止めずに性能拡張も可能であり、業務拡大に伴う性能要求に柔軟に対応
  • エンクロージャーに搭載するSSDに加え、コントローラー直結型の高速なPCIe-SSDをキャッシュとして利用するExtreme Cacheにより、リードキャッシュ容量を大幅に拡張し、アクセス性能の向上を実現
  • フルボリュームの高速コピー機能、差分コピー機能、スナップショット機能をサポートし、業務影響を最小限に抑えたバックアップが可能
  • 筐体間コピーをサポートし、遠隔地バックアップによる災害対策が可能。Storage Clusterの適用時はアップサイトへの切り替え処理を行わず継続アクセスが可能
  • 主要なコンポーネントを冗長化すると共に、RAIDやキャッシュデータのミラーリングによりデータを冗長化
  • ドライブ故障時にデータの冗長性を常に確保し、停電時にもデータを保護。さらに万一、ドライブが故障した場合に、故障したドライブ上に格納されているデータを残りのドライブに高速に再配置して迅速な復旧を実現する「Fast Recovery」をサポート

リソース活用の最適化

  • 容量を仮想化するシン・プロビジョニング機能により、大容量として利用しながら、導入するディスク数を抑制し、投資の最適化を実現
  • ストレージ内のデータをリアルタイムで削減する圧縮機能を搭載。SSDの容量を削減するとともに、書き込み量自体を抑制し長寿命化にも貢献
  • QoS(Quality of Service)機能により、負荷変動の影響を他のアプリケーションに与えず、安定したパフォーマンスを保つことが可能
  • 異種ドライブ混在環境で、データのアクセス頻度を検出し、設定したポリシーに応じてドライブ間でデータ再配置を行うストレージ自動階層制御をサポート
  • MAID(Massive Array of Idle Disks)技術を応用し、必要時のみディスクを回転させるエコモードをサポート。さらに未使用ディスクの回転を停止した上で、新たにディスクへの電力供給を停止する機能を実装し消費電力を削減

ストレージ統合環境の実現

  • 仮想化プラットフォーム「VMware vSphere」のディスクストレージシステム向けAPI「VAAI」をサポートしVMware環境のシステム性能を向上
  • 仮想マシン単位でボリューム管理するVMware vSphere のVirtual Volumes(VVOL)をサポートし、仮想マシンそれぞれの運用要件に応じたきめ細かなバックアップ運用やリソース管理を実現
  • 富士通のメインフレーム「FUJITSU Server GS21」から各社PC/UNIXサーバまで、あらゆるプラットフォームををサポートし、FC/iSCSI/FCLINKのホストインターフェースをサポートし、多彩な接続性を提供
  • 注1
    最大ランダムアクセス性能がETERNUS DX8900 S3の約1.3倍

ご参考情報

仕様・諸元

  ETERNUS DX8900 S4
基幹IA/UNIX/PC サーバ接続 メインフレーム接続
CPU インテル® Xeon® プロセッサ
サポートRAID 0, 1, 1+0, 5, 5+0, 6 1
最大物理容量(注1 141,558TB 1,843TB
コントローラー数 2~24 2~8
コントローラーエンクロージャ数 1~12 1~4
ホストインターフェース[最大転送速度] FC [32Gbit/s, 16Gbit/s]
iSCSI [10Gbit/s, 1Gbit/s]
FCLINK [8Gbit/s]
ホストインターフェース数 FC 4~384 -
iSCSI 4~192 -
FCLINK - 4~64
システムメモリ容量(注2 192GB~9,216GB(注7
192GB~18,432GB
16GB~1,536GB
最大ドライブ数 6,912 1,536
最大ドライブエンクロージャ(DE)数(注3 2.5"DE 180 60
3.5"DE 180 -
高密度DE 96 -
サポート
ドライブ
2.5" SAS ディスク 暗号化非対応 900GB, 600GB, 300GB[15,000rpm]注6 300GB, 146GB, 73GB, 36GB[15,000rpm]注6
2.4TB(注4), 1.8TB(注4), 1.2TB, 600GB, 300GB[10,000rpm] 1.2TB, 600GB, 300GB[10,000rpm]
暗号化対応 2.4TB(注4), 1.2TB[10,000rpm] -
2.5"ニアラインSASディスク 2TB(注4)[7,200rpm] -
2.5" SSD 暗号化非対応 30.72TB, 15.36TB, 7.68TB, 3.84TB, 1.92TB, 960GB, 400GB 200GB
暗号化対応 7.68TB, 3.84TB, 1.92TB 400GB
3.5" ニアライン
SAS ディスク
暗号化非対応 18TB(注4), 16TB(注4), 14TB(注4), 12TB(注4), 8TB(注4), 6TB(注4), 4TB[7,200rpm] -
暗号化対応 16TB(注4), 12TB(注4), 8TB(注4), 4TB[7,200rpm] -
3.5 "ニアライン
SAS ディスク
(高密度DE用)
暗号化非対応 18TB(注4), 16TB(注4), 14TB(注4), 12TB(注4), 8TB(注4), 6TB(注4), 4TB[7,200rpm] -
暗号化対応 16TB(注4), 12TB(注4), 8TB(注4), 4TB[7,200rpm] -
ドライブインターフェース[最大転送速度] SAS[12Gbit/s]
外形寸法(注5
[ピッチ数]
FE W482×D816×H218mm[5U]
CE W482×D788×H133mm[3U]
2.5" DE W482×D540×H88mm[2U]
3.5" DE W482×D560×H88mm[2U]
高密度DE W482×D980×H176mm[4U]
最大質量(注5 FE 64kg
CE 58kg
2.5" DE 35kg
3.5" DE 35kg
高密度DE 100kg
電源条件 電圧 AC200~240V
相数 単相
周波数 50Hz, 60Hz
最大消費電力(注5 FE 560W[590VA]
CE 1,560W[1,580VA]
2.5" DE 430W[440VA]
3.5" DE 340W[350VA] -
高密度DE 1,300W[1,320VA] -
最大発熱量(注5 FE 2,020kJ/h
CE 5,620kJ/h
2.5" DE 1,600kJ/h
3.5" DE 1,300kJ/h -
高密度DE 4,700kJ/h -
周囲環境条件 温度 10~35℃(動作時)
湿度 20~80%RH(動作時)

(注) 2.5":2.5インチ, 3.5":3.5インチ, FE:フロントエンドエンクロージャ, CE:コントローラーエンクロージャ, DE:ドライブエンクロージャ

  • 注1
    1kByte=1,000Byteとして計算し、単一インチの最大容量ドライブを最大数搭載した場合の物理容量
  • 注2
    メインフレームでは、SANキャッシュメモリを搭載しています
  • 注3
    ドライブエンクロージャは、ETERNUS DX内に混在搭載が可能です。異なる種類のドライブエンクロージャを搭載した場 合、搭載可能な最大台数はドライブエンクロージャによって異なります
  • 注4
    アドバンスト・フォーマット対応
  • 注5
    各エンクロージャ単体の値
  • 注6
    2.5インチSASディスクドライブ:暗号化非対応 900GB, 600GB, 300GB[15,000rpm]/300GB, 146GB, 73GB, 36GB[15,000rpm]は2022年9月30日で販売終息しています。
  • 注7
    システムメモリ(1,536GB、圧縮機能サポート、DX8900 S4用)および 増設システムメモリ(1,536GB、圧縮機能サポート、DX8900 S4用)は 2023年6月30日で販売終息しています。

省エネ法に基づく表示(2023年度基準)

ETERNUS DX8900 S4
区分名 V(注2 VI(注3
エネルギー消費効率(注1 0.00068 0.00425
最大構成時の記憶容量(GB) 119,923,200 11,059,200
最大構成時のディスクドライブ種類 3.5型/18TB 2.5型/2.4TB 2.5型/2.4TB
最大構成時のディスクドライブ回転数(rpm) 7,200 10,000 10,000
最大構成時のディスクドライブ搭載台数 6,624 288 4,608
ディスクドライブ回転数(rpm)[加重平均値] 7,317 -
  • 注1
    エネルギー消費効率とは、省エネ法で定める測定方法により測定された消費電力を、省エネ法で定める記憶容量で除したものです。
  • 注2
    区分Vのエネルギー消費効率は、2.5型磁気ディスクドライブと3.5型磁気ディスクドライブを混載した場合の最大構成時のものです。
  • 注3
    区分VIのエネルギー消費効率は、2.5型磁気ディスクドライブのみを搭載した場合の最大構成時のものです。

サポートサーバ/OS

メーカー名 機種 OS
富士通 GS21シリーズ、
PRIMEQUEST
(OSIV/XSP動作機構)
OSIV/MSP, OSIV/XSP,
AVM/EX, AVM/EXS
基幹IAサーバ
PRIMEQUEST
1000シリーズ
2000シリーズ
3000シリーズ
Microsoft® Windows Server® 2022 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2022 Standard
Microsoft® Windows Server® 2019 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2019 Standard
Microsoft® Windows Server® 2016 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2016 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2012 Standard
Red Hat Enterprise Linux 9 (for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 8 (for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 6
Red Hat Enterprise Linux 5
Oracle Linux 9
Oracle Linux 8
Oracle Linux 7
VMware vSphere® 8
VMware vSphere® 6
VMware vSphere® 5
Oracle VM server 3
UNIXサーバ
SPARC M10/M12
SPARC Enterprise
Oracle Solaris 11
Oracle Solaris 10
PCサーバ
PRIMERGY
Microsoft® Windows Server® 2022 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2022 Standard
Microsoft® Windows Server® 2019 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2019 Standard
Microsoft® Windows Server® 2019 Essentials
Microsoft® Windows Server® 2016 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2016 Standard
Microsoft® Windows Server® 2016 Essentials
Microsoft® Windows® Storage Server 2016 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Foundation
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Essential
Microsoft® Windows® Storage Server 2012 R2 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2012 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 Foundation
Red Hat Enterprise Linux 9 (for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 8 (for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 6
Red Hat Enterprise Linux 5
SUSE Linux Enterprise Server 15
SUSE Linux Enterprise Server 12
SUSE Linux Enterprise Server 11
Oracle Linux 9
Oracle Linux 8
Oracle Linux 7
Oracle Linux 6
Oracle Linux 5
VMware vSphere® 8
VMware vSphere® 7
VMware vSphere® 6
VMware vSphere® 5
Citrix Hypervisor 8 (XenServer 8)
Citrix Hypervisor 7 (XenServer 7)
Oracle VM server 3
FalconStor NSS
Oracle SPARC Servers Oracle Solaris 11
Oracle Solaris 10
IBM Power Systems, System p AIX 7.2
AIX 7.1
その他 各社PCサーバ Microsoft® Windows Server® 2022 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2022 Standard
Microsoft® Windows Server® 2019 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2019 Standard
Microsoft® Windows Server® 2019 Essentials
Microsoft® Windows Server® 2016 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2016 Standard
Microsoft® Windows Server® 2016 Essentials
Microsoft® Windows® Storage Server 2016 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Foundation
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Essential
Microsoft® Windows® Storage Server 2012 R2 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2012 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 Foundation
Microsoft® Windows® Storage Server 2012 Standard
Red Hat Enterprise Linux 9 (for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 8 (for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 6
Red Hat Enterprise Linux 5
SUSE Linux Enterprise Server 15
SUSE Linux Enterprise Server 12
SUSE Linux Enterprise Server 11
VMware vSphere® 8
VMware vSphere® 7
VMware vSphere® 6
VMware vSphere® 5
Citrix Hypervisor 8 (XenServer 8)
Citrix Hypervisor 7 (XenServer 7)
Oracle Linux 9
Oracle Linux 8
Oracle Linux 7
Oracle Linux 6
Oracle Linux 5
Oracle VM server 3
FalconStor NSS

補足 : サポートサーバ/OSの詳細につきましては、弊社担当営業または弊社パートナーまでお問い合わせください。

特長・機能

のマークについて :
ETERNUS DX8900 S4はメインフレームで使用可能な機能と基幹IA/UNIX/PCサーバで使用可能な機能があります。 メインフレームで使用可能な機能には を、基幹IA/UNIX/PCサーバで使用可能な機能には のマークを付けています。

膨大な業務を止めない

データを保護しながら、高速にアクセスできる環境を提供

高速コピー

災害対策

無停止

データ保護

セキュリティ

高性能

投資の最適化

最先端技術の活用により、無駄のないリソース活用を実現

容量の効率化

省電力

ストレージ自動階層制御

性能リソースの自動割当

容量の仮想化

環境配慮

  • グリーン製品
    グローバルな環境対策に則った当社の厳しい環境評価基準(省資源化、リサイクル設計、化学物質含有/使用規制、省エネルギー、環境情報の提供など)をクリアした地球環境に配慮した製品です。

かんたん導入/運用

データ量の増加や、多彩な運用ニーズへ柔軟に対応

拡張性

サーバ仮想化環境への対応

運用管理

データ移行

データ共用

サービス

富士通サポートセンターの専門技術者によるOS/ミドルウェアのサポート、さらに点検/ハードウェア障害予兆のリモート通報などの予防保守などでの運用支援など、充実したサービスでシステムの安定稼動を支援します。

サービス

ダウンロード(プラグイン/ドライバ)

各種プラグイン/ドライバなど

導入事例

横河電機株式会社様
[2014年7月10日]

グローバルICT基盤を担う統合ストレージにETERNUS DX8700を導入

TomTom Business Solutions様
[2013年3月29日]

ETURNUS DXで24時間365日業務を止めない

中国薬科大学様
[2011年5月18日]

堅牢性と高性能、拡張性を兼ね備えたETERNUSがサービスレベルの向上に貢献

その他の導入事例を見る

リリース&トピックス

世界最高性能値を記録したETERNUS DX8900 S4

ビジネスを加速する驚愕の処理能力!ETERNUS DX8900 S4 ハイブリッドストレージシステム SPC Benchmark-1™で世界最高性能値を記録!もっと読む

最上位モデルETERNUS DX8000 S4 series ハイブリッドストレージシステム発表

ハイブリッドストレージシステム「ETERNUS DX series」から富士通製メインフレームGS21をはじめ多様なオープンシステムとの接続を幅広くサポートする最上位モデルのETERNUS DX8000 S4 seriesとして「ETERNUS DX8100 S4」「ETERNUS DX8900 S4」の2モデルを2018年10月24日に発表しました。もっと読む

トピックス一覧

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この製品に関するお問い合わせは、富士通株式会社のフォームを使用し、2024年4月1日よりエフサステクノロジーズ株式会社が対応いたします。

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