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戸畑総合病院 様

Pepperと電子カルテを連動させたサービス開始
患者様がより心地よく、楽しく過ごせる空間をめざす

[2018年1月18日掲載]

北九州市戸畑区で地域に根ざした医療を提供してきた牧山中央病院が、戸畑総合病院として新築移転したのは2016年7月のこと。その約1年前、世界初となる感情機能を搭載した人型ロボット「Pepper」が一般発売されることになり、「患者様に喜んでもらいたい」との思いで、同病院に1台目の「Pepper」を導入しました。ただ、この「Pepper」が一般家庭向けの仕様だったことから、その後提供がスタートした法人向けモデル「Pepper for Biz」もレンタルすることに。しかし、ゲームや会話などの標準ソフトは入っていたものの、思い通りに活かすことができていなかったことから、新病院の開院に合わせ、2台の「Pepper」をさらに活用したいと考えていました。「電子カルテと連動できないだろうか」と考え、システムを担当している株式会社メディック様を通じて富士通がシステムの提案を行い、富士通グループのヘルスケア分野で初めて「Pepper」と電子カルテの連動に成功。医療機関における「Pepper」の活躍の場が拡大することが期待されています。

【課題と効果】

導入前の課題
導入後の効果
「Pepper」の明確な使用用途がなく、活用方法を求めていた。

新病院開院にあたり、インパクトのある取り組みが必要だった。

慢性的な待ち時間の軽減を図りたい。
院内フロアの案内のほか、電子カルテと連動させ患者様の当日の診察、検査スケジュールを伝える機能を設けた。

現在、会計横と小児科前に設置しているが、子どもや高齢者も興味を示しており、「Pepper」がいる病院としての認知度が広がっている。

患者様が「Pepper」とコミュニケーションを取っている間は“待っている”と感じさせないため、待ち時間の軽減に役立っている。

新病院開院に合わせて「Pepper」を活用したい

守田 昇平氏

医療法人 医和基会
戸畑総合病院 事務次長
守田 昇平 氏

白井 憲一氏

株式会社メディック
ヘルスケアソリューション部
部長兼北九州オフィス長
白井 憲一 氏

「牧山中央病院時代にPepperを導入したものの、どう活用していいかわからなくて。漠然と院内を案内したり、顔認証させて『おはようございます、○○さん』と挨拶したりできたらいいなとは思っていたのですが……。電子カルテと連動できれば、患者様のさまざまな情報をPepperに送ることができるのでは? と考え、メディックの白井部長に相談したんです」と、事務次長の守田氏は当時を振り返ります。
話を聞いた白井氏は、株式会社富士通九州システムサービスの岩下に相談をもちかけます。
他病院で実証実験をしており、電子カルテとの連動が不可能ではないと考え、「その案件、チャレンジさせてください!とお答えしました」と、岩下。こうして、「Pepper」と電子カルテの連動というプロジェクトが始動しました。
最初に手がけたのは、院内フロアの行き先案内です。「○○科に行きたい」と伝えると、Pepperが身振り手振りで方向を案内してくれるというもので、特に子どもたちに人気のようです。続いて、富士通グループのヘルスケア部門で初めての試みとなる、「Pepper」と電子カルテの連動を実施。
当初は患者様のIDを認識するために診察券に印字したQRコードを使う予定でしたが、Pepperの読み取りの感度が高くなかったことから、診察券に印字したQRコードでは小さくて読み込まないことが発覚。プロジェクトは大きな壁にぶつかってしまったのです。


グループ初 Pepperと電子カルテの連動に成功

岩下 明博

株式会社
富士通九州システムサービス
ヘルスケアソリューション本部
医療開発センター
岩下 明博

どのサイズだったら読み取れるのか。社内に戻っての実証実験が始まりました。「1mm単位で20パターンほど試しました」と岩下。実証によってわかったのは17mm以上でなければ読み取らないということ。診察券への印字は諦め、受付票に大きく印字することで、この問題を解決。次に問題となったのは、電子カルテとの連動でした。
電子カルテのシステムが稼働している環境に「Pepper」を接続するということは、容易なことではありません。なぜなら、「Pepper」を接続することで、従来の電子カルテシステムに支障をきたすことは絶対に許されることではないからです。
「現地の環境を事細かに確認し、整合性をとったうえで、社内で確認したものを見ていただくことにしました。実際、Pepperを繋ぐパソコン側に不具合が出てしまって、何度か修正を行い、新病院開院から3カ月ほど経った頃、ようやくPepperと電子カルテの連動がスタート。「Pepper」にQRコードをかざすと、その日の診察内容などを案内してくれるという機能が加わりました」と、岩下は当時の苦労を振り返ります。

今回のプロジェクトを活かし、今後も意欲的にチャレンジしたい

「新病院開院にあたっての大きなインパクトとなるという意味では、Pepperは大きく注目され、子どもやお年寄りから人気を集めていますが、もうひとつの目的だった、職員の代わりにはまだなりえていません。今回のプロジェクトは、その実現のための一歩。これからも、新しいことに対して積極的にチャレンジしていきたいですね」と、守田氏。同病院には全館に無線LANが導入されており、そのネットワークを活用した取り組みにも興味があるそうです。
Pepperと電子カルテとの連動というのは、富士通グループヘルスケア部門でも初めての試み。本来のPepperがもつコミュニケーションツールとしての要素をさらに楽しいものにするために、システムサイドとしてご提案できることがあれば、今後も継続的に取り組んでいきたいと、白井氏と岩下は考えています。
戸畑総合病院として生まれ変わって約1年半。これからも、より快適に、より楽しく過ごせる病院であるために、積極的なチャレンジをしていくという同病院。その動きに期待が高まります。

左から、戸畑総合病院 守田氏、メディック 白井氏、富士通九州システムサービス 岩下

(左から、戸畑総合病院 守田 氏・メディック 白井 氏・富士通九州システムサービス 岩下)

お客様概要

戸畑総合病院 様

医療法人 医和基会 戸畑総合病院 様

2016年7月、牧山中央病院から戸畑総合病院と名称も新たに新築移転オープン。開業から地域の中核病院として、最新の医療機器を導入し、全館にWi-Fi環境を完備するなど、インフラを整備し、総合診療を行う。地域に最も信頼される医療機関をめざし、日々努力を続けている。

名称 戸畑総合病院

医療法人 医和基会 戸畑総合病院 様

創立 昭和27年3月7日
所在地 〒804-0025 福岡県北九州市戸畑区福柳木1丁目3番33号
理事長 後藤 俊秀
院長 齋藤 和義
標榜科 内科、消化器内科、糖尿病内科、呼吸器内科、循環器内科、膠原病リウマチ科、神経内科、外科、消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科、整形外科、形成外科、小児科、産婦人科、皮膚科、泌尿器科、脳神経外科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科、リハビリテーション科、歯科・歯科口腔外科
URL http://www.iwakikai.com/Open a new window

関連情報

ご紹介した製品

  • Pepperアプリケーション

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お問い合せ先

株式会社 富士通九州システムサービス(FQSS)
ヘルスケアソリューション本部
医療開発センター
電話:092-260-6230


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