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富士通では、世界中の主要地域、100拠点以上にデータセンターを設置し、24時間365日ノンストップの運用監視体制で、お客様のシステムをフルサポートしています。非常に強固なセキュリティと、堅牢性の高い建造物により、お客様のシステムを確実に守ります。
(データセンターの仕様は、施設によって異なります。)
生体認証や所在管理システムなどの最新技術による強固なセキュリティシステムで、お客様のマシンを守ります。
富士通のデータセンターでは、お客様のサーバまで複数のセキュリティチェックポイントを儲け、強固なセキュリティ対策を実施しています。
また、富士通のデータセンターは、情報セキュリティ格付会社が行う第三者評価制度「情報セキュリティ格付」において、17ランク中、最高ランクである「AAAis」を獲得しています。データセンター事業者としては国内初の最高評価を取得しました。
富士通の主要データセンターは、ティア4レベル(注1)のファシリティを誇り、強固な堅牢性を備えています。
2011年3月11日の東日本大震災においても、富士通のデータセンター内では地震によるシステム被害は発生しておらず、停電時も自家発電装置を稼動することでシステム運用を継続しました。
基幹システムの生命線である電力。万が一の停電時でも、システムは止められません。富士通の主要データセンターの電源は、別々の発電所からの二系統受電を行い、万全な整備を整えています。
もちろん、冗長構成のUPSも設置し、最長72時間の稼動が可能な自家発電設備も冗長化して備えています。
富士通のデータセンターでは、地下に複数の免震装置を設置しているため、地震発生時には揺れを吸収し、建物内部に振動が伝わりにくい仕組みになっています。
水平方向の揺れを吸収する「積層ゴム支承」や、摩擦により地震エネルギーを吸収する「弾性すべり支承」を地盤と建物の間に設置しています。明石システムセンターは水平方向に最大35cmまで変形し、地震の揺れを吸収します。
また、データセンター内では耐震型二重床を採用し、振動や衝撃を吸収しているため、ラックの転倒を防ぐことができます。
停電対策や、地震対策以外にも、富士通のデータセンターでは以下の取り組みも行っています。
データセンターには、常に富士通のエキスパートが常駐し、お客様のシステムの安定運用をサポートします。必要な保守部材をデータセンター内で確保しているため、万が一の障害発生時にも即座に対応でき、迅速な復旧が可能です。
他社製品が混在するマルチベンダーシステムであっても、富士通のデータセンターでワンストップサポートを行います。ベンダー別のサービスや窓口を集約・統合することで、お客様の運用負荷軽減します。
アメリカのインターネットセキュリティ研究・開発センターである「 CERT Coordination Center 」は、インターネットセキュリティ分野で最も権威ある組織の1つとされ、ソフトウェア脆弱性情報の分析や情報発信を行っています。
富士通には、このCERT Coordination Centerの認定を受けた「富士通クラウドCERT」という、世界初のクラウド・コンピューティングに特化したセキュリティ専門チームがあります。外部のセキュリティインシデント対応チームと連携しながら、多様化し増大するセキュリティ脅威からお客様のシステムを守ります。
注1:「ティア」とは、アメリカの通信工業会が策定したデータセンター設計に関する規格を元に、日本データセンター協会によって制定されたファシリティに関する規準です。ティア1からティア4まで4段階で分類され、ティア4では、想定するエンドユーザの稼動信頼性を99.99%以上にすることなど、高い信頼性が求められています。