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基幹業務システムの仮想化統合基盤に信頼性の高いPRIMEQUESTを導入 予備システムボードによるハードウェアの冗長化で可用性向上とTCO削減を両立

大型機器取替工事

西日本プラント工業株式会社 様 導入事例


誠実な施工で電力の安定供給に貢献する西日本プラント工業。同社は基幹業務システムを刷新するべく、15台の物理サーバを仮想化統合し富士通の基幹IAサーバPRIMEQUEST上で動かす新しい基盤を構築しました。メインフレームに匹敵する高信頼性のもと安定稼働を実現し、予備システムボードを活用したハードウェアの冗長化により、運用負荷をかけることなく可用性の向上も図っています。同社の情報システム室は、基幹業務システムの運用の効率化により創出した時間を活用し、攻めのICTに注力することで経営への貢献度を高めています。

[ 2017年2月15日掲載 ]

【導入事例概要】
業種: 建設業
ハードウェア: 基幹IAサーバ FUJITSU Server PRIMEQUEST 2400S2
ネットワークディスクアレイ FUJITSU Storage ETERNUS NR1000 F2552/F2520
ソフトウェア: 仮想化ソフトウェア VMware vSphere
データベース Oracle Database

【課題と効果】

安定稼働とともに運用の効率化を実現し、攻めのICTへの取り組みに注力するための課題

1 基幹業務システムの安定稼働と運用の効率化を実現し、軽減した運用工数・コストで攻めのICTに取り組みたい メインフレームに匹敵する高信頼性をもつPRIMEQUESTに15台のサーバを仮想化統合。
安定稼働と運用の効率化を実現し創出した時間で攻めのICTに注力
2 運用負荷をかけることなく、万一のハードウェア故障時も業務への影響を抑えるためにシステムを冗長化したい 予備システムボードを活用したハードウェアの冗長化により、万一の故障時にもハードが自動的に短時間で復旧。ハードウェアの機能のため管理者の手間や高度なスキルも不要
3 煩雑化していたバックアップ運用を効率化するとともに事業継続性の強化を図りたい ストレージ機能による高速バックアップでシンプルな運用を可能にし、重要データのバックアップ対策の見直しにより事業継続性を強化

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導入の背景

基幹業務システムの運用を効率化し、攻めのICTへ取り組む

誠実な施工をモットーに発電プラントの建設工事や修繕・点検業務に携わる西日本プラント工業。1954年の創業以来、半世紀以上にわたり九州電力グループの一員として電力の安定供給に貢献しています。お客様の設備となる発電プラントに対し愛情を持って接する「マイプラント意識」を大切にする同社は技術の研鑽、新工法の採用、人材育成などへの取り組みにも積極的です。また技術指導員として社員を海外に派遣するなど、活躍の場を世界に広げています。
電力小売全面自由化により日本のエネルギー販売が大きく変化する中、同社は目指すべき企業像として「電力の安定供給を通じた社会貢献」、「発電所の建設保守で培った技術・技能の維持向上」、「顧客の多様なニーズへの対応」を掲げています。その実現に向けた基盤の整備において、経営や現場に新しい価値を生み出す「攻めのICT」が求められています。

「当社の情報システム室は経営企画部の配下にあります。従来の基幹系システムの開発保守を中心とした体制から、情報共有や情報コミュニケーションの強化、現場の施工業務の改善など、ICTを活用し経営に貢献する戦略部門として業務改革を支援する体制に大きく変わりました。情報システム室のスタッフが自ら出向き、現場に対してICTによる業務改善提案を行っています。課題解決型の業務に注力するためには、基幹系システムの安定稼働とともに運用管理の効率化の実現が必要です」と経営本部 経営企画部 情報システム室長 池本孝行氏は話します。
2015年、同社の事業を支える基幹業務システムの基盤刷新プロジェクトがスタートしました。安定稼働、事業継続性、運用管理の負荷軽減など現在の課題解決に加え、将来を見据えた基盤の構築が重要なテーマとなりました。

西日本プラント工業株式会社 経営本部 経営企画部 情報システム室長 池本 孝行 氏の写真 池本 孝行
西日本プラント工業株式会社
経営本部 経営企画部
情報システム室長

導入のポイント

高信頼ハードウェアと予備システムボードを活用したハードウェア機能による冗長化が重要なポイントに

同社の基幹業務システムは購買、営業、財務会計、施工管理、要員管理など各種業務データを一元化した統合業務システムです。情報基盤の中核として企業環境の変化に対応しノウハウを蓄積し進化してきた基幹業務システムは、同社にとってなくてはならない存在です。新しい基盤の構築では、業務を止めないことと事業継続性に徹底してこだわりました。

西日本プラント工業株式会社 経営本部 経営企画部 情報システム室 システム管理グループ長 松本 幸雄 氏の写真 松本 幸雄
西日本プラント工業株式会社
経営本部 経営企画部
情報システム室
システム管理グループ長

「当社の基幹業務システムは事務だけでなく現場を支えているため、システム停止により業務に大きな影響を招く事態は回避しなければなりません。システムが止まらないことと、万が一止まったときの業務への支障を最小限に抑えることの両面が重要です」と経営本部 経営企画部 情報システム室 システム管理グループ長 松本幸雄氏は振り返ります。
同社が新しい基盤として富士通の基幹IAサーバ PRIMEQUESTを採用した決め手となったのは、メインフレームに匹敵する高信頼性と予備システムボードによる高可用性の実現でした。
「当社の基幹システムがメインフレーム上で稼働していた当時は、トラブルがなく運用も楽でした。オープン化しサーバの台数が増加したことで、運用管理が複雑化し故障のリスクも拡大しました。今回、運用負荷の軽減と将来の展開を考慮し仮想化統合の実現を目指したため、基盤となるサーバには高い信頼性が求められました。メインフレーム同等の設計思想・品質基準、内部コンポーネントの徹底した冗長化など、PRIMEQUESTがメインフレームで培った技術やノウハウを継承している点を高く評価しました」(松本氏)。

可用性向上において重要なポイントとなったハードウェアの冗長化について、経営本部 経営企画部 情報システム室 システム開発グループ長 山本直純氏はこう話します。
「クラスタソフトウェアや仮想化ソフトウェアで冗長性を実現する方法では、ハードウェアとソフトウェアの両方で原因究明から復旧作業までが必要となり、運用が複雑になります。PRIMEQUESTの予備システムボードを活用したハードウェアの冗長化では、万一の故障時にもハードが自動的に短時間で復旧します。ハードウェアの機能のため管理者の手間や高度なスキルも不要です。運用管理をシンプルにすることはトラブルの早期解決の観点でも重要です」

システムの概要

信頼性の高い仮想化統合基盤と合わせて事業継続性を強化

2015年6月から新しい基盤の構築を開始し、2016年2月に本稼働を開始。「富士通の支援のもと、OSのバージョンアップに伴うテストも含めて移行はスムーズに進みました」(山本氏)。
新しい基盤では、基幹IAサーバPRIMEQUESTをベースとする信頼性の高い仮想化統合基盤上に15台のサーバを統合しています。「シンプルな機器構成とサーバ台数の削減により運用管理の負荷が軽減されました。LANケーブル数や電源コンセント数も大幅に少なくなり障害のリスク低減も図れました。以前は時折アラームが上がり、稼働には影響のないものの対処に手間をとられていましたが、PRIMEQUESTに入れ替えてからそれがほとんどなくなりました。また従来に比べて1/3程度の省スペース化も実現できました」(松本氏)。

ETERNUS NR1000Fを2台導入し、ストレージのバックアップ機能による運用の効率化と合わせて事業継続性を強化している点も特徴です。
「従来、バックアップソフトを使用していたのですが、設定の手間やバックアップを失敗したときの原因調査など運用面に課題がありました。今回、業務継続を目的にストレージの筐体内でSnapshot機能による高速バックアップを実現しています。また筐体間でリモートレプリケーション機能のSnapMirrorにより事業継続のために別建屋でバックアップを行い、リスク分散や迅速なデータ復旧を図っています。ソフトウェアを使うことなく、確実なバックアップを行うことにより運用の煩雑さもなくなり工数の削減も図れました」。

西日本プラント工業株式会社 経営本部 経営企画部 情報システム室 システム開発グループ長 山本 直純 氏の写真 山本 直純
西日本プラント工業株式会社
経営本部 経営企画部
情報システム室
システム開発グループ長

西日本プラント工業株式会社 システム概要図

導入の効果と将来の展望

安定稼働はもとよりレスポンスの大幅向上、ライセンスコストの削減を実現

2016年2月に本稼働したPRIMEQUESTをベースとする基幹業務システムは安定稼働を続けています。またPRIMEQUESTの導入などによりレスポンスも大幅に向上しました。約7時間かかっていた決算処理が半分以下の3時間弱に短縮し夜間作業が減るなど、業務の大幅な効率化を実現しています。一般的なPCサーバと仮想化ソフトウェアによる冗長化を採用した場合、データベースのライセンスコストが増加してしまうところ、予備システムボードはライセンス不要なため、ハードウェアの冗長化によりコストを抑制できました。

今後の展望について池本氏は次のように話します。「PRIMEQUESTを中核とする基幹業務システムの新基盤を構築し、安定稼働とともに運用管理の効率化を実現できたことで、情報システム室のスタッフは安心して本来の業務に集中できます。現場に行ける時間が増えたことで、現場からも積極的な要望が出てくるようになり、今後は業務の見直しから業務改善の実践へ、社員の生産性を高める新しい基幹システム更新への取り組みを進めていきます。富士通には安定稼働はもとよりICTを活用し経営に貢献するための情報提供や当社の視点に立った提案を期待しています」。
同社はモバイルを活用したワークスタイル変革を推進中です。基幹業務システムと連携しタブレットを使った保守点検チェックをはじめ事務所に戻らなくても現場でできる業務を拡大しており、高信頼性を誇るPRIMEQUESTの重要性は一層高まっています。

西日本プラント工業株式会社 池本氏、松本氏、山本氏、及び、当社社員の写真

左から、西日本プラント工業株式会社 山本氏、
西日本プラント工業株式会社 松本氏、
西日本プラント工業株式会社 池本氏、
株式会社富士通マーケティング 岡元、株式会社富士通九州システムサービス 合戸

パートナーメッセージ

株式会社富士通マーケティング 九州支社 産業営業部 課長代理 岡元 崇
株式会社富士通九州システムサービス 産業流通ソリューション本部 製造・ERPソリューション部 合戸 義和

西日本プラント工業様の基幹業務システムを担うサーバに、PRIMEQUESTをご採用いただきましたことに御礼申し上げます。また、本プロジェクトに携われたことを大変光栄に思っております。
特に重要視されていた信頼性と可用性、また、課題であったライセンスコストの削減や運用管理の負荷軽減を考慮した検討を行ってまいりました。
その中で、「PRIMEQUEST」のもつ高信頼性、高可用性と、「ETERNUS NR1000F」によるバックアップの運用効率化など、事業継続を支える磐石なインフラ基盤とシンプルな運用管理を兼ね備えたご提案を行った結果、本システムをご採用いただくこととなりました。導入後も安定稼働しており、高く評価していただいております。
今後も、お客様に最適なシステムとサポートを継続してご提供できるよう、富士通グループ一丸となりご支援してまいります。また、西日本プラント工業様のベストパートナーとしてお役に立ち続けたいと思います。

【西日本プラント工業株式会社 様 会社概要】
本社所在地 〒810-8540 福岡市中央区高砂一丁目10番1号
設立 1954年5月
資本金 1億5,000万円
従業員数 2,217名(2016年7月現在)
事業内容 原子力・火力・地熱発電所及び産業用設備の建設保守
西日本プラント工業株式会社 会社ロゴマーク
ホームページ 西日本プラント工業株式会社 ホームページOpen a new window

【導入事例(PDF版)】

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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