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VMware vSphere Virtual Volumesでクラウドサービスのストレージ管理を自動化。
仮想マシンごとに最適化されたストレージポリシーを適用

株式会社BSNアイネット様社屋写真

株式会社BSNアイネット様 導入事例


新潟県の自治体・医療機関を中心にインテグレーション、アウトソーシング、データセンターサービスなどを提供するBSNアイネットは、クラウドサービスに注力しています。
BSNアイネットのクラウドサービスの1つである「iNET IMAGE BANK」は、拡張性と継続性にすぐれた仮想化基盤として好評を博し、お客様の増加に伴いシステムの増強を図る必要が生じていました。
新しく追加構築するシステムでは、よりよいサービスを提供するため、仮想化基盤として VMware vSphere 6.0 を採用し、新しいストレージ管理技術である VMware vSphere Virtual Volumes を導入し、ストレージ基盤の強化を図りました。これにより、仮想マシンごとにストレージを割り当てて管理できるようになり、よりきめ細やかなサービスを提供できるようになりました。

[ 2016年4月19日掲載 ]

【導入事例概要】
ハードウェア
  • サーバ:
    FUJITSU Server PRIMERGY RX2530 M1
  • ストレージ:
    FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3
ソフトウェア
  • ストレージ統合管理:
    FUJITSU Storage ETERNUS SF Storage Cruiser 16
  • 仮想化基盤:VMware vSphere
  • ストレージ管理機能:VMware vSphere Virtual Volumes
【課題と効果】
顧客システムのニーズに合わせて手動で運用していたストレージ管理を自動化したい 仮想マシンごとに細かくストレージポリシーを適用可能に
ポリシーを選択するだけでよく、運用負荷が軽減

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導入の背景

総合的なクラウドサービスのニーズが高まる

新潟放送グループの計算センターとして1966年に設立されたBSNアイネットは、県内の地方自治体や医療機関を中心に、ソフトウェア開発やシステム販売、インテグレーション、アウトソーシングといった情報技術サービスを提供しています。2016年4月には創立50周年を迎え、それを記念した「かわらない“こころ”。かえる“未来”」というスローガンには、従来どおり地域貢献を継続するとともに、新しい価値の創造にも注力する意気込みが表れています。

新潟県最大級の「新潟データセンター」をはじめ、全国に3つのデータセンターからサービス提供する事業を中核に、単なるホスティングにとどまらず、人材の提供も含むアウトソーシングやBCPオフィス、全国のIDCとの相互連携による災害対策・バックアップといった総合サービスが強みです。

株式会社BSNアイネット   データセンター事業部  アウトソーシング部  クラウドビジネス マネジャー  坂田源彦 氏写真
株式会社BSNアイネット
データセンター事業部
アウトソーシング部
クラウドビジネス マネジャー
坂田源彦

BSNアイネットでは、2007年ごろから仮想化基盤の構築に取り組んでおり、さまざまなサービスを開発してきました。昨今では、クラウドサービスの提供にも注力しています。そうしたサービスの1つとして、2009年に提供を開始したのが「iNET I MAGE BANK」です。

データセンター事業部 アウトソーシング部 クラウドビジネス マネジャー 坂田源彦氏は、「もともとは、災害対策・BCP対応用途として、仮想・物理を問わずサーバのデータを丸ごと預かるサービスとして始めました。ところが、預けた仮想マシンをそのまま仮想化基盤上で稼働させたいなどのニーズが高まり、現在は仮想サーバホスティングやバックアップなどを含む、総合的なクラウドサービス基盤として運営しています」と述べています。

システム概要

基盤の増強に合わせてストレージ管理も強化

BSNアイネットは2014年、iNET IMAGE BANKのニーズの高まりを受けてインフラの増強を計画し、2015年9月新しいクラウドサービス基盤の導入を実施しました。よりよいサービスを提供するため、常に新しい環境へチャレンジし続けている同社では、今回のシステムでも新しい技術の導入を試みています。
まず本システムでは、従前のブレード型サーバから省スペース型のラックマウントサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY RX2530 M1」を採用し、集約率の向上を図りました。複数のストレージシステムのうち、サービスの中核には信頼性の高い「FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3」を採用しています。仮想化基盤としては、使いなれた「VMware vSphere」を用いています。

データセンター事業部 アウトソーシング部 クラウドビジネスチーフ 梅田英明氏は、「今回の基盤では、VMware vCloud Airとのネットワーク連携を行っています。将来的にはレイヤー2接続を行い、仮想化インフラをパブリッククラウドサービスまで延伸することを計画しています。全国のIDCとの連携を含めて、仮想マシンを自由に移行できる環境を整え、拡張性と継続性の強化を図りたいと考えています」と述べます。

特筆すべきは、ETERNUS DX100 上で「VMware vSphere Virtual Volumes」を稼働させている点です。
データセンター事業部 アウトソーシング部 クラウドビジネス 白倉拓哉氏によると、「iNET IMAGE BANKでは、エンドユーザの用途や環境を細かくヒアリングし、性質の異なるストレージをシステムごとに割り当ててサービスの最適化を図っています。現在は手作業で行っていますが、将来的には自動化を図りたいと考えています。そこで注目したのが、ETERNUS DX と VMware vSphere Virtual Volumes だったのです」とのことです。

VMware Virtual Volumes は、従来はボリューム単位やファイルシステム単位でしか実行できなかったレプリケーションやスナップショットなどの設定を、仮想マシン単位で行えるようにするストレージ管理技術です。

2014年6月ごろ「VMware vSphere Virtual Volumes は開発されたばかりの新しい技術でしたが、富士通と共同で ETERNUS DXシリーズを用いた実証実験を開始し、サービスの開発に向けた準備を行っていました。vCenter Serverから仮想マシンごとにQoSなど細かなサービスレベルを設定したポリシーを割り当てるだけでよく、私たちが提供したいストレージサービスのコンセプトと非常にマッチしたのです」(坂田氏)

株式会社BSNアイネット   データセンター事業部  アウトソーシング部  クラウドビジネス チーフ  梅田英明 氏写真
株式会社BSNアイネット
データセンター事業部
アウトソーシング部
クラウドビジネス チーフ
梅田英明

株式会社BSNアイネット   データセンター事業部  アウトソーシング部  クラウドビジネス  白倉拓哉 氏写真
株式会社BSNアイネット
データセンター事業部
アウトソーシング部
クラウドビジネス
白倉拓哉

システム概要図

導入のポイント

入念な検証と試験が構築時に役立つ

iNET IMAGE BANK で VMware vSphere Virtual Volumes を採用するにあたって、入念な検証を行ったところが大きなポイントと言えるでしょう。使い勝手やパフォーマンス、スナップショットのような保守作業の運用性など、富士通とヴイエムウェアの協力のもと、入念なテストを行いました。
「ベータ版で試験を開始した当初は、従来のVMFS-5と比べてパフォーマンスが低く、不安もありました。しかし、製品として正式にリリースされた2015年3月ごろには、性能差はほとんど見られませんでした。その後もアップデートが継続され、現在では一部の機能を除いて、ほとんどのシーンでVMware vSphere Virtual Volumes のほうがパフォーマンスがよいという結果になっています。QoS自動化による優先度設定も適切で、スナップショットの取得時にもディスクI/Oパフォーマンスが低下せず、安定したアクセス性能を示しています」(白倉氏)。

BSNアイネットが VMware vSphere Virtual Volumes に注目したのは、まず VMware vSphere Standard Edition に標準搭載されている点にありました。また、従来から活用しているETERNUS DXシリーズに対応しており、新しい機器を購入する必要がないこともポイントでした。それだけではなく、「VMware vSphere Virtual Volumes の構築は、検証期間中に全ての項目を検証していましたので特段不安はありませんでしたが、富士通が用意している構築ガイドどおりに設定したところ、簡単に設定することができました」(梅田氏)という点から、VMware vSphere Virtual Volumes は、エンドユーザやパートナーにも勧めやすいソリューションとのことです。

今後の展望

ロケーションにとらわれないサービスの実現に向けて

BSNアイネットでは、今後の運用が課題と捉えており、将来的には「VMware vRealize Operations Manager」によって仮想化基盤の可視化を図りたいとしています。すでに別のシステムでは導入済みのため、導入のタイミングを図っているところです。
「私たちの最大の特長は、“顔の見える事業者”としてお客様先で手厚いサポートを提供することにあります。そのため、エンドユーザに管理を依存するようなシステムは次第に淘汰されてきました。しかし一方で、適切なサービスを提供するための見える化は、課題の1つとして継続的に検討しています。その解決策の1つが、VMware vRealize Operations Manager なのです。vCloud Airまでまとめて見える化できるとのことなので、今後、積極的に活用を検討していきたいと考えています」
(坂田氏)。

同社では、ヴイエムウェアのテクノロジーを中心に、OpenStackのような他技術も積極的に取り込み、全国のIDCやvCloud Airなどのパブリッククラウドサービスとの連携を強化していきたいとしています。そのためには、ソフトウェア/ハードウェアベンダーなどとの連携も非常に重要だと、坂田氏は強調します。
BSNアイネットは、今後も富士通とヴイエムウェアの技術とノウハウを活用し、データセンターロケーションにとらわれないサービス、境界のない「ハイブリッド・クラウド」の構築を目指します。

【株式会社BSNアイネット様 概要】
本社所在地 新潟県新潟市中央区米山2丁目5番地1
代表者 石井 伸行
設立 1966年(昭和41年)
従業員 487名(2015年4月1日現在)
業種

システムインテグレーション、アウトソーシング、ソフトウェア開発
地方自治体や医療機関を中心にソフトウェア開発やシステムインテグレーション、アウトソーシングサービスを提供。近年はクラウドサービスにも注力する。

ホームページ 株式会社BSNアイネット様ロゴマーク
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【導入事例(PDF版)】

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