お客様に安心して長く使っていただける製品をカタチにする。
日本の品質は、世界の工場で展開されています。

匠の技術と先進システムを融合

多能化であらゆる機種を安定供給

PFUのものづくりの現場では、1人が一つの工程だけを担うのではなく、いくつもの工程で作業できる「多能化」が人材育成の柱。スキャナー製造の“匠”とも言える人材が、製品を造っています。出荷量に大きな変動があった場合、1人1工程しか対応できなければ、人員を増やさないと、お客様が希望する納期に、製品を提供できない。「多能化」が進めば、人員を需要の高い製品ラインへと集中させることができ、常に品質を落とさずあらゆる機種を安定供給できます。

日本の工場では教育道場を構え、日常的に多能化を目指した指導を徹底。先輩から後輩へ、培われた技術を世代を越えて継承しています。

すべてのお客様に同じ品質の製品を

ライン製造の現場では、「組立支援システム」を導入。機種ごとに手順書を電子化したり、作業一つひとつをデジタルデータとして履歴に残したり、匠の手作業を先進的なIT技術がサポートしています。誰が作業しても高品質な製品を出荷できる体制を築くとともに、全履歴をデータ化することで、万一、不具合が発生した際も、どの工程のどの部品が原因かを速やかに判別できるとともに、次への改善に結びつけています。さまざまな場面で、IT技術を活用した組立支援システムの進化は続いています。


組立組立支援システムを導入した効率的なライン製造

わずかな歪みも許されない板金の溶接に、コンマ数ミリのオーダーに応えるロボット

自社製品「ScanSnap SV600」で基盤を読み取ってトレース情報を管理

高精度な"技"と機械の調整

匠とITの融合が織りなすPFUのものづくり。それはスキャナーの核ともいえる光学系ユニットの製造シーンにも、見ることができます。

光学系では超高精度の組立が要求され、同じ部品であっても必ず生じてしまう微細な差が、品質を左右します。そのため、独自の認証制度をクリアした者だけが光学系組立を担当でき、機械では難しい部品によるばらつきの調整を、人の手で行っています。一方、高精度な規格の要求を満たしているかどうかは人の目だけで判断せず、独自開発した測定用の機器で判定し、製造の安定性を支援しています。

良いものをつくるために、より良い環境づくりから徹底

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