2020年8月7日
富士通株式会社
平素より、富士通製品をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」の出荷済の一部モデル(3400SLite / 3400S / 3400E / 3800E/ 3400L / 3800L / 3400S2Lite / 3400S2 / 3400E2 / 3800E2 / 3400L2 / 3800L2)の特定版数のファームウェアにおいて、BIOS設定引継ぎ不具合によりOSを起動できなくなる可能性があることが判明しました。
つきましては、不具合の発生内容のご報告と合わせ、その対処方法について以下の通りご案内させていただきます。内容をご確認いただき、対処方法の実施についてご協力くださいますようお願い申し上げます。
Home SB変更やBMM保守交換した場合に、BIOS設定が引き継がれず、BIOS設定が意図せず変更されます。 その結果、BIOS設定が変更されている可能性や、期待するOSを起動できない可能性があります。
a)またはb)に該当する場合に、下記の対象オペレーションを実施する。
条件a)
対象ファームウェア版数で工場出荷されている場合
条件b)
対象ファームウェア版数を適用後にBIOS設定(OS Bootエントリを含む)を変更した場合
[お客様操作起因]
[故障起因]
[保守交換、増設起因]
PRIMEQUEST本体ファームウェアの以下の版数の適用をお願い致します。
PRIMEQUEST本体ファームウェアの以下の版数の適用をお願い致します。 発生条件の対象ファームウェア版数をご利用されているお客様については、ファームアップ前にSystem Event Logの採取(Collect)をお願いいたします。
※ファームアップ中に問題等が発生した場合、復旧に必要になる場合があります。
MMB Web-UI >System >System Event Log において採取(Collect)可能です。
参照マニュアル:https://www.fujitsu.com/jp/products/computing/servers/primequest/products/3000/catalog/manual/3000/index.html
PRIMEQUEST3000シリーズ 運用管理ツールリファレンス(MMB)
2.3.2章
対処方法に記載の本体ファームウェアを適用前に、発生条件に記載の対象オペレーションが必要になった場合、本件の事象が発生する恐れがございます。
その際のBIOS設定の復旧方法についてご説明します。
ツール添付の「バックアップリストア運用手順書」を参照して、作業を行ってください。
本不具合の内容、及び、対処方法に関するお問い合わせにつきましては、以下のお問い合わせ窓口にて対応させていただきます。
お問い合わせの内容を以下の宛先まで、メールにてご連絡頂きますようお願いいたします。
別途、当社担当より、お問い合わせ内容についてご回答させていただきます。
(注) 尚、問合せいただきました内容によっては、ご回答までに時間を要する場合がありますので、予めご了承願います。