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モバイルテクノ

Japan

シミュレーション技術

各種標準規格の無線通信方式に対応可能なシミュレーションモデルを開発・蓄積してきていることも大きな強みです。保有しているシミュレーションモデルは大きく分けてリンクレベルシミュレーション(LLS)モデルとシステムレベルシミュレーション(SLS)モデルの2つに分類されます。LLSモデルは、送信機・受信機の機能、および、それらの間の無線伝搬路の物理的な振る舞いをモデル化したもので、送信から受信までの一連の機能や性能の試験に適用します。一方、SLSモデルは、複数の無線基地局と複数の携帯端末の間の通信状態をモデル化したものでありシステム全体に関わる機能や性能の試験に適用します。無線通信方式としては、W-CDMA, CDMA2000, LTE, LTE-Advanced等のモバイル通信の標準規格のほか、無線LAN, WiMAX, 地上波デジタルテレビなど、幅広い無線標準規格に対応可能です。これら蓄積してきているシミュレーションモデルを用いて、アルゴリズムの研究開発や最適なシステム設計/装置アーキテクチャ設計を効率的に行います。さらに、下図に示すモデルベース開発手法の適用により、具体設計・開発の効率化を実現します。

解説図:モデルベース開発の流れ
モデルベース開発の流れ