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CPUとは:用語解説

CPU(Central Processing Unit:中央演算装置)とは、コンピュータにおいて演算・制御を行う装置です。CPUは記憶装置から命令を読み込み、演算をし、各種の記憶装置や出力装置に演算結果を通知します。
CPUが一度に扱うデータ量はビット数で表します。ビット数が大きいほど一度に多くの処理を実行することができます。また、CPUが処理を行う際の周期的な信号をクロックといいます。クロックの値が大きくなると処理速度が向上します。

CPUの処理の流れ

CPU処理は4つに分類されます

  1. 記憶装置から命令を読み込みます
  2. 命令を解読します
  3. 命令を実行します
  4. 記憶装置や出力装置に演算結果を書き出します

CPUの処理単位:ビット

CPUが一度に扱えるデータ量には4ビット、8ビット、16ビット、32ビット、64ビットなどがあります。4ビットCPUに比べて、32ビットCPUのほうが多くのデータを処理することが出来ます。
現在サーバのCPUは64ビットCPUが主流であり、さらに多くのデータ処理を可能にしています。

CPUの処理速度:クロック

CPUの処理はクロックとよばれる周期的な信号の単位で実行されます。1つの処理は1~数クロックで行われます。
1秒間あたりにクロックが動作する回数をクロック周波数とよびます。単位はHz(ヘルツ)です。例えば2GHzのCPUでは1秒間に20億クロック分の処理が実行されます。

1秒間あたりのクロック数が増えると、より多くの処理を行えます。そのため、クロック周波数の向上はCPUの性能向上につながります。しかし、CPU性能を向上するためには、クロック周波数以外にも様々な仕掛けがあります。クロック周波数はCPUの性能指標の一つですが、それだけで判断することは困難です。

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