GTM-MML4VXJ
Skip to main content

SPARC Enterprise M3000 開発者による技術解説

SPARC Enterpriseの本体装置は販売を終了しました。
本製品の後継機種はSPARC Serversです。

2010年5月25日更新
2008年10月28日掲載

性能・信頼性に加えて、地球環境にも優しいエントリーサーバ「SPARC Enterprise M3000」を、当社サーバシステム事業本部 第一基幹サーバ事業部 開発部長 間嶋 栄がご紹介します。

Keyboard shortcuts for the player:
  • F: Fullscreen
  • Esc: Exit fullscreen
  • ↑: Volume up
  • ↓: Volume down
  • ←: 5 sec. back
  • →: 5 sec. forward
  • Space: Play/Pause
  • S: Subtitle On/Off
SPARC Enterprise M3000

開発者による技術解説


ストリーミング放送(日本語、7分12秒)

当社 サーバシステム事業本部
第一基幹サーバ事業部 開発部長
間嶋 栄

[ストリーミング放送概要]

これから、私どもが開発したエントリーサーバ、SPARC Enterprise M3000がどのような構造になっているか、マイクロカプセルに乗ってご案内します。

これが、今回、私どもが自信を持って提供するSPARC Enterprise M3000です。

中央には、電源ボタンがあります。電源を入れると、一番上のLEDが点灯します。
本体装置でエラーが発生すると、一番下のLEDが点灯しますので、一目で異常を検知できます。

DVDドライブと、4つのハードディスクドライブがあります。ハードディスクドライブは、故障が起きた時も、サーバを止めずに交換することができる、活性交換に対応しています。

電源ユニットが二つあります。片方の電源ユニットが故障しても、もう片方の電源ユニットで連続稼動できる、冗長構造になっています。
消費電力は、最大でもわずか505W 注1に抑えられています。
電源ケーブルを、それぞれ異なる電源系統に接続して、電力供給できます。
また、活性交換にも対応しているので、故障した電源ユニットの稼働中の交換も可能です。

隣には、PCI Expressを4スロット装備しています。
また、Gigabit LANを4ポートと、SASを1ポート装備しています。
その上には、サーバ監視専用のLANポートとシリアルポートがあります。

このように、M3000はわずか2Uのスペースに必要な機能をすべて収容しており、業務システムをM3000 1台で構築することができます。

通常、ラックに搭載されているサーバを引き抜くには十分注意が必要です。誤ってケーブルが抜けてしまうとシステムがダウンする恐れがあります。M3000に取り付けることのできるケーブルマネジメントアームは、電源ケーブルやLANケーブル等を束ねることができるため、ラックからの着脱が容易で、ケーブルが誤って抜けてしまうこともありません。

前方には、ファンが2つあります。ファンは静音設計となっており、回転数は、サーバが設置された場所の高度や温度などにより、細かく制御されています。静音に優れたファンと、回転数の細かい制御により、省電力と静音性を実現しながら、サーバ内の温度を最適に保つことができます。
一般的に、オフィス環境は50dB以下といわれておりますが、M3000は室温25度の場合で、47dBですから、どれだけ静かかご想像いただけるかと思います。
ファンもまた、冗長構造かつ活性交換に対応していて、システムをとめない、信頼性に優れたM3000を支えるコンポーネントの一つです。

内部には、透明なプラスチックがはめ込まれています。これはエアダクトです。エアダクトの下には、熱を持ちやすいプロセッサやメモリなどが配置されています。空気の流れをコントロールし、熱を持ちやすい部品を効率よく冷やすことができます。
M3000は、ファン制御やエアダクト採用によりサーバ内を効率よく冷却し、電力消費量を最小限に抑えた、地球に優しいサーバです。

マザーボード上に、プロセッサ、メモリ、I/Oコントローラーなどが搭載されています。これはサーバの頭脳である、SPARC64™ VIIプロセッサです。熱を持ちやすいプロセッサの上には、効率よく冷却できるようにヒートシンクを取り付けています。

SPARC64 VIIは、周波数2.75GHz、クアッドコア・マルチスレッドを採用した高性能プロセッサです。メインフレーム用プロセッサ開発で培った技術をすべて採用しており、極めて優れた信頼性を誇っています。

プロセッサのすぐ隣にはシステムコントローラーがあります。これは、メモリ、プロセッサ、I/O間のデータ通信をコントロールする役目を果たしています。メモリスロットは8個あり、メモリを4枚単位で装着することができます。

M3000には、M4000からM9000と同じ、サーバ本体の監視や制御を行うシステム監視機構があります。これは、サーバを動かすためのCPUとは別のサービスプロセッサにより、制御されています。そのため、OSが起動していない状態でも、電源のON/OFFや、サーバの状態の確認が可能です。

M3000の内部を一緒にご覧いただきましたがいかがでしたでしょうか。我々は、性能・信頼性に加えて、地球環境にも優しいエントリーサーバを開発いたしました。是非皆様に実際にご利用いただき、SPARC Enterprise M3000の魅力を実感していただけたらと思います。M3000は、お客様のビジネスにおける最高のパートナーとなるでしょう。

(注1)AC電源の場合

関連情報


お問い合わせ


[注記事項]

  • 掲載内容は発行日時点のものです。