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  5. ものづくりの現場に迫るデジタル化の波 ~日本の製造業 生き残りの条件とは~

ものづくりの現場に迫るデジタル化の波
~日本の製造業 生き残りの条件とは~

欧州発の「インダストリー4.0」の大波がものづくりの現場に変革を迫っている。

センサーを搭載した設備や機器をインターネットで接続し、自律・協調して稼働させ、ものづくり全体のコストの最小化や付加価値の増大を実現することがゴール。取引先の工場もインターネットでつなぎ、サプライチェーン全体の最適化を目指す。例えばモノとモノ、そして企業と企業がつながることで新しいサービスの創造やサプライチェーンの高度化が実現する。そして、その先はものづくりの現場と現場がつながることで、デジタルデータを活用して高度なものづくりを実現する「デジタルものづくり」が可能になる。

だが、目指す姿は見えているものの、実現に向けた道のりは長い。今の日本の製造業の多くは、社内に限っても設計、製造、保守という流れのなかで情報が分断されており、情報のスムーズな連携ができていない。導入している製造機器のメーカーが異なれば、データフォーマットも違うからだ。これでは取引先と接続しようとしても容易ではない。製造現場のデジタル化に後れをとれば、日本の製造業は競争力を失いかねない。

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