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メモリインターリーブ:用語解説

メモリの構造(簡略図)

メモリの構造を簡略化すると、図1のようになります。縦軸の行アドレスと横軸の列アドレスを指定して、読み出したいデータを特定します。例えば「a1」「b1」というアドレスを指定すると、 「ア」のデータを読み出します。

PRIMEPOWERは、メモリにSDRAM(注1)を採用しています。SDRAMの場合、図2のようなタイミングでアドレスを指定して、データを2度に分けて読み出します。
メモリコントローラーからメモリへのアクセス経路は、アドレス用に1組、データ用に1組しかないので、1枚のメモリ上からデータを大量に読み出したい場合、大変時間がかかります。そこでメモリ内部を4層構造(バンク)にして、データの読み出し性能(read性能)を向上しています。

PRIMEPOWERのメモリインターリーブは、この考え方を展開して、複数枚のメモリへの並列アクセスを実現しています。
本機能は一度に大容量の連続データを読み出す際には大変有効です。主に大規模な計算処理を行うHPC分野で利用されます。しかし、ランダムに配置されたデータを読み出す処理では、あまり効果がありません。

注1:SDRAM(Synchronous DRAM )…メモリの規格の1つ。

通常のメモリアクセスと、メモリインターリーブ技術を使ったメモリアクセスの比較