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モバイルテクノ

Japan

広帯域移動通信システム向けLDPC符号に関する一検討

ハードウェア化が容易で誤り率特性に優れた新しいLDPC符号の開発を行い、従来のTurbo符号との比較評価を、誤り率特性、復号器のメモリ量及びスループットの観点から行った。われわれが開発したLDPC符号の検査行列はIEEE802.16eのLDPC符号のものと同じ構造を持つためハードウェア化が容易であり、かつ、重み分布の最適化を行っているためTurbo符号と同等以上の誤り率特性が得られることを示した。また、復号方法としてBit-serial Normalized UMP BP(BS-NMBP)アルゴリズムを適用することにより、Turbo符号と比べ同じスループットを得るために必要な復号器のメモリ量を小さくできることを明らかにした。

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