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Oracle Solaris 10 特長

Solaris 10で提供する主な新機能をご紹介します。

仮想化技術 – Oracle Solarisコンテナ

ソフトウェアパーティショニング機能によって OS の仮想化を可能にする機能です。一台のサーバの単一 OS 上で リソースを分割し、複数の仮想 OS を構築できます。 パーティション(論理区画)は最大 8,191 個設定することが可能です。
Solarisコンテナにより、セキュリティ、障害面において独立した複数の環境を一台のマシンで実現します。

本機能を利用して、複数の業務を1台のサーバに集約することで、サーバ台数を削減できます。また、筐体内に搭載されているCPUなどのシステム資源を効率よく利用できるようになります。そのため導入・運用・管理等におけるコストの削減が可能になります。

仮想化技術 – Oracle Solaris ZFS

128bitファイルシステムであるSolaris ZFS(Zettabyte File System)を提供します。Solaris ZFSにより、より大規模なファイルを扱えるようになると共に、ファイルシステム管理の簡素化や高いデータ保全性などのメ リットを提供します。(Solaris 10 6/ 06 から提供)

可用性向上 – 予測的セルフヒーリング

OSがサーバの監視を行い、サービスの管理・再起動やハードウェアエラーの検出・解析、故障箇所の切り離しなどを自動で行う機能です。予測的セルフヒーリングにより、システム管理者の作業軽減とシステム可用性の向上を実現 します。

ボトルネックの可視化 – ダイナミックトレース(DTrace)

システムにおけるパフォーマンス低下の原因や、エラー原因の解明を容易にする機能です。 Solaris のカーネル内に4万におよぶトレース対象検査ポイントが用意されており、システム運用中にそのポイントにおけるデータを動的に取得することが可能です。取得したデータを解析することで、システムにおける問題を解決できます。
システムパフォーマンスへの影響が小さいため、システム稼働中にDTraceを使用したシステム解析を行うことができ、問題に対して迅速な対応が可能です。

セキュリティ – プロセス権限管理

高度なアクセス権制御を可能とし、システムリソースへのアクセスを細かに制御できるセキュリティを提供します。高度で細かな制御が可能となったセキュリティにより、不注意または故意によるシステムの可用性低下を防ぎ、システム全体の安定稼動を促進します。

性能向上

TCP/IPスタックの全面改良により、高いネットワークパフォーマンスを提供します。OSをSolaris 10にアップグレードするだけで、実質的なサービスの性能向上が期待できます。