本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

PRIMEQUEST 3000シリーズ

Linux情報


PRIMEQUESTのLinux情報

    • Linuxはコストパフォーマンス、透明性、著名オープンソースソフトウェアとの親和性等によりWebインフラストラクチャーを中心としたサーバOSとして広く普及しています。更に、本格的な64bit LinuxとPRIMEQUESTにより、ミッションクリティカル領域で求められる絶対性能や拡張性、安心のサポートをご提供します。
    • オープンソースソフトウェアであるLinuxをICTシステムの基盤OSの1つと位置づけ、ミッションクリティカルシステムに向けた機能強化のために富士通のノウハウを開発コミュニティーに提供、貢献しています。また、Linuxを基幹系システムで利用するための技術開発を続けています。
    • 富士通とレッドハット社はミッションクリティカルなLinuxソリューションの提供に関してグローバルな提携関係にあります。ここではレッドハット社との連携内容をご紹介します。
    • 一般的にLinuxを利用する場合は、OSのバージョンアップやセキュリティ対策、トラブル対応など豊富な運用経験をもった技術者が不可欠です。高信頼性と可用性、安定稼働が求められる基幹システムでは、ディストリビューター各社のOSと添付ソフトウェアのサポートだけでは十分とは言えません。富士通のLinuxサポートでは、お客様が導入しているLinuxとサーバや周辺機器、多種多様なアプリケーションソフトウェアの整合性検討や動作確認を事前に行ない最適なシステム更新やトラブル対策をワンストップで提供できます。
    • PRIMEQUESTは64bit Linux OSをフルサポートします。本格的なエンタープライズOSとPRIMEQUESTの高信頼性技術が、安定性と堅牢性、スケーラビリティ、長期サポートが求められるミッションクリティカル分野のサーバプラットフォームを支えます。
    • PRIMEQUESTがサポートする、Linuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux」に含まれるソフトウェアの一覧です。
    • Linux ディストリビューションのセキュリティ情報をご案内しています。

カタログ・技術資料

  • Linuxマニュアル

その他のOS・仮想化ソフトウェア

Linuxによる基幹システムに向けた富士通の取り組み

富士通では、オープンソースソフトウェアであるLinuxをICTシステムの基盤OSの1つと位置づけ、ミッションクリティカルシステムに向けた機能強化のために富士通のノウハウを開発コミュニティーに提供、貢献しています。また、Linuxを基幹系システムで利用するための技術開発を続けています。

保守性の強化

基幹システムにおいてトラブル発生時の迅速な原因究明は必要不可欠です。原因究明に必要なダンプ採取の失敗はトラブル調査の長期化に繋がります。富士通はLinux開発コミュニティーと連携してダンプ機能の継続的な改善に取り組んでいます。 Linuxに標準装備のダンプ機能であるkdumpについて、基幹IAサーバPRIMEQUESTや PCサーバPRIMERGYと各I/Oデバイスとの組合せ検証を行い、十分な品質を確保しています。さらにPRIMEQUESTでは、メインフレームクラスのサーバのみが備えるスタンドアロンダンプ(sadump)を提供しています。sadumpは、Linuxに標準装備のkdump機能では採取できないタイミングでのダンプも採取することが可能です。

PRIMEQUESTのダンプ機能

kdump
ダンプ専用カーネルを採用することで、カーネルの状態に関わらず、より確実・高速にダンプを採取可能

sadump(PRIMEQUESTハードウェア機能)
OSの種類や動作フェーズ、トラブル状況に関わらずダンプを採取可能

(注1)RHEL : Red Hat Enterprise Linux、SLES : SUSE Linux Enterprise Server

拡張性の強化

大規模基幹システムでは、ストレージなど周辺装置を大量に接続する必要があります。従来のLinuxでは接続できるデバイス数に制限があったため、たとえば冗長化や負荷分散のためにサーバ-ストレージ間をマルチパス接続する必要がある場合などに論理ボリューム数が不足するなどの問題が発生していました。富士通はこの問題を解決するためOSで扱えるデバイス数の拡大に取り組み、1万以上のデバイス接続を可能としました。またデバイス保守時に必須となるデバイス名の一貫性保証機能やマルチスレッド環境でのトータル処理性能を改善するスレッドセーフ機能の実現にも貢献しています。

信頼性の強化

クラスタ高速切替機能の提供(*1

富士通の高信頼ソフトウェア「PRIMECLUSTER(プライムクラスタ)」とハードウェア、OS、およびHBA閉塞ドライバの連携により、クラスタの現用待機切り替え時間を大幅に短縮しました。

  • ノード異常の通知機能:ダンプ処理開始前にクラスタ切り替えを待機系に指示
  • 異常ノードの停止機能:HBA閉塞ドライバにより、異常ノードのデバイスアクセスを禁止(現用系の要求済みI/O処理の取り消しと新規要求禁止)する一方、ダンプ処理のみ継続
  • 現用系のI/O処理待ち時間を無くし、クラスタ切替え時間を短縮
  • (*1)
    Red Hat Enterprise Linuxでの提供となります。

Linux OSサポートの充実

富士通では、Linuxシステムを安心安全にお使いいただくために、Linux OSサポートを継続して改善しています。例えば、基幹システム向けのサポート対象OSコマンドを順次拡大し、商用unixでのOSサポートと同等レベルとする予定です。合わせて、幅広いLinux活用シーンに合わせ、サポート対象OSSも順次拡大していきます。
また、OSC(*2)がお客様のLinuxシステムの安定稼動と円滑な保守運用を支援します。

  • 問題解決支援
  • お客様専用ホームページによる情報提供
  • インストール用媒体とサブスクリプション(利用権)の提供
  • アップグレード版(バージョンアップ/レベルアップ)の提供
  • 基幹システム向けのバージョンアップと修正の提供(一括修正/EUS)
  • (*2)
    One-stop Solution Center(SupportDeskご契約のお客さま専用の総合サポートセンター)

システム導入・構築を支援するツールの提供

システム構築におけるOSインストール作業について、設定や手順を誤りなく簡単に行うためのツールを提供しています。

ServerView Installation Manager

OSをインストールするにはServerView Installation Manager(SVIM)を使用します。SVIMは以下の操作を一括して行うセットアップ支援ツールです。

  • OSのインストール
  • OSが必要とするドライバのインストール
  • 運用を支援する添付ソフトウェアのインストール

富士通Linuxサポートパッケージ(*3

富士通ミドルウェアが必要とするOSパッケージ、および富士通がOSサポートを行う上で必要となるOSパッケージのインストールとシステムパラメタなどのOS設定を簡単に行うツールです。本ツールの利用により、簡単に富士通推奨のシステム構成にすることができます。

  • (*3)
    Red Hat Enterprise Linuxでの提供となります。

Linuxの仮想化機能の提供

Linux のVirtualization(バーチャライゼーション)機能として、KVM(Kernel based Virtural Machine)およびXen(*4)が利用できます。

  • (*4)
    SUSE Linux Enterprise Serverでの提供となります。

カーネル・バージョン(Linuxサポート版数一覧表)

PRIMEQUESTでサポートソフトウェアをインストール・利用、 アップデートする際に本情報を参照いただき、サポートするバージョンの カーネルを確認いただきますようお願いいたします。

2024年1月23日現在

PRIMEQUEST 3400S2 Lite / 3400S2 / 3400E2 / 3400L2 / 3800E2 / 3800L2

ディストリビューションカーネル・バージョンカーネル・バージョンに該当するUpdate
Red Hat Enterprise Linux 9
(for Intel64)
5.14.0-362.8.1.el9_39.3
5.14.0-284.11.1.el9_29.2
5.14.0-162.6.1.el9_19.1
5.14.0-70.13.1.el9_09.0
Red Hat Enterprise Linux 8
(for Intel64)
4.18.0-513.5.1.el8_98.9
4.18.0-477.10.1.el8_88.8
4.18.0-425.3.1.el88.7
4.18.0-372.9.1.el88.6
4.18.0-348.el88.5
4.18.0-305.el88.4
4.18.0-240.el88.3
4.18.0-193.el88.2
4.18.0-147.el88.1
4.18.0-80.el88.0
Red Hat Enterprise Linux 7
(for Intel64)
3.10.0-1160.el77.9
3.10.0-1127.el77.8
3.10.0-1062.el77.7
3.10.0-957.el77.6
Red Hat OpenShift
Container Platform 4(*5
4.11bootstrap
/master
4.18.0-372.9.1.el8RHCOS 4.11(*6
infra
/worker
4.18.0-372.9.1.el8RHCOS 4.11(*6
4.18.0-348.el88.5
4.18.0-305.el88.4
4.10bootstrap
/master
4.18.0-305.el8RHCOS 4.10(*6
infra
/worker
4.18.0-305.el8RHCOS 4.10(*6
4.18.0-348.el88.5
4.18.0-305.el88.4
4.9bootstrap
/master
4.18.0-305.el8RHCOS 4.9(*6
infra
/worker
4.18.0-305.el8RHCOS 4.9(*6
4.18.0-348.el88.5
4.18.0-305.el88.4
3.10.0-1160.el77.9
4.8bootstrap
/master
4.18.0-305.el8RHCOS 4.8(*6
infra
/worker
4.18.0-305.el8RHCOS 4.8(*6
3.10.0-1160.el77.9
4.7(*8bootstrap
/master
4.18.0-240.el8RHCOS 4.7(*6
infra
/worker
4.18.0-240.el8RHCOS 4.7(*6
3.10.0-1160.el77.9
4.6bootstrap
/master
4.18.0-193.el8RHCOS 4.6(*6
infra
/worker
4.18.0-193.el8RHCOS 4.6(*6
3.10.0-1160.el77.9
Red Hat OpenShift
Container Platform 3
3.113.10.0-1127.el77.8
3.10.0-1062.el77.7
3.10.0-957.el77.6
3.93.10.0-1127.el77.8
3.10.0-1062.el77.7
3.10.0-957.el77.6
3.63.10.0-1127.el77.8
3.10.0-1062.el77.7
3.10.0-957.el77.6
SUSE Linux Enterprise Server 15
for AMD64 & Intel64
5.14.21-150500.53.2SP5
5.14.21-150400.22SP4
5.3.18-57.3SP3
5.3.18-22.2SP2
4.12.14-195.1SP1(*7
4.12.14-23.1GA
SUSE Linux Enterprise Server 12
for AMD64 & Intel64
4.12.14-120.1SP5
4.12.14-94.41.1SP4

PRIMEQUEST 3400S Lite / 3400S / 3400E / 3400L / 3800E / 3800L

ディストリビューションカーネル・バージョンカーネル・バージョンに該当するUpdate
Red Hat Enterprise Linux 8
(for Intel64)
4.18.0-513.5.1.el8_98.9
4.18.0-477.10.1.el8_88.8
4.18.0-425.3.1.el88.7
4.18.0-372.9.1.el88.6
4.18.0-348.el88.5
4.18.0-305.el88.4
4.18.0-240.el88.3
4.18.0-193.el88.2
4.18.0-147.el88.1
4.18.0-80.el88.0
Red Hat Enterprise Linux 7
(for Intel64)
3.10.0-1160.el77.9
3.10.0-1127.el77.8
3.10.0-1062.el77.7
3.10.0-957.el77.6
3.10.0-862.el77.5
3.10.0-693.el77.4
3.10.0-514.10.2.el77.3 + Errata
Red Hat OpenShift
Container Platform 4(*5
4.11bootstrap
/master
4.18.0-372.9.1.el8RHCOS 4.11(*6
infra
/worker
4.18.0-372.9.1.el8RHCOS 4.11(*6
4.18.0-348.el88.5
4.18.0-305.el88.4
4.10bootstrap
/master
4.18.0-305.el8RHCOS 4.10(*6
infra
/worker
4.18.0-305.el8RHCOS 4.10(*6
4.18.0-348.el88.5
4.18.0-305.el88.4
4.9bootstrap
/master
4.18.0-305.el8RHCOS 4.9(*6
infra
/worker
4.18.0-305.el8RHCOS 4.9(*6
4.18.0-348.el88.5
4.18.0-305.el88.4
3.10.0-1160.el77.9
4.8bootstrap
/master
4.18.0-305.el8RHCOS 4.8(*6
infra
/worker
4.18.0-305.el8RHCOS 4.8(*6
3.10.0-1160.el77.9
4.7(*8bootstrap
/master
4.18.0-240.el8RHCOS 4.7(*6
infra
/worker
4.18.0-240.el8RHCOS 4.7(*6
3.10.0-1160.el77.9
4.6bootstrap
/master
4.18.0-193.el8RHCOS 4.6(*6
infra
/worker
4.18.0-193.el8RHCOS 4.6(*6
3.10.0-1160.el77.9
Red Hat OpenShift
Container Platform 3
3.113.10.0-1127.el77.8
3.10.0-1062.el77.7
3.10.0-957.el77.6
3.10.0-862.el77.5
3.10.0-693.el77.4
3.93.10.0-1127.el77.8
3.10.0-1062.el77.7
3.10.0-957.el77.6
3.10.0-862.el77.5
3.10.0-693.el77.4
3.10.0-514.10.2.el77.3 + Errata
3.63.10.0-1127.el77.8
3.10.0-1062.el77.7
3.10.0-957.el77.6
3.10.0-862.el77.5
3.10.0-693.el77.4
3.10.0-514.10.2.el77.3 + Errata
SUSE Linux Enterprise Server 15
for AMD64 & Intel64
5.14.21-150500.53.2SP5
5.14.21-150400.22SP4
5.3.18-57.3SP3
5.3.18-22.2SP2
4.12.14-195.1SP1(*7
4.12.14-23.1GA
SUSE Linux Enterprise Server 12
for AMD64 & Intel64
4.12.14-120.1SP5
4.12.14-94.41.1SP4
4.4.73-5.1SP3
4.4.21-69.1SP2
  • (*5)
    Red Hat社のドキュメントでは、masterはcontrol plane、infra/workerはcomputeと記載されている場合があります。
  • (*6)
    RHCOSはRed Hat Enterprise Linux CoreOSの略称です。
  • (*7)
    SLES15 SP1において、FC SAN-BOOT機能を利用する場合、カーネルアップデート(4.12.14-197.10以降)が必要です。
  • (*8)
    RHOCP4.7では、RHOCP4.6からRHOCP4.8へのアップグレードの問題のみサポートし、構築時、運用時の問題はサポート対象外です。

Updateとは、セキュリティErrataや重要な修正プログラムをインストールし、 最新に更新することです。Red Hat Errata は Red Hat Enterprise Linuxに関する重要なアップデート、修正プログラムなどの情報を集めたものです。
レッドハット社はRed Hat Enterprise Linux のもっとも新しいバージョンに対するErrata を常に更新しています。

他シリーズのカーネル・バージョン(Linuxサポート版数一覧表)

サポートソフトウェア

PRIMEQUESTがサポートする、Linuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux」に含まれるソフトウェアの一覧です。

サポート範囲に関する留意事項は、ソフトウェアのサポート範囲に関する留意事項をご覧ください。

Red Hat Enterprise Linux 9(for Intel64)

ソフトウェア区分用途ソフトウェア名称
Linux基本システムLinuxカーネルkernel
シェルbash(sh), tcsh(csh), ksh
ブートローダGRUB2
標準Cライブラリglibc
仮想マシンKVM
仮想化ユーティリティVMware(open-vm-toolsなど)(※4
Hyper-V(Hypervkvpdなど)(※4
サーバソフトウェアスーパーサーバsystemd
WWWサーバapache, nginx
NFSサーバNFS
PCファイルサーバsamba
リモートログイン(※1in.telnetd, telnet
PAM認証pam
ファイル転送(※2vsftpd, ftp
メール受信サーバdovecot, imap, pop
メール配送エージェントprocmail
メール送信サーバpostfix, sendmail(※5
DNSサーバbind
DHCPサーバDHCP
キャッシュサーバsquid
セキュアシェルssh
時刻同期機能chrony
ファイヤウォールfirewalld, nftables, iptables
ネットワーク監視net-snmp
論理ボリュームマネージャlvm2
ディスク制限quota
ログ分析システムlogwatch, logrotate
システム監査機能audit
資源管理機能systemd
常時トレース機能ftrace
ダンプ採取kdump, virsh dump
Xサーバ(※3X.Org, Xwayland
ソフトウェアRAIDmultiple device (md)
マルチパス機能device mapper multipath(dm-mp)
ID管理サーバIdentity Management
性能情報採取Performance Co-Pilot
コンテナpodman, buildah, skopeo, runc, crun
WebコンソールCockpit
  • (※1)
    in.telnetdと、それに対応するクライアント機能(/usr/bin/telnet)が対象となります。
  • (※2)
    vsftpdと、それに対応するクライアント機能(/usr/bin/ftp)が対象となります。
  • (※3)
    Xサーバ(GUI環境の基盤機能)とデスクトップ環境(GNOME等)は異なる機能です。
  • (※4)
    VMware、Hyper-V上の仮想マシンにてRHELをゲストOSとして動作させる機能が対象となります。
    ゲストOSとして動作する環境は、VMware, Hyper-V各製品の弊社のサポート一覧をご確認ください。
  • (※5)
    sendmailはRed Hatが非推奨としているため、postfixを推奨します。

Red Hat Enterprise Linux 8(for Intel64)

ソフトウェア区分用途ソフトウェア名称
Linux基本システムLinuxカーネルkernel
シェルbash(sh), tcsh(csh), ksh
ブートローダGRUB2
標準Cライブラリglibc
仮想マシンKVM
仮想化ユーティリティVMware(open-vm-tools等)(※4
Hyper-V(Hypervkvpd等)(※4
サーバソフトウェアスーパーサーバsystemd
WWWサーバapache, nginx
NFSサーバNFS
NISサーバNIS
PCファイルサーバsamba
リモートログイン(※1in.telnetd, telnet
PAM認証pam
ファイル転送(※2vsftpd, ftp
メール受信サーバdovecot, imap, pop
メール配送エージェントprocmail
メール送信サーバpostfix, sendmail(※5
DNSサーバbind
DHCPサーバDHCP
キャッシュサーバsquid
セキュアシェルssh
時刻同期機能chrony
ファイヤウォールfirewalld, nftables, iptables
ネットワーク監視net-snmp
論理ボリュームマネージャlvm2
ディスク制限quota
ログ分析システムlogwatch, logrotate
システム監査機能audit
資源管理機能systemd, libcgroup(※6
常時トレース機能ftrace
ダンプ採取kdump, virsh dump
Xサーバ(※3X.Org, Xwayland
ソフトウェアRAIDmultiple device (md)
マルチパス機能device mapper multipath(dm-mp)
ID管理サーバIdentity Management
性能情報採取Performance Co-Pilot
コンテナpodman, buildah, skopeo, runc
WebコンソールCockpit
  • (※1)
    in.telnetdと、それに対応するクライアント機能(/usr/bin/telnet)が対象となります。
  • (※2)
    vsftpdと、それに対応するクライアント機能(/usr/bin/ftp)が対象となります。
  • (※3)
    Xサーバ(GUI環境の基盤機能)とデスクトップ環境(GNOME等)は異なる機能です。
    Xクライアントとして、gnome-terminal を下記の条件に限りサポートいたします。
    - FUJITSU PC-Xをご利用の場合
    FUJITSU PC-Xの動作する環境は、弊社FUJITSU PC-Xの「動作環境」にてご確認ください。
  • (※4)
    VMware、Hyper-V上の仮想マシンにてRHELをゲストOSとして動作させる機能が対象となります。
    ゲストOSとして動作する環境は、VMware, Hyper-V各製品の弊社のサポート一覧をご確認ください。
  • (※5)
    sendmailはRed Hatが非推奨としているため、postfixを推奨します。
  • (※6)
    libcgroupはRed Hatが非推奨としているため、systemdを推奨します。

Red Hat Enterprise Linux 7(for Intel64)

ソフトウェア区分用途ソフトウェア名称
Linux基本システムLinuxカーネルkernel 3.10系
シェルbash(sh), tcsh(csh), ksh
ブートローダGRUB2
標準Cライブラリglibc
仮想マシンKVM
仮想化ユーティリティVMware(open-vm-tools等)(※5
Hyper-V(Hypervkvpd等)(※5
サーバソフトウェアスーパーサーバsystemd
WWWサーバapache
NFSサーバNFS
NISサーバNIS
PCファイルサーバsamba
リモートログイン(※1),(※3in.telnetd, telnet
PAM認証pam
ファイル転送(※2),(※3vsftpd, ftp
メール受信サーバdovecot, imap, pop
メール配送エージェントprocmail
メール送信サーバpostfix, sendmail(※6
DNSサーバbind
DHCPサーバDHCP
キャッシュサーバsquid
セキュアシェルssh
時刻同期機能chrony, ntp
ファイヤウォールfirewalld, iptables
ネットワーク監視net-snmp
論理ボリュームマネージャlvm2
ディスク制限quota
ログ分析システムlogwatch, logrotate
システム監査機能audit
資源管理機能systemd, libcgroup(※7
常時トレース機能ftrace
ダンプ採取kdump, virsh dump
ディレクトリサーバ(※8OpenLDAP
Xサーバ(※4X.Org
ソフトウェアRAIDmultiple device (md)
マルチパス機能device mapper multipath (dm-mp)
ID管理サーバIdentity Management
性能情報採取Performance Co-Pilot
コンテナDocker
  • (※1)
    in.telnetdと、それに対応するクライアント機能(/usr/bin/telnet)が対象となります。
  • (※2)
    vsftpdと、それに対応するクライアント機能(/usr/bin/ftp)が対象となります。
  • (※3)
    /usr/kerberos/sbin や /usr/kerberos/bin 配下に “telnet”, “ftp” を含む名称のプログラムが存在しますが、(※1),(※2)とは別のプログラムになります。サポート対象である in.telnetd、/usr/bin/telnet また、vsftpd, /usr/bin/ftp をご利用ください。
  • (※4)
    Xサーバ(GUI環境の基盤機能)とデスクトップ環境(GNOME等)は異なる機能です。
    Xクライアントとして、gnome-terminal を下記の条件に限りサポートいたします。
    - FUJITSU PC-Xをご利用の場合
    FUJITSU PC-Xの動作する環境は、弊社FUJITSU PC-Xの「動作環境」にてご確認ください。
  • (※5)
    VMware、Hyper-V上の仮想マシンにてRHELをゲストOSとして動作させる機能が対象となります。
    ゲストOSとして動作する環境は、VMware, Hyper-V各製品の弊社のサポート一覧をご確認ください。
  • (※6)
    sendmailはRed Hatが非推奨としているため、postfixを推奨します。
  • (※7)
    libcgroupはRed Hatが非推奨としているため、systemdを推奨します。
  • (※8)
    OpenLDAPのバックエンドデータベースとして、bdb, hdb, mdb をサポートいたします。

ソフトウェアのサポート範囲に関する留意事項

富士通のサポートデスクSupportDesk StandardでサポートするLinuxディストリビューションに含まれるソフトウェアの範囲には、次の留意事項があります。

  • 富士通が提供するインストール手順によって構築されたシステム(以降、「富士通検証構成システム」と表記します)であっても、上記「サポートソフトウェア」に掲載している範囲でのサポートとなります。
    ただし、上記のソフトウェアの一覧に含まれない範囲でも、富士通が提供するドキュメントに記載された機能は、そのドキュメントに記載されている範囲でサポートを行います。
  • 富士通検証構成システムは、富士通がサーバ業務に必要と判断し、かつ検証した範囲でパッケージ組合せの整合性を確認しています。
    そのため、以下(1)または(2)の操作を行った場合、予測できないトラブルが発生する可能性や、その後発生したトラブルの調査ができなくなる可能性があります。
    (1)Red Hat Networkまたは富士通がUpdateSiteで提供する修正やパッケージ以外を適用した場合。
    (2)富士通検証構成システムに組み込まれているパッケージを削除した場合。
  • コンパイラやライブラリ動作の不具合についてお問合せいただく場合、動作の不具合を再現するプログラム(コンパイラ、ライブラリ、プログラムなど)をご提供ください。

PRIMEQUESTに関する資料請求・お見積もり・ご相談

この製品に関するお問い合わせは、富士通株式会社のフォームを使用し、2024年4月1日よりエフサステクノロジーズ株式会社が対応いたします。

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