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Fujitsu

Japan

富士通のデータセンターで安心のシステム運用


関連製品:SPARC M10-1, M10-4, M10-4S
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富士通では、世界中の主要地域、100拠点以上にデータセンターを設置し、24時間365日ノンストップの運用監視体制で、お客様のシステムをフルサポートしています。非常に強固なセキュリティと、堅牢性の高い建造物により、お客様のシステムを確実に守ります。
(データセンターの仕様は、施設によって異なります。)

最先端テクノロジーによる強固なセキュリティ

生体認証や所在管理システムなどの最新技術による強固なセキュリティシステムで、お客様のマシンを守ります。
富士通のデータセンターでは、お客様のサーバまで複数のセキュリティチェックポイントを儲け、強固なセキュリティ対策を実施しています。

  • データセンター入り口
    データセンターの入り口では、不正な機器の持込みを防止するために金属探知機が設置されています。データセンター内では常に非接触型カード(RFIDタグ)による所在管理が行われ、無死角監視カメラにより24時間有人監視されています。
  • マシンルーム入り口
    マシンルームの入り口では、1人ずつサークルロックドアへ入って認証処理行い、共連れ入室を防止しています。
    生体認証(手のひら静脈認証・指紋センサ)とRFIDタグによる入室管理を行っています。また、進入が禁止されているエリアに入るとアラームが鳴り、警備員が駆けつけます。
  • ラック扉の開閉
    ラックを解鍵する際にも、生体認証が必要になります。複製が可能な物理的な鍵ではなく、個人に紐付いた生体認証による解錠方法を採用しています。

また、富士通のデータセンターは、情報セキュリティ格付会社が行う第三者評価制度「情報セキュリティ格付」において、17ランク中、最高ランクである「AAAis」を獲得しています。データセンター事業者としては国内初の最高評価を取得しました。

各種災害に備えたティア4レベルの万全なファシリティ

富士通の主要データセンターは、ティア4レベル注1のファシリティを誇り、強固な堅牢性を備えています。
2011年3月11日の東日本大震災においても、富士通のデータセンター内では地震によるシステム被害は発生しておらず、停電時も自家発電装置を稼動することでシステム運用を継続しました。

停電対策

基幹システムの生命線である電力。万が一の停電時でも、システムは止められません。富士通の主要データセンターの電源は、別々の発電所からの二系統受電を行い、万全な整備を整えています。
もちろん、冗長構成のUPSも設置し、最長72時間の稼動が可能な自家発電設備も冗長化して備えています。

地震対策

複合免震構造を採用したデータセンター

富士通のデータセンターでは、地下に複数の免震装置を設置しているため、地震発生時には揺れを吸収し、建物内部に振動が伝わりにくい仕組みになっています。

水平方向の揺れを吸収する「積層ゴム支承」や、摩擦により地震エネルギーを吸収する「弾性すべり支承」を地盤と建物の間に設置しています。明石システムセンターは水平方向に最大35cmまで変形し、地震の揺れを吸収します。
また、データセンター内では耐震型二重床を採用し、振動や衝撃を吸収しているため、ラックの転倒を防ぐことができます。

停電対策や、地震対策以外にも、富士通のデータセンターでは以下の取り組みも行っています。

  • 火災対策
    微量な煙も検知する超高感度煙感知器により、火災を検知します。消火設備には、電子機器を保護するために、液体ではなく窒素ガスによる消火設備を採用しています。また、データが格納されたテープ装置等は、耐火保管金庫に厳重に保管しています。
  • 雷対策
    建築物等を雷から保護する対策として、日本工業(JIS)規格で規定されている最高レベルの対策(保護レベルI:最大雷撃電流200kA)を講じています。

ノンストップでお客様のシステムをフルサポート

安心で確実なシステム運用を実現

データセンターには、常に富士通のエキスパートが常駐し、お客様のシステムの安定運用をサポートします。必要な保守部材をデータセンター内で確保しているため、万が一の障害発生時にも即座に対応でき、迅速な復旧が可能です。

他社製品が混在するマルチベンダーシステムであっても、富士通のデータセンターでワンストップサポートを行います。ベンダー別のサービスや窓口を集約・統合することで、お客様の運用負荷軽減します。

セキュリティの専門家が強力にバックアップ

アメリカのインターネットセキュリティ研究・開発センターである「 CERT Coordination Center 」は、インターネットセキュリティ分野で最も権威ある組織の1つとされ、ソフトウェア脆弱性情報の分析や情報発信を行っています。

富士通には、このCERT Coordination Centerの認定を受けた「富士通クラウドCERT」という、世界初のクラウド・コンピューティングに特化したセキュリティ専門チームがあります。外部のセキュリティインシデント対応チームと連携しながら、多様化し増大するセキュリティ脅威からお客様のシステムを守ります。


注1:「ティア」とは、アメリカの通信工業会が策定したデータセンター設計に関する規格を元に、日本データセンター協会によって制定されたファシリティに関する規準です。ティア1からティア4まで4段階で分類され、ティア4では、想定するエンドユーザの稼動信頼性を99.99%以上にすることなど、高い信頼性が求められています。