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Fujitsu

Japan

最新のI/Oをサポート

SPARC Enterpriseの本体装置は販売を終了しました。
本製品の後継機種はSPARC Serversです。


関連製品:SPARC Enterprise M3000, M4000, M5000, M8000, M9000
SPARC T4-1, T4-2, T4-4


SPARC Enterpriseは、SSDやFCoEカードなどのサポートにより、I/O性能やメンテナンス性の向上を実現しています。

FCoEの採用

SPARC Enterpriseは、FCoE(Fiber Channel over Ethernet)に対応したPCIカードをサポートしています。FCoEとは、SAN(Storage Area Network)と LAN(Local Area Network)の統合を目的に、ファイバーチャネルのプロトコルをイーサネット上で使えるようにした新しい規格です。

従来のシステム環境では、サーバ間、サーバ・クライアント間の通信手段として、LAN環境を構築し、サーバとストレージ間は、ファイバーチャネルによるSAN環境を構築しています。

FCoEカードとFCoE対応スイッチを用いることで、従来のLANとファイバーチャネルそれぞれに必要とされていたケーブルやスイッチ、カードを統合できます。スイッチの台数やケーブル本数を削減できるため、データセンター等の大規模なシステム環境でシンプルなケーブリングが可能となり、メンテナンス性が向上します。


(注)CEE(Converged Enhanced Ethernet): サーバ側の性質の異なるインタフェース集約を目的としてイーサネットを拡張した通信規格のひとつ

SSDの採用

SPARC EnterpriseではHDDに加えて、SSDも採用しています。SSD(Solid State Drive)はHDDより高速なデバイスとして注目されている新しい記憶装置です。
HDDのように、モーターによる回転機構を必要としないため、ランダムアクセス性能に優れています。また、低消費電力、低騒音などの特長があります。
SPARC EnterpriseではSSDをHDDの代替として利用する以外にも、Oracle Database上でSSDをキャッシュとして活用し、I/O性能の向上を実現する「Oracle Database Smart Flash Cache」にも対応しています。 Oracle Database Smart Flash CacheはOracle SolarisまたはOracle Linux注1のみでサポートされています。

注1:SPARC EnterpriseはOracle Linuxを未サポートです。