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ADME Database (薬物動態データベース)

オンラインデータベース
ADME Database

2019年1月7日、ADME Database V53をリリースいたしました。

ADME Databaseは、薬物動態情報に特化したデータベースサービスです。
薬物の吸収、分布、代謝、排泄に関わるチトクロームP450を中心に約13万2000件のデータを収録しております。
薬物動態分野の著名な研究者であるクロアチアのDr.Rendicにより収集されたデータを中心に提供しております。インターネットで公開されている論文のみならず、学会(ISSX)で発表された内容も収載しております。
インターネット接続環境とウェブブラウザさえあれば、いつでも、どこからでも、キーワード化学構造による検索をご利用いただけます。
2010年10月より臨床薬物相互作用データを提供開始しています。


自社化合物に関連したヒト臨床薬物相互作用データと 試験管内反応(In vitro)の阻害データとの 比較情報の提供が可能に!

製薬企業では、自社化合物について、臨床上問題となる有害な薬物相互作用を避けるべく、 創薬初期の段階で、試験管内反応(in vitro)で阻害の強さを測り、薬物相互作用を予測します。しかしながら、試験管内反応での薬物相互作用予測では問題なかったケースで、ヒト臨床上での薬物相互作用で重篤な副作用が発生するケースが発生し問題となっています。
今回のADME Databaseのバージョンアップでは、既に提供している試験管内反応(In vitro)の阻害データに加え、ヒト臨床薬物相互作用データを新たに提供することになりました。 ユーザは、自社化合物と関連した情報(キーワード、薬効分類等)による検索や構造検索により、自社化合物と同じ分類に属する薬物や、類似化合物の試験管内反応(in vitro)とヒト臨床薬物相互作用データの両方の情報を表示/比較することができるようになりました。
試験管反応(In vitro)の阻害情報同様、ヒト臨床薬物相互作用データに関しても年4回のデータ追加を行い、よりデータを充実させる予定です。


ADME Databaseの収載データ

チトクロームP450を中心とした主要な薬物代謝酵素、ならびに薬物トランスポータのデータを収録しています。
ADMEDatabseには、以下の代謝酵素に関連する化合物との、代謝・阻害・誘導情報を収載しています。代謝される化合物の分類、反応、代謝前の化合物構造、代謝後の化合物構造、関連するリファレンス(PubMed)などを提供しています。
ADME Databaseの収載データ
薬物代謝酵素(Drug Metabolizing Enzyme) キネティックデータベース 臨床薬物相互作用データベース
チトクロムP450 チトクロムP450(CYP) は、主に肝臓や腸に存在し、薬物の代謝に関与する代表的な酵素です。代表的なものは、CYP3A4 (存在割合30~40%) CYP2C19 (20%) CYP1A2 (10~15%) CYP2D6 (2%)などがあります。 薬物代謝酵素に関連する化合物とのキネティックパラメータ(実験条件)情報を収載しています。 ヒト臨床の薬物相互作用に関連する化合物、投与計画、血中濃度、消失半減期、最高血中濃度及びその上昇率を収集しています。
その他の代謝酵素 Esterase
UDP-glucuronosyltransferase (UGT)
Sulfotransferase (SULT)
Glutathione S-transferase (GST)
Flavin-containing monooxygenase(FMO)など
FMOとは広い基質特異性を持ち,多くの含窒素化合物などの酸化反応を触媒します。 CYPと比較して、FMOによって代謝される薬物は薬物間相互作用が少ないことが知 られており、FMOにより代謝されうる化合物は、今後、医薬品候補としてより 高い可能性をもつことが期待されます。
トランスポータデータベース (Transporter)
トランスポータに関連する化合物との基質・阻害・誘導情報を収載しています。

薬物代謝情報登録データ

ADME Databaseの特徴

  • 簡単アクセス
    • ソフトをインストールする必要はありません!
      >>Webブラウザとインターネット接続環境があれば、ご利用いただけます
    • 面倒なメンテナンス・バージョンアップの必要はありません!
      >>当社の方で年4回、データのバージョンアップと機能追加を行っております
    • 利用人数分の複数のユーザID、パスワードを管理する必要はありません!
      >>1つのユーザIDで複数人数でも同時にご利用いただけます(マルチアクセス機能)
  • 多彩な検索機能
    • どんなキーワードを入力したらいいのかわからない
      >>Basic Search検索では、項目(注1)ごとに登録データの一覧を選択できます
    • もっと複雑な条件で検索したい
      >>Advance Serach検索では、より複雑な条件での検索に対応しております
    • 項目にとらわれずに、全体の検索をしたい
      >>Free Word検索では、項目にとらわれない網羅的な検索ができます
    • 手持ちの化学構造と似た化合物を探したい
      >>Structure Search検索では、代謝前、代謝後の構造に対して類似・部分構造検索ができます
      (Structure Searchはオプションとなります)

(注1)検索項目

  • カテゴリー(Inflammatory, Antidepressantなど)
  • サブカテゴリー(Cytokine, HIV-protease inhibitorなど)
  • 薬物、化合物名 作用タイプ(inhibitor, activatorなど)
  • 薬物代謝酵素名またはトランスポータ名
  • 代謝反応(Advanced Searchのみ)
  • 特記事項(Advanced Searchのみ)

ADME Databaseの検索画面

ADME Databaseの検索画面
Basic Search画面 Structure Serach画面 DrugDrug Search画面

ADME Databaseの検索結果

  • どのように情報が表示されるのですか?
    >>まず、結果の一覧が表示されます。一覧から、さらに詳細な情報へリンクします
  • 詳細な情報には、どんな項目が含まれるのですか?
    >>検索結果詳細画面には以下の項目が表示されます
    • 薬物代謝酵素/トランスポータ分子関連情報
    • 薬物名とその構造式
    • 代謝物とその構造式
    • Kinetics情報へのリンクボタン
    • 文献情報
    • PubMedへのリンク
  • キネティック(実験条件)情報では、何を参照できるのですか?
    >>キネティック情報画面では、以下の情報を提供しております
    • in vitroアッセイ系
    • ミカエリス定数(Km)
    • 最大代謝速度(Vmax)
    • 阻害剤解離定数(Ki)
    • 協同性(n)
    • 消失半減期(T_half)
    • 引用文献への直接リンク(PubMed) など
  • 臨床薬物相互作用情報には、何が登録されているのですか?
    >>臨床薬物相互作用情報画面では、以下の情報を提供しております
    • 酵素名
    • 被相互作用薬名(Substrate)
    • 阻害薬名(Inhibitor)
    • 投与計画
    • 血中濃度 阻害薬投与前(t(mg/L)・h)
    • 血中濃度 阻害薬投与後(t(mg/L)・h)
    • 血中濃度上昇率
    • 消失半減期 阻害薬投与前(h)
    • 消失半減期 阻害薬投与後(h)
    • 消失半減期上昇率
    • 最高血中濃度 阻害薬投与前(mg/L)
    • 最高血中濃度 阻害薬投与後(mg/L)
    • 最高血中濃度上昇率

ADME Databaseの検索結果画面

ADME Databaseの検索結果画面
検索結果一覧画面 検索結果詳細画面 キネティック情報画面
臨床薬物検索結果一覧画面 臨床薬物検索結果詳細画面

ADME Databaseの登録件数

データの更新は、年4回実施しております。

ADME Databaseの登録件数
データベース 薬物代謝酵素 トランスポーター
P450 Other Enzymes
基質 35,858 8,625 14,967
阻害剤 29,058 6,120 19,013
活性化剤 546 229 356
誘導化剤 12,636 2,229 2,256

2019年1月

動作環境

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