PRESS RELEASE

2016年4月27日
株式会社富士通エフサス

千葉市生涯学習センター様が、「ICT」と「空間デザイン」を融合した新たな市民交流スペースを開設「まるごとイノベーション」をベースに、共創により横断的な交流、アクティブな学習の「場」を実現

近年、科学技術の急速な進展や情報化、国際化などにより、社会生活環境は大きく変化しています。これに伴い、市民が生涯にわたり学び、学習を続けていく「生涯学習」のあり方も、多様化・高度化が進み、自治体には、新たな学習機会をもたらす「場」や「手段」の提供が求められています。

千葉市生涯学習センター様は、市民の「学びたい」という気持ちを様々な角度からサポートする施設として、2001年に開館し、以後15年間にわたり、生涯学習に関する情報、資料・教材、活動の場の提供を行なうとともに、生涯学習相談、各種イベントや講座を実施してきました。また学習の場としてだけでなく、市民交流の場としての機能も重視し、継続的な学習環境の場づくりの支援を行ってきましたが、近年の様々な環境変化により、同センターが今後果たすべき役割や、時代のニーズに合った生涯学習環境の提供について検討の必要性を感じていました。

当社は、こうしたニーズに対応するため、生涯学習の「あるべき姿、ありたい姿」、およびそれに向けた課題について、千葉市生涯学習センター様とワークショップを重ね、整理してまいりました。当社では、「ICT」と「空間デザイン」を融合させ、様々なお客様のワークスタイル変革を支援する「まるごとイノベーション」を提供しており、これをベースに、コクヨ株式会社とともにマルチメディア体験ブースのリニューアルを提案し、ご採用頂きました。

本日開設する新施設は、子どもや中高年、ビジネスパーソンなどの幅広い年齢層の市民が使用し、交流を図れるような「市民交流のハブ施設」として、横断的な交流、アクティブな学習の「場」を実現いたします。

新施設のコンセプト

ICTとファシリティを融合させた空間で、市民に以下の3つの活動を通して学習と発信の輪を拡大していく。

• 発表する： 「個」のリソース（知識、経験など）をわかりやすく発信する
• 交流する： 世代や所属を超えた横断的な交流ができる。展示やイベントを通して市民の相互理解を深める
• 体験する： ICT、各種創作活動、グループ学習や討論会など様々な学習活動や学習形態を体験できる

新施設の概要

各空間における活動の雰囲気が外に伝わりやすいよう、空間を用途に合わせて緩やかに仕切る方式を採用。

• ラウンジ： 発表と交流の中心的な空間として、様々なイベントシーンに対応できる空間
• ポケットパーク： ラウンジと一体利用ができ、子どもを主な対象とし、遊びを通して学びとつながる空間
• ブラウジングカフェ： カフェのような明るい雰囲気の中でICTを利用した学習ができる空間

施設イメージ

「まるごとイノベーション」シリーズ

「まるごとイノベーション」シリーズは、「ICT」と「空間デザイン」を融合させ、ビジョン策定から企画、設計、構築、運用・保守にいたるワンストップサービスで、オフィスやコールセンター、店舗など様々なワークプレイスの課題解決を図るソリューションです。

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商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

関連リンク

• 千葉市生涯学習センター
• 「まるごとイノベーション」シリーズ

以上