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プレスリリース

2014年9月16日
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ

集合知によるイノベーションを支援する新たなコミュニケーションツールの
創出を目指し 東北大学 北村教授と産学共同研究を開始

~自律的動きのあるコンテンツ表示の仕組みを共創支援ツールに採用し、商品化に着手~

株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(本社:川崎市中原区小杉町、代表取締役社長:川口浩幸、以下:富士通SSL)は、集合知(注1)によるイノベーションを支援する商品の開発を加速するため、東北大学 電気通信研究所(所在地:宮城県仙台市)の北村喜文教授と産学共同研究を開始し、9月16日より北村教授のインタラクティブコンテンツ(注2)技術の実用システムの開発に着手します。

変革の時代に必要なイノベーションの重要性が増す中、イノベーションを加速するための「集合知」にも注目が集まっています。富士通SSLは、「集合知」の形成と展開を支援するための新たなコミュニケーションツールとして、「WebコアInnovation Suite(ウェブコア・イノベーションスイート)」を開発中です。複数の参加者が情報を共有する場面、例えば、多量の写真や、アイデアを記述したカードを整理したり、その中から取捨選択したりする場面では、時系列での表示や地図上での表示、あるいはグループ別に表示するなど、切り口を変えて情報を並べ替えたうえで考察することが有効です。そこで、このたび富士通SSLは、「WebコアInnovation Suite」にコンテンツのインタラクティブで柔軟な表示方法を取り入れるため、インタラクティブコンテンツ設計分野の第一人者である北村喜文教授と共同研究を開始します。

【富士通SSLのねらい】

多量の写真や、アイデアを記述したカードや付箋などのコンテンツを、個人やグループで整理したり選択したりすることで、新たな気づきや発想を得ることができます。その際、自律的動きのあるインタラクティブなコンテンツは、利便性や快適性だけでなく感動や喜びなどポジティブな感情を与えてくれます。「集合知」による新たなイノベーションや発想もポジティブな思考環境の中から創出されます。
    富士通SSLは、北村研究室との共同研究により、インタラクティブなコンテンツ表示や快適なコミュニケーション空間つくりの技術や知見を取り入れ、発想に刺激を与えるインタラクティブな新商品の開発を目指します。まず、第一弾として、富士通SSLは、北村研究室が開発した動的で柔軟なコンテンツの表示技術「Dynamic FLIP(ダイナミックフリップ)」を、本年12月に販売開始予定の「WebコアInnovation Suite」の記録・再現・分析を可能とする「共創基盤」に適用します。

【北村研究室のねらい】

北村研究室は、研究室で培われた成果を富士通SSLと共同研究し、ビジネスシーンでの実用化を進め、広く世の中に普及することを期待します。
    人、コンテンツ、入出力装置やインタラクションに加え、それらを取り巻く「場」や「空間」までも考慮したインタラクティブコンテンツに関する研究や、快適なコミュニケーション空間つくりの実践技術と知見をICTシステムに取り入れ、発想に刺激を与えるインタラクティブな新商品の実現を期待します。

【計画中の商品化およびサービス】

  • 共創支援&学習支援ツール群「WebコアInnovation Suite」の共創基盤
  • 写真やメモカードなどインタラクティブな表示に効果のある分野(流通/文教)向けの商品

【「Dynamic FLIP(ダイナミックフリップ)」について】

多数の写真を1枚の画面上に同時に表示する方法として、個々の写真に「大きくなること」と同時に「重ならないこと」を動機づけることにより、自律的に動きのある画面で見せる技術です。また、マウスポインタでフォーカスを当てられた写真は大きくなり、その写真の色に似た写真が寄ってくるなど、利用者の操作とそれによる写真の動きの柔軟性とインタラクティブ性に特長があります。
    創発の考え方によるアルゴリズムを利用して、様々なコンテンツを状況に応じて動的に、そしてインタラクティブに表示する新しい手法の提案と、それを活かした応用に関する研究の成果です。

【注釈】

(注1) 集合知

多くの人の知識が蓄積したもの。また、その膨大な知識を分析したり体系化したりして、活用できる形にまとめたもの。

(注2) インタラクティブコンテンツ

利用者の操作に応じて内容や状況が変化するコンテンツのこと。

【東北大学 電気通信研究所】

東北大学 電気通信研究所は1935 年に設立され、その約80年の歴史の中で、アンテナ、磁気記録、半導体・光通信をはじめ、現代の情報通信の基盤となる多くの研究成果を挙げてきました。「電気通信」の看板を掲げる情報通信分野の国立大学唯一の附置研究所であり、COE(Center of Excellence)として文部科学省から共同利用・共同研究拠点の認定も受け、国内外の研究者との共同プロジェクト研究や企業との共同研究等も数多く組織的に進めています。「人間性豊かなコミュニケーションの実現」を研究所全体の理念として、材料と情報の基礎科学から情報を生成・認識・伝送・蓄積・処理・制御するためのデバイス、回路、アーキテクチャー、ソフトウェアまでをカバーする幅広い研究を進めています。

【北村喜文先生について】

東北大学 電気通信研究所 教授。1987 年大阪大学大学院基礎工学研究科博士前期課程修了。同年キヤノン株式会社研究員、1992 年ATR 通信システム研究所研究員、1997 年大阪大学大学院工学研究科/情報科学研究科助教授/准教授。2010 年より現職。博士(工学)。インタラクティブコンテンツの研究に従事。1997 年電子情報通信学会論文賞、2006 年日本バーチャルリアリティ学会貢献賞、2007 年論文賞、2012 年ヒューマンインタフェース学会特別賞等を受賞。関連分野の複数の国際会議でProgram Chair、General Chair、Steering Committee 等を歴任し、ACM SIGGRAPH Asia 2015 ではConference Chairを務める予定。

株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリについて

URL:http://www.fujitsu.com/jp/group/ssl/

当社は富士通グループの一員として、ソフトウェア開発・システム構築を中心に事業を展開してきました。現在、あらゆる業種に適用できる幅広いソリューションを、自社ソリューション商品群『PoweredSolution(パワード・ソリューション)』として、Webサイト、CRM(Customer Relationship Management)、ワークフロー、GIS(地理情報システム)、情報活用、情報統合、セキュリティ、開発・運用基盤の8つのカテゴリに体系化し、様々なお客様にご提供しています。また、オープンソースソフトウェア(OSS)に対応できる高い技術力と万全なサポートにより、お客様に安心してご利用いただけるOSS環境をご提供します。
当社は1990年にシステムインテグレータ認定、1996年にはISO9001の認証を取得しました。セキュリティ関連では、2003年にセキュリティ監視サービスでBS7799 およびISMS認証基準の認証を取得し、2006年には全社レベルでISO27001の認証も取得、2008年にプライバシーマーク付与の認定を受け、さらに2009年には世界で初めて情報セキュリティ格付を取得しました。また、当社のRuby技術者育成への取り組みやRubyに関する高い技術力が認められ、2011年にRubyアソシエーション認定システムインテグレータGoldも取得しています。

商標について

  記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

報道お問い合わせ先

株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ  広報室
電話:044-739-1520
ssl-pro@cs.jp.fujitsu.com

以上

GTM-MF9BHZ