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富士通株式会社 代表取締役社長 田中 達也の写真富士通株式会社 代表取締役社長 田中 達也の写真

今、人類社会は、第4の産業革命の真っ只中にあると言われています。近年、AIやIoTはより身近なものとなり、デジタル革新に対する世の中の期待はさらに高まりました。富士通は、ICT業界において80年以上にわたって、より豊かな社会を実現するために先端技術を追求してきました。そして、この激動の時代の中で、社会やお客様からの期待にお応えするために、富士通は常に革新を続けています。

テクノロジーは私たちにさまざまな新しい力を与え、人が今までできなかったことを次々と可能にしていきます。20世紀の半ばにコンピュータが登場して以来、富士通は常にその進化の先頭を走り続けてきました。そして今後も、その経験を新たな領域にも活かしていきます。たとえば2017年10月に発表した「デジタルアニーラ」は、コンピュータの進化の歴史に残る革新です。これにより、実現には今後数十年がかかると言われていた量子コンピュ―ティングの圧倒的な性能の恩恵を、今すぐにでも受けられるようになりました。これまでスーパーコンピュータでも解くことのできなかった課題の解決や、進化を続ける人工知能の高度化などへの活用で、期待が高まっています。そのほか、FUJITSU Human Centric AI Zinraiの多方面での活用など、テクノロジー企業としての強みを活かして、富士通は技術革新を続けています。

テクノロジーだけではありません。こうした世界に誇る技術を、お客様にとってより価値あるものに昇華するためには、私たちのこれまでのやり方やビジネスモデルを大きく変えなくてはならないと考えています。私たちはICTサービスを提供する、という従来の関係に加えて、お客様とともに、新しいビジネスモデルをCo-creation(共創)することを実践しています。更に、幅広く、深い専門的な知見を持ちながら、お客様の事業の企画段階から参画し、お客様の本業そのものを共に担い、新たな価値を提供していきたいと考えています。

一方、現在の日本に目を転じると、働く人の意思や能力、置かれた個々の事情に応じた柔軟な働き方を選択可能とする社会に変貌している最中にあります。企業は、従業員のワークライフバランスの実現や生産性の向上を目指し、社内の文化や風土を変えなければならないという課題に直面しています。富士通は、従来より子育てや介護などの事情を抱えて働いている社員に対して導入していたテレワーク制度を、2017年度からは全社員に展開しました。時間や空間などの様々な制約を超えて、一人ひとりが能力を最大限に発揮することができるよう、会社と社員がともにチャレンジしています。このように、社会的な課題に向き合い、ICTを活用した社内実践を通じた解の抽出も、富士通が期待されている重要な役目のひとつです。私たちはデジタル技術を、富士通社内はもちろん、広く世の中の社会課題の解決にも活かしていきます。

今、世の中の人々が、AIなどの技術に対して、素晴らしい何かをもたらしてくれるのではないか、という大きな期待を寄せています。私たちは、人々の夢をかたちにできる、とてもエキサイティングな時代を生きています。これから富士通に入社する皆さんには、ともに変革に挑戦し、新しい富士通をつくっていく仲間となっていただくことを期待しています。そして、人々が豊かに暮らせる未来を、一緒に切り拓いていきたいと思います。

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