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Fujitsu

Japan

初期投資を抑制しつつ、業務拡張に柔軟に対応するCOD

SPARC Enterpriseの本体装置は販売を終了しました。
本製品の後継機種はSPARC Serversです。


関連製品:SPARC Enterprise M4000, M5000, M8000, M9000


SPARC Enterpriseでは、業務量の増加に応じてCPU能力を容易に増強可能なCapacity On Demand(以下、COD)に対応しています。

使用権(ライセンス)が付与されていない予備のCPUを事前に搭載しておくことができます。予備CPUの使用権を購入していただくことで、CPUを直ちに利用することができます。SPARC Enterprise CODの活用により、初期投資を抑えつつ、ビジネスチャンスに素早く対応できます。

SPARC Enterprise CODの柔軟性と拡張性は、変化の激しいビジネス状況へ柔軟に対処するための解決策を提供します。短期間で業務処理量を増加させ、サーバリソースを最大限に活用できます。
また、災害など予測できない事態に遭遇しても、速やかに業務を再開・継続できるSPARC Enterprise CODは、災害対策にも適しています。

本機能は、SPARC Enterprise M4000以上のモデルで採用しています。

業務に応じてサーバの処理能力を増強

リソース不足を解決

業務稼働中にシステムを停止させることなくCPUリソースの追加ができます。ビジネスの成長に合わせて、迅速にシステムを増強できます。

CODを利用しない場合は、 お客様に購入手続きをしていただき、ベンダーにCPU使用権を注文して、納入、というプロセスを経てCPUを追加するため、リソース追加に1ヶ月程かかります。

CODを利用した場合は、コマンドを投入するだけですぐに予備のCPUを利用することができます注1

注1:予備CPUを利用するためには、CPU使用権の購入が必要です。

複数の筐体間でCPU使用権を共有

SPARC Enterprise CODは、複数のCODサーバ間で使用権を共用できます。使用権は、移行元と移行先の両方のサーバが稼動した状態でも、移動することができます。

災害に備えて

多くのミッションクリティカルシステムでは、災害対策のために、運用サイトとは離れた場所にバックアップシステムを構築します。

たとえば、運用サイト(東京)とバックアップサイト(大阪)にSPARC Enterprise CODを1台ずつ設置して、合計8個のCPU使用権を購入します。運用サイトで6CPU、バックアップサイトで2CPUを稼動させます。

東京で災害が発生し、運用サイトのサーバが継続稼動できない場合、運用サーバで使用している6CPUの使用権をバックアップサイトのサーバに移動させます。バックアップサイトのサーバを8CPUで稼働させることで、業務を継続できるため、災害時にもサービスを提供し続けることができます。

SPARC Enterprise CODは、同時に使用するCPU数分だけ使用権を購入すればよいので、初期導入コストを抑えた災害対策システムを構築できます。