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未使用サブキャリアが存在する場合のCI-OFDMのPAPR特性

PAPRを低減することができる、CI(Carrier Interferometry)符号を用いたOFDM方式(CI-OFDM方式)が提案されている。全サブキャリアが伝送に使用される条件では、このCI符号によりPAPRを削減できることが知られているが、未使用サブキャリアが存在する場合には適用できなかった。われわれは、未使用サブキャリアが存在する場合にも適用できる部分拡散CI符号を定義し、その特性評価を行った。その結果、64サブキャリア中の32サブキャリアのみを伝送に使用する例において、われわれが定義した部分拡散CI符号を用いることによりPAPRが1.7dB改善することが確認された。

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