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モバイルテクノ

Japan

第5世代モバイル通信システム(5G)ネットワークの必要性

現在のモバイル通信システムには、固定電話と対比される無線電話の役割を遙かに超えるものが求められている。トリリオン・センサーやM2M など、情報の伝達・交換の主体は人に留まらず、人と物、さらには物と物の間にまで広がっている。また、やりとりされる内容も超高精細度の立体映像から不定期に取得されるセンサー情報まで多種多様であり、求められる通信速度も数桁以上違っている。

さらに利用シーンをイメージしてみると、競技場等におけるトラヒックの局所的集中、サービス並びに端末の高度化に伴いコンテンツがリッチ化し、ウェアラブル端末の普及によりネットワークに収容されるデバイス数は増加していく。また交通系等のアプリケーションでは、高いリアルタイム性が求められる。

この様に、大容量、超高速、多数デバイスの収容、低遅延といった優れた特長を有するモバイル通信システムが必要となってくる。第5世代モバイル通信システム(5G)は、これらの要求条件を満たす、スケーラブルでダイナミックレンジの広い通信基盤と言える。その実現と普及により、「いつでも」、「どこでも」、「誰でも」、「なんでも」つながっている社会が実現される。

解説図:第5世代モバイル通信システムにより実現する通信
第5世代モバイル通信システムにより実現する通信(注1

注釈

注1 出典:電波政策ビジョン懇談会 中間とりまとめ(総務省)
ARIB(一般社団法人電波産業会)ヒアリング資料をもとに作成



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