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SC/MMSEターボ等化における残留干渉電力推定法の特性評価

SC/MMSEターボ等化を適用したMIMO OFDMシステムにおいて、残留干渉電力推定法が受信特性へ与える影響について報告されている。われわれは、(1)干渉成分は全て除去されたと仮定する(残留干渉電力を考慮しない)方法、(2)硬判定レプリカの電力を送信シンボルの電力とみなし、これと軟判定レプリカの電力との差によって残留干渉電力を推定する方法、(3)シンボルを構成するビット毎に残留干渉電力を求め、それらを各ビットの等価振幅を用いて重み付け合成することによって残留干渉電力を推定する方法、の3つの方法の特性比較を行った。その結果、16QAMの条件において、(3)の方法が最も優れ、(1)に対して約1.4dB、(2)に対して約0.5dBの特性改善があることを示した。

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