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市の活動を支える基幹系システムの統合仮想化基盤に
「PRIMEFLEX for VMware vSAN」を導入
超短期間構築、サーバのみのシンプルな運用、国産ならではの安心のサポート体制を実現

戸田市様 導入事例


人口約14万人、埼玉県南東部に位置し水と緑に恵まれた戸田市様。同市は住民情報システムのハードウェアのリプレースに伴い、富士通のHCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャー)「PRIMEFLEX for VMware vSAN(以下、PRIMEFLEX)」を導入し、基幹系システムを順次統合する統合仮想化基盤を構築しました。PRIMEFLEX は検証済み、工場にてセットアップ済みのため2017年9月に納品し同年10月にはハードウェアの負荷テストも終了。サーバのみのシンプルな運用、ハードウェアに依存しない環境の構築による費用対効果の向上とともに、国産ならではの安心のサポート体制で市の基幹業務を支えています。

[ 2018年1月26日掲載 ]

【戸田市役所様 事例動画】

【導入事例概要】
業種 地方自治体
ソリューション 垂直統合型 仮想化基盤(ハイパーコンバージドインフラストラクチャー)
FUJITSU Integrated System PRIMEFLEX for VMware vSAN

【お客様の言葉】

「2017年9月に納品、同年10月にはハードウェアの負荷テストまで終わりました。設計、検証済みの構成を、工場でセットアップ後、納品されることにより、すぐ利用開始できて、通常、数カ月かかる作業が実質、数週間で完了してしまう。このスピード感はスケジュール面、コスト面ともにメリットが大きいですね」
大山 水帆 氏
戸田市総務部次長 兼 情報政策統計課長

【課題と効果】
1 市の基幹系システムを支える統合仮想化基盤となるため信頼性と安定性を高めたい arrow2-c 富士通製HCI製品の高い信頼性に加え、国産メーカーならではの手厚いサポート体制により安定稼働を実現し基幹業務を支える
2 システムのライフサイクルがハードウェアに依存しない環境を構築したい arrow2-c 仮想化したデータはハードウェアに依存せず、必要に応じて、柔軟に仮想化基盤を拡張可能なため、従来必要としたハードウェア更新に要する移行費用を、システムのライフサイクルを通して削減
3 2017年末の本番移行が迫っており短期間構築を行いたい arrow2-c 検証済み基盤で設計が不要、工場にてセットアップ済みのため、わずか一カ月でハードウェアの負荷テストまで終了。V2V(Virtual to Virtual)により、移行もスムーズに

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導入の背景

行政の情報化を進めながら地域の情報化に重きを置く

戸田市 総務部次長 兼 情報政策統計課長 大山 水帆 氏
戸田市
総務部次長 兼 情報政策統計課長
大山 水帆 氏

江戸時代に荒川を船で渡る「戸田の渡し」により多くの旅人が集い栄えた戸田市。1964年の東京オリンピックでボート競技会場になった戸田ボートコースや年間100万人以上が訪れる彩湖・道満グリーンパークなど水と緑に抱かれた「オアシスのようなまち」です。都心へのアクセスの良さや住みやすい環境から、埼玉県内において最も平均年齢が若く※、人口増加率、社会増加率(1年間の転入者−転出者)、出生率も埼玉県内1位※です。子育て支援環境づくりに加え、地域コミュニティの活性化を図る同市独自のスマートフォン用アプリ「tocoぷり」、小学校からのプログラミング教育の推進などICTの活用にも積極的です。

戸田市の情報化について、同市総務部次長 兼 情報政策統計課長 大山水帆氏は次のように話します。「市では、戸田市第2次情報化推進計画のもと市民や企業の情報利用環境の高度化を踏まえ、行政情報サービスの情報化を推進しながら地域の情報化に重きを置いて取り組んでいます。庁内情報連携の最適化、ワンストップ窓口の整備など、行政事務の効率化と市民サービスの向上を実現するための環境整備を進めています。また2016年に制定された官民データ活用推進基本法に基づき、データの活用による豊かな地域社会の実現を目指し、官民データ活用推進計画策定に向けたデータの分類・整理も行っています」。

持続可能なまちづくりを目指す同市は、市の活動の根幹を担う住民情報システムをはじめ基幹系システムのハードウェア老朽化に伴うリプレースにおいて、将来を見据えて統合仮想化基盤の導入を重点テーマとしました。
※「統計からみた埼玉県市町村のすがた2016」より

導入のポイント

運用管理や拡張性の容易さ、省電力に着目し統合仮想化基盤にHCIを採用

戸田市 総務部 情報政策統計課主幹 榎本 好伸 氏
戸田市
総務部 情報政策統計課主幹
榎本 好伸 氏

当初の計画では住民情報システムのハードウェアの入れ替えが目的の構成でした。2016年4月、戸田市の情報政策統計課長に就任した大山氏は、長年仮想化に取り組んできた経験のもと構成の見直しに着手しました。「既存システムも仮想化されていましたが、メインサーバ、バックアップサーバ、検証サーバの物理サーバによる従来通りの構成でした。当初予算内で、住民情報システムだけでなく介護保険システムや障害福祉システムなどの基幹系システムを順次統合するための仮想化基盤を中核とする構成に変更しました。ハードウェア統合によるスケールメリットと、システムのライフサイクルがハードウェアに依存しない環境の構築を目指したものです」(大山氏)。

情報政策統計課では統合仮想化基盤について、製品や構成、技術などについて調査を行い、仕様書を作成しました。同市が統合仮想化基盤として採用したのがHCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャー)でした。HCIはSDS(Software Defined Storage)技術によりストレージ装置が不要の、サーバのみで構成された次世代型オールインワンシステムです。「従来型の垂直統合型仮想化基盤(CI)も検討しましたが、戸田市の仮想化統合の場合、物理サーバ40台規模となるためHCIによる構築が理想的であるという複数ベンダーからの意見を参考にしました。仮想化による可用性の向上とともに、HCIのシンプルな構成による運用管理や拡張の容易化、省スペース、省電力化が図れるといったメリットに着目しました」と戸田市 総務部 情報政策統計課主幹 榎本好伸氏は話します。

パブリッククラウドを選択しなかった理由について「当市は電算室(データセンター)が整備されていることから、統合仮想化基盤を導入しこの電算室でプライベートクラウドを構築することにより、今後、各課に対しICTインフラをサービスとして提供し、コスト削減に貢献していきたいと考えています」(榎本氏)。

今回の調達では、同市が提示した仕様書に基づく入札の結果、富士通のHCI「PRIMEFLEX 」を導入しました。

導入のプロセス

検証済み、工場にてセットアップ済みのPRIMEFLEX で短期間構築を実現

PRIMEFLEX の導入効果は構築段階から発揮されました。「2017年6月に仕様書を提示し決定、同年9月に納品があり同年10月にはハードウェアの負荷テストまで終わりました。設計、検証済みの構成を、工場でセットアップ後、納品されることにより、すぐ利用開始できて、通常、数カ月かかる作業が実質、数週間でできてしまう。このスピード感はスケジュール面、コスト面ともにメリットが大きいですね。設計やセットアップはすべて富士通さんにお任せですから、検証済みの信頼性の高い基盤の上に移行していくだけです。導入プロセスで苦労したというのは一切ありません」と大山氏は話します。また今回、仮想マシン間で移行するV2V (Virtual to Virtual)によりスムーズな移行を実現しています。「V2Vは、仮想マシンを別の仮想マシンに自動的にコピーするだけですから手間はかかりません。最初にバックアップ系と検証系をリハーサルを兼ねて行い、問題がなかったのでそのまま移行しました。2017年末に本番系もV2Vで移行します。富士通さんの手厚いサポートにより極めて短期間でしたが、スムーズに導入することができました」(大山氏)。

システム概要図・案
【システム概要図】

導入の効果と将来の展望

製品の高い信頼性と国産ならではの安心のサポート体制で基幹業務を支える

住民情報システムをはじめ、市の基幹業務を担う統合仮想化基盤であることから、信頼性や安定性は非常に重要なポイントとなりました。「導入後の運用の観点では安定稼働が最重要テーマとなります。国産メーカーの富士通さんのHCIですから、製品に対する高い信頼性とともにサポート体制への大きな安心感があります」(大山氏)。

今後、本格的に運用していく上でインフラ運用管理ソフトウェア「FUJITSU Software ServerView Infrastructure Manager for PRIMEFLEX」(以下、ISM for PRIMEFLEX)」への期待も大きいと榎本氏は話します。「ISM for PRIMEFLEX」はこれまで仮想環境の管理に利用していたvCenter画面のプラグインとして利用できるため仮想と物理をシームレスに一元管理することができます。わかりやすい直感的な視認性と操作性により機器状態の見える化を実現することで、障害箇所の特定を容易にし、対応の迅速化が図れます」。

ハードウェアに依存しない環境の構築で費用対効果を高める

PRIMEFLEX を中核とする統合仮想化基盤の導入により3つのコスト削減効果があると大山氏は話します。「1つめは、短期間構築、V2Vによる移行の自動化により導入コストの抑制が図れたことです。2つめは、今後、順次周辺システムを統合仮想化基盤に集約していくことで、リソースの有効活用を可能にし、費用対効果が高まります。また仮想化したデータはハードウェアに依存しないため、順次必要に応じて仮想化基盤を拡張していくことで、従来必要としていた5年ごとのハードウェア更新で掛かる移行費用を、システムのライフサイクルを通して削減できます。3つめは、サーバの統合、SDS技術による共有ストレージ化に伴う物理筐体(サーバ、ストレージ)削減による省スペース、省電力化です。運用管理もシンプル化するため、システム全体の運用コストも削減できます」。

効率化を図りながらデータの保全性と可用性の向上も実現しました。「従来、物理サーバごとにバックアップが必要でしたが、統合仮想化基盤にすることで統合的にバックアップすることが可能です。また物理サーバが故障した際もVMware vSphere HAにより自動的に別の物理サーバで稼働させるため無停止運用を実現できます」(榎本氏)。

今後の展望について大山氏は次のように話します。「今回、基幹系システムの統合の次に、LGWAN(総合行政ネットワーク)セグメントの情報系システムも同様に統合仮想化基盤を導入し統合していく計画です。最終形としてソフトウェアで定義した仮想データセンター『Software Defined DataCenter』を目指しています。富士通さんには安定稼働のサポートはもとより先進の仮想化技術などを活用した提案も期待しています」。

将来都市像「みんなでつくろう 水と緑を活かした 幸せを実感できるまち とだ」の実現を目指し積極的にICTを活用する同市の取り組みを、富士通はこれからも総合力と先進技術を駆使し支援していきます。

【戸田市の皆様】

戸田市の皆様

担当営業、担当SEメッセージ

担当SE右)富士通株式会社 今西 良磨
左)株式会社富士通マーケティング 石川 清貴

富士通株式会社
東日本営業本部 関東支社 第二公共営業部 今西 良磨
HCI技術を活用した仮想化基盤導入にて短期間でかつコスト削減ができインフラ統合化が実現できました。今後、戸田市様をフロントランナーとして全国同規模の自治体様における仮想化基盤導入への弾みがつくと考えております。ICTによる住民サービス向上を挑戦し続ける戸田市様に弊社の技術力及びサポート力で引き続きご支援させていただきます。

株式会社富士通マーケティング
システム本部 東日本システム統括部 首都圏システム部 石川 清貴
本プロジェクトは、業務システムの基盤統合に向けた最初のプロジェクトであり、お客様から注目されていました。今回、システム基盤として、次世代仮想化インフラのHCIを採用いただき、プロジェクト成功に向けて、今まで培ってきた技術力を発揮し無事にシステム稼働を実現しました。今後も、ICTシステム基盤を通してベストパートナーとなれるようご支援して参ります。

【戸田市様 概要】

所在地 〒335-8588埼玉県戸田市上戸田一丁目18番1号
代表者 戸田市長 神保 国男
総人口 138,662人(2017年12月1日現在)
世帯数 64,036世帯(2017年12月1日現在)
概要 戸田市は埼玉県南東部に位置し、江戸時代には「戸田の渡し」が置かれ、交通の要衝として栄えた。豊かな自然と都心へのアクセスの良さから、埼玉県内でも高い人口増加率、平均年齢の若さを誇り、「地の利」、「人の利」に恵まれた持続可能なまちとして発展を続けている
ホームページ http://www.city.toda.saitama.jp/Open a new window

※「FUJITSU Integrated System PRIMEFLEX for VMware vSAN」は、2017年10月に「FUJITSU Integrated System PRIMEFLEX HS」から名称変更しております。

【導入事例(PDF版)】

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