言語障害訓練支援ソフト「ことばのくんれん（構文編）」の販売を開始

「ことばのくんれん」シリーズは、学校法人原田学園 鹿児島ハイテク専門学校（校長：原田孝三郎、本校：鹿児島市）とその姉妹校である鹿児島医療技術専門学校（校長：原田孝三郎）及び株式会社富士通鹿児島インフォネットが共同で進める産学連携プロジェクト「TRYプロジェクト」によって開発された製品です。

現在、多くの言語訓練は、病院や教育・福祉施設等の臨床・教育現場で言語聴覚士の指導の下、実施されています。
しかしながら、全国には言語発達において何らかの障害がある方が600万人いるといわれるのに対し言語聴覚士は7700名余りであり、十分な訓練が受けられないという声が出ておりました。
こうした課題解決のため、鹿児島医療技術専門学校の先生が言語訓練におけるノウハウを元に設計し、鹿児島ハイテク専門学校の学生が主体となって開発を行い、製品化したのが「ことばのくんれん」シリーズです。

今回販売開始する「構文編」では、第2弾の「動詞・形容詞100」で好評だったアニメーションを駆使し、「誰が」「何を」「どうしている」等、2語から3語で構成される文について、パソコン上で練習できます。また、言語発達で心配をお持ちのご家庭だけでなく、幼児教育のツールとして、さらに、成人の失語症等に対する訓練ツールとしても利用可能となっています。

この「ことばのくんれん」シリーズは、ことばの発達過程に沿った自然な訓練ができるよう構成されています。簡単な単語の習得から始まり、単語をつなげて表現する2語文の習得、複数の単語を組み合わせた構文の理解へと進む発達過程に合わせ、単語を構成するモノ・コトについては「名詞100」で、2語文を習得する上で重要となる述語については「動詞・形容詞100」で訓練できます。そして今回の「構文編」の完成により、複数語から成る構文についても訓練可能となりました。
これにより、言語訓練におけるプロセスを一通り実践でき、施設で受けた訓練をご家庭で安心して復習していただけます。そのため、施設から離れた場所にいらっしゃる方や、仕事の都合上、お子様を施設に連れて行く時間の取れない方等、頻繁に施設に通えないご家庭でも場所や時間を気にせず、その上子供が楽しく自主的に訓練することが可能です。

言語訓練における今後の予定としては、成人を対象にした失語症者訓練支援ソフトの開発を計画しており、言語発達の促進や回復を望まれる方及びそのご家族のご支援を行ってまいります。TRYプロジェクトではこうしたノウハウの製品化を得意な分野で意欲的に推進してまいります。また、富士通鹿児島インフォネットにおいては、製品化における技術支援や全国の販売網を活用した積極的な販売活動等を行ってまいります。

販売方法

CD-ROMによる提供及びインターネットからのダウンロード提供

「ことばのくんれん」シリーズ 提供価格一覧（税込み価格）

動作環境

商標について

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• その他記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

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