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マーケティングや経営判断を支える分析基盤に「SPARC M10」を導入。
短期間での移行を実現、検索性能を最大12倍に向上

ミツカングループ様 導入事例

ミツカングループ様 外観写真

人々の食文化に貢献し続けるミツカングループは、基幹システムの販売実績データと連携し、マーケティングや経営判断に必要となる情報を一元的に管理する情報系システムのリプレースを実施しました。ベンチマーク、イニシャルコストやランニングコストなどの検討を重ね、コストパフォーマンスが最も優れているとしてUNIXサーバ「SPARC M10」とフラッシュカードを組み合わせた富士通の提案を採用。短期間での構築や容易な移行もポイントとなりました。導入後、検索性能とバッチ処理速度の大幅な向上による業務のスピードと質の向上が期待されています。

[ 2014年3月28日掲載 ]

 
【導入事例概要】
業種: 食品
ハードウェア: UNIXサーバ SPARC M10-4
ストレージ FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3
フラッシュカード LSI Nytro WarpDrive BLP4-1600
ソフトウェア: データベース Oracle Database 10g

「レスポンスが速くなることで、業務のスピードや質の向上につながっていくことに期待しています。例えば検索時間が6秒から0.5秒になると即座に情報の確認が可能です。毎日、商品・顧客・組織の3つの軸で情報を確認している営業マンもスピーディーに情報を確認し、迅速に次のアクションに移ることができます。またマーケティング部門にとっては思考を止めることなく効率的に業務が行えるようになります」

【課題と効果】
課題 効果
売上・利益管理データの増加に伴うレスポンスの低下を改善したい 「SPARC M10」とフラッシュカードの組み合わせにより、既存システムと比較して最大12倍の検索性能の向上を見込む。現場の判断や意思決定の迅速化を支援
コストパフォーマンスに優れた製品を選択したい 「SPARC M10」をはじめ複数ベンダーのサーバ製品を対象にベンチマークを実施し、性能とコストのバランスを検証。イニシャルコストに加えランニングコストも重視し、「SPARC M10」を中核にコストパフォーマンスに優れたシステムを実現
コストをかけずに、短期間で安全に移行したい 仮想化機能であるOracle SolarisゾーンやOracle Solaris Legacy Containersを活用し、約1カ月で構築・検証を実施。移行コストを抑制し、最新鋭の高性能サーバを早期に稼働させることで、事業に貢献

本事例に関するお問い合わせ

導入の背景

グループの成長を支える「事業に貢献できるICT」

200年以上、日本の食文化に貢献し続けるミツカングループ。酒粕からお酢をつくるという挑戦からスタートした同グループは、「味ぽん登録商標」、「おむすび山登録商標」、「追いがつお登録商標つゆ」、「におわなっとう登録商標」など、これまでの概念を超える画期的な商品を世に送り出してきました。食文化に新たな可能性を切り開く斬新な発想の一方で、いのちの源である食品をつくる誇りと責任は脈々と受け継がれています。

ユネスコの無形文化遺産登録など日本の食文化への関心が世界中で高まっている中、ミツカングループの活躍するシーンも大きく広がっています。既に「NAKANO登録商標Natural Rice Vinegar」や「白菊登録商標」などの商品により海外でも多くのお客様に支持されている同グループですが、新中期経営計画(2014年度~2018年度)では、「Mizkan Global Synergy Strategy」をキーワードに「日本+アジア」、「北米」、「欧州」の3つのエリアでのグローバル化の推進を掲げています。

ミツカングループ様 中村 信吾氏の写真
中村 信吾
管理本部 情報システム部
部長(取材当時)

世界でさらなる飛躍を目指す同グループにおける情報システム部門の役割について「事業に貢献できるICTというのが、ミツカングループの情報システム部門に課せられた最も大きなテーマです。これまでと同様、国内の事業活動や経営基盤を支えるICTをしっかりと強化しながら、グローバル化への対応にも取り組んでいくことが求められています」と、グループ全体のICTを担う管理本部 情報システム部 部長 中村信吾氏は話します。
事業貢献の観点で重要なICTインフラの1つが、多くの業務で利用する情報系システムです。日々のビジネス活動に欠かせない分析基盤ですが、近年データ量の増大に伴い「レスポンスの改善」と「処理の高速化」といった課題が挙がっていました。

導入のポイント

性能とコストのバランス、移行に要するコストと時間がポイント

営業に加え、管理部門なども含め、多くの社員が利用する情報系システムは、基幹システムの販売実績データと連携し、ミツカングループの日々の営業活動の確認や、マーケティング、経営判断に必要となる情報を一元的に管理する仕組みです。レスポンスの課題はシステムの老朽化とともに、データ分析に対するニーズの変化がありました。
「5年前、既存の情報系システムを導入した当時とは異なり、現在は、もっとデータを累積して分析したいというニーズが高まっています。しかし、データ量の増加に伴い検索性能が低下するようでは情報の活用を促進するのは難しい。レスポンスが遅く、検索に時間がかかっては思考も止まってしまいます」と、管理本部 情報システム部 システム開発2課 課長 田平浩樹氏は話します。

ミツカングループ様 森田 委千弘氏の写真
森田 委千弘
管理本部 情報システム部
システム管理課(取材当時)

現場の判断や意思決定を支援する情報活用においてスピードは競争力につながります。ミツカングループは、次の情報系システムの中核となる新しいサーバの検討を開始。性能とコストのバランスを調べるために、各社が提供する最先端のシステムのベンチマークを実施しました。対象となったのは、インメモリ製品、データウェアハウスアプライアンス製品、そして、フラッシュ技術と組み合わせたSPARC M10です。「ベンチマークの結果、SPARC M10で性能とコストの最大化が図れることがわかりました。コストの観点では、イニシャルコストはもとより保守料、さらには5年後の老朽化対応まで考慮しました」と、管理本部 情報システム部 システム管理課 森田委千弘氏は話します。

移行に要するコストや時間も採用の判断材料となりました。「現行のSolaris資産に手を加えると膨大な時間とコストがかかるうえ、リスクも発生します。富士通提案の「SPARC M10」とフラッシュカードの組み合わせは非常にコストパフォーマンスに優れており、さらに、現行資産を活用し安心・安全に、なおかつ短期間で構築できる富士通の技術力と実績を高く評価しました。総合的な観点から考え尽くした結果、SPARC M10を選択したのです」(森田氏)。

システムの概要

基盤に「SPARC M10」とトータル20TBの大容量フラッシュカードを採用

2013年11月、SPARC M10の採用が決定。2014年1月より約1カ月で構築・検証を行い、同年2月、ビジネスへの影響を最小限に抑えるため休日に新システムへの切り替えを実施。約1カ月で移行できるスピード感にも大きなメリットがあると森田氏は話します。「従来、今回の規模のシステムでは移行のため半年間は検証や事前確認作業に追われていましたが、今回、そうした手間は一切ありません。SPARC Enterprise T5240,M4000で動いていた既存の情報系システムを、Oracle Solaris Legacy Containersなどの仮想化機能によりそのまま移行することができました。現行資産には手を加えず安定したまま、最新鋭の高性能マシンに乗り換える。このスピード感は大きなものがあります」(森田氏)。
新しい情報系システムの概要は、高性能、高信頼性が求められる基盤としてUNIXサーバ「SPARC M10」とトータルで20TBの大容量フラッシュカードを採用。全DBファイルをフラッシュカード上に構築しました。また、Oracle Solarisゾーンと、ファームウェア層で複数の仮想ハードウェア環境を構築するOracle VM Server for SPARCの活用により、Oracle Solaris 11、Oracle Solaris 10、Oracle Solaris 9の混在環境を実現。従来2台のサーバで稼働していたシステムを1台に統合しています。さらに、無償で提供されているOracle Solaris ZFSのスナップショット機能を利用して、バックアップ運用を実現し、最新技術を使いながらコストの低減に取り組んでいます。

ミツカングループ様 システム構成図

導入の効果と今後の展望

検索スピードが最大12倍、バッチ処理が最大5倍に向上

ミツカングループ様 田平 浩樹氏の写真
田平 浩樹
管理本部
情報システム部
システム開発2課 課長(取材当時)

今回、SPARC M10の導入により既存のSPARC Enterprise T5240,M4000と比較し、検索スピードが最大12倍、バッチ処理が最大5倍に向上しました。「レスポンスが速くなることで、業務のスピードや質の向上につながっていくことに期待しています。例えば検索時間が6秒から0.5秒になると即座に情報の確認が可能です。毎日、商品・顧客・組織の3つの軸で情報を確認している営業マンもスピーディーに情報を確認し、迅速に次のアクションに移ることができます。またマーケティング部門にとっては思考を止めることなく効率的に業務が行えるようになります」(田平氏)。

今後の展開について「大量データを使用した分析や処理に対するニーズが高まる現在、高速処理を実現する情報系システムの基盤を将来を見通しながらローコストで確立できた意義は大きいと考えています。富士通さんにはこれからも私たちと同じ目線で、ミツカングループにおけるICTの向かうべき方向性も含めたトータルな提案をお願いいたします」と中村氏は話します。


ミツカングループ本社地区再整備イメージ図

国内から世界へ、人々の食文化の新たな価値創造に向けた挑戦を続けるミツカングループ。同グループのさらなる飛躍を富士通は先進技術と総合力を駆使し支援してまいります。


(中央)中村 信吾 氏
(左)田平 浩樹 氏
(右)森田 委千弘 氏

【ミツカングループ様 会社概要】
所在地 (本社)〒475-8585 愛知県半田市中村町2-6
グループ代表 中埜 又左エ門 和英 ((株)Mizkan Holdings 代表取締役会長兼社長)
創業 1804年(文化元年)
社員数 約2,900名(2013年3月現在)
事業内容 事業のグローバル化に対応するため、新たなグループ本社となる「株式会社 Mizkan Holdings」を設置。また、「日本+アジア」「北米」「欧州」の3つのエリアに分けて事業を運営。株式会社 Mizkan Holdingsは、各事業に対し支援・牽制を行い、グループ全体の業績向上に貢献する役割を担う。
ミツカングループ様 ロゴマーク
ホームページ ミツカングループ様 ホームページOpen a new window
  • 本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は取材当時のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

【導入事例(PDF版)】

(注)本システムは、富士通エフサスによるマルチベンダーサポートにて対応

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